タッセルクラス設立(2008年)以来、カリキュラムにおける作り方のメソッド(方法)は、英国のクラフトマンシップに則った伝統的な方法でお教えしています。(Ms. Anna Crutchley女史に師事) 。
作品作りを通して基本のテクニックを学んでいただければ、デザインの変更等や応用への(基本形の組み合わせ、お好みの色への変更、素材使い等)対応は容易になると考えており、基本のテクニックを大事にした「タッセル作り」を行っております。
「タッセル」は、頭の部分をスカートの部分と同じ糸で作る「ソフトタッセル:頭の部分が糸でできているもの」と、そして「木型 : 頭の部分に木型を用いたもの」と2種類に大別されます。
これらの作成方法は、まったく異なりますが、比較的簡単に作れる「ソフトタッセル」の活用範囲は大変幅広く、また、「木型」を使ったものは、個々のパーツにも沢山の種類があり、本格的なタッセルとして、タッセル作りの醍醐味を味わっていただけるものと思います。
タッセル作り初心者の方はこちらをご覧ください 「木型タッセルの構造を知ろう」
パスマントリー(※)は王侯貴族の館のインテリアや高僧の典礼衣装等を飾るものとして、ルネサンス時代に大きく発展しました。 もちろん、現代でも欠かせない装飾品として、インテリアの中では重要な位置を占めています。
カリキュラム作品は、インテリアのみならず一般的にも楽しめるタッセルを、と考え常に使う対象物をイメージした作品とデザインを心がけております。
※)「パスマントリー」とは、タッセルを含む、飾り紐、縁を飾るフリンジや、ブレード類などの総称のことを言います。
当校HPのコラムvol. 7 「タッセルとパスマントリー」(2007年5月)に詳しく記述してありますので、是非ご一読ください。
「ベーシックコース」もしくは、「カルトナージュコース」のどちらかからお始めください。 また、認定講師をご希望の方は「ベーシックコース」または「アソシエイトコース」のどちらかからお始め下さい。
開始後、コース途中からの行き来はできませんが、終了後は作品を選択して作成していただけます。
尚、研究科の作品については、選択コースのカリキュラム終了後に作成してください。