2011.2.27
■ カーテン用に使用する「タッセルタイバック(英語名称)」のご紹介。 タッセルの木型が大きくなりますので、デザインとしてヘッド部分にモブキャップの編みを、そして当然長くなったスカートの上に「テトリスデザイン」の編みを入れ、デザイン自体が単調にならないようにしてみました。 紐の部分を除いて、約20cmです。 タッセルコースのカリキュラムに入っていますので、是非チャレンジしてみてください。
■ 日本の住居の天上高の平均は、約2.5m~3.0mくらいなので、カーテンを制作される生徒さんのカーテンの長さの平均は、2.0mくらいで作成される場合が多いように思われます。 写真は、制作したものを自宅のカーテンにさげて見たものです。カーテン全体の長さに対して、ほんと丁度いい、と自画自賛 (笑)。 下げる位置に関しては、インテリアデコレーターの端くれとして、ゴールデンルール<1 : 1.618 >で提唱させていただいております。
■ 私がタッセルを作成する場合、いつも考えることは、使用目的とするデザインに対しての「形状と加える装飾」、「色」、「糸素材」、「ボリュームと長さの全体バランス」です。
インテリア要素の重要なエレメントであるソフトファニシングとタッセルの融合。そして、すぐに使えて素敵なデザインを提供する「タッセルコース」作りを目指しております。
ソフトファニシング、タッセル教室のトリニティ
2011年02月27日 記載
2011.2.26
■ 通勤に使っている多摩川線。場合によって乗り降りする駅が変わってしまう時も度々であるが、某駅にあったベンチ。 「面白い椅子だなぁ」とずっと思っていたが、今日は乗ろうと思っていた電車がタッチの差で発車してしまい、次の電車までこの椅子を眺めることになってしまった。
■ 今まで気がつかなかったが、椅子の後ろにプレートが貼られている。 その名が『ナゴリイス』。 この名前を見た瞬間、「あ~、なるほど、デザイナーの意図を見たり!?」
電車の中の椅子もそうだが、公共の椅子はいろいろな人にその座を提供している。席をたったその人の体温を、サーモグラフィーのような模様で表現したアートな椅子である。作者の意図がそれかどうかはわからないが、謎が解けたような気分と、そのユーモアセンスに、思わず口角が上がった朝の瞬間であった。 2月のなごり雪、ならぬ なごりいすのお話でした。
2011.2.22
■ ブランケットボックス、第二弾! 前回vol. 71でご紹介した作品を作られた生徒さんが、写真を送ってくださいました。 「な、なんともうできたの!?」 という感じです。 今回の使用目的は、いつでも使えるようにと、出しっぱなしになっているミシンを容れられるということでサイズを変更し、ご本人の体重をも支えられる、ビクともしないと箱ができたとのこと。
■ 蓋を開けた時に固定しておく紐(Stay)もつけて、いい感じです!! 因みに、後ろに写っている生地は、教室で作成された「カーテン」ですね。
■ 着々とインテリアが整っていく様子が伺えて、とても嬉しいメールをありがとうございました!!
2011.2.18
2011.2.2
■今年は、北陸や北日本を中心に大雪、そして宮崎の新燃岳の噴火等、自然の猛威を感じさせる年明けとなりました。が、そんな中でのザックジャパンのアジア・カップ優勝は、胸躍る楽しいニュースでした。
■ 寒中お見舞い・・、というとやはり「寒椿」を連想してしまう私の頭の中は、あまりにシンプル!? 昨年末から咲いている玄関先の寒椿を、毎日目にしているせいでしょうか。 随分長い間お休みしていたコラムを再開させていただくことにしましたので、またよろしくお願いします。
2010.2.9
■2月8日の「針供養」のことを、神事の言葉でいうと「献針祭」という呼び名だそうです。教室で折れた針や、曲がった針がたまっていて、そのことがずっと気になっていて、ついに行ってきました。今回はご縁あって、江東区の富岡八幡宮(1627年創建)の境内にある弁天池に浮かぶ粟島神社にお邪魔しました。 お裁縫上達の神様だそうです。
■神事については、まったく無知な私。 反省も込め、皆さんも今後参加される時のために、その作法と心構えをご紹介しましょう。
【前準備】
1.折れた針などお疲れさま状態の針を準備する
2.「御初穂料」という表書きした紅白の熨斗袋(のしぶくろ)を準備。※初穂料とは、各種祝い儀式などの際に神社に納める謝礼のことを言うそうです。目安は・・・・お気持ちでしょうか。
【現地到着】
1.受付で名前と住所を記入。(事前に予約を入れておいたほうがいいかもしれません。)
2.準備したものを受付で渡し、持参した針は用意されたお豆腐にさします。
【本番】
1.祝詞奏上(のりとそうじょう)。神主さん(祭主と呼ぶようです)が祝詞をあげます。
2.「針塚」といって穴を掘った地面に、先ほどのお豆腐を納めるところを全員が見守ります。
3.参列者に玉串を手渡されますので、それを受け取り神殿に進み、根元を祭壇の方に向け捧げます。二礼二拍手一礼のお作法で行います。
4.帰るときにはお神酒をいただき、また「お守り」と「お供物」をいただきました。更に 直会(なおらい)と呼んでいましたが、別室にて甘酒やお茶、お菓子が振る舞われました。
■ 気になっていたことが今回やっと解決! 参列者の方がたはきちんとした和服姿のご年配の方が多く、若い人はほとんどみかけませんでしたが、日本人たるや、このような行事には毎年恒例として参加したいものだと思いました。
2010.1.28
■ 先日用事で出かけた折、帰りには少し歩こうと思いながら駅に向かった。その途中立ち寄ったのが、新橋にある「堀商店」。この店舗は、ドア金具や鍵、鉄の装飾などを手がけるお店である。「金属磨きで研磨剤の入ってない、いい製品はありませんか?」と尋ね、購入したのが下記商品である。
発売元: キクヤピーエム株式会社
■家の中にある、さまざまな金属類。ドアノブ、水道蛇口、オブジェ、ナイフやフォーク等など沢山あります。私が持っている金属類で一番困っていたのが「真鍮類」。テーブルランプやフロアスタンド、アンティーク調のお花の鉢入れ・・等など。これらは時間が経つと表面が酸化(?)し、オマケに埃も手伝い黒ずみと同時にその輝きも失われていました。家に帰り早速試し拭き。「いやー、これは感激!!」Before / Afterをご覧あれ。見事に鯉の置物は輝きを取り戻しました!! 「真鍮磨きには、これがキク!? お後がよろしいようで・・・」
【Before】 【After】
2010.1.24
■ファブリックトリムとは、すなわち「布の飾り」の意味。カリキュラムの中でも紹介している4つのデザインのひとつですが、実例としてカーテンを束ねる布、タイバックのアクセントとしてこんな使い方ができます。また、このデザインに加え、下に下がる少し巾の広い布を組み合わせ、絵画の額の後ろに下げれば、絵を飾るリボンとしても応用可能です。
■Chika-sanの作品
押入れで長いこと眠っていたという某メーカーの二種類のカーテン生地を組み合わせ、新たなカーテンに変身です。
2010.1.14
■イギリスといえば、やはり紅茶。ずっとコーヒー党の私でしたが、イギリス在住時代は、やはり紅茶を飲む機会が多く、スーパーマーケットで購入するティーバッグでも、お水(硬水)のおかげでおいしいなぁ、と感じたものです。普段、現地の人は皆さんマグカップにティーバックをポンといれ、お湯を注ぎ、ストレート、もしくはミルクをダバッといれた飲み方をしていました。(ホント生活の一部という感じです。)
■よく通ったスーパーマーケット「Waitrose」の紅茶を最近、近所のスーパー(@ピーコック)で購入できることを発見!! 飲み方は当然、前述の通り。パッケージのようにミルクとの相性抜群。お試しあれ。
■また、ランチはよくサンドイッチを食べる。いろいろなコースの受講の際には大体ランチがつき、(近くにレストランがないという環境だからですが・・・) そこでサンドイッチとともに出されるのがお決まりのフルーツとミックスナッツ。ナッツはなぜかサンドイッチと相性のいい食べ物なんだぁと、新たな発見でした。 日本で買ったミックスナッツの袋にTESCO(イギリスのスーパーマーケット名)の文字が・・・。また、またイギリスブランドを発見してしまいました。有名ブランドのみならず、もはや生活ブランドまでが日本に入ってきてるんですねぇ。
2010.1.6
■ 新年明けまして、おめでとうございます。
■ 2010年のスタートにあたり、なぜかオレンジ色のものが身の回りに集まってきました・・・。2010年の手帳はオレンジ色(手帳の機能で選んだらここに行き着きました)、最近購入した小さなビジネスバッグもオレンジ色、更に広告代理店さんからいただいた2010年のカレンダーもオレンジ色・・・。
■ フルーツのオレンジのように、みずみずしくフレッシュな創造力と活力で今年も頑張っていきたいと思います。今年も何卒よろしくお願いします。