2013.4.8
n 最近は革靴を履く機会も少なったせいか、靴磨きをすることもあまりなくなってきた。 考えてみると、私の履く靴もエナメルや布、スニーカー等の合成皮革等、さまざまな素材に変わってきている。 先日久しぶりに靴磨きをしようと靴箱を開けて気がついた「靴ブラシ」。 よく見るとHarris, Made in Englandの刻印が・・・・。 気にせず使ってきたが、そういえば私が最初に上京する折、今は亡き祖父が「靴磨きセット一式」をプレゼントしてくれたものである。 もう、かれこれ30年以上靴箱にはいっていることになる・・・・(苦笑)。
n どうして靴磨きセットのプレゼントだったのかは不明。 そしてその当時になぜ英国製の靴ブラシだったのかも不明・・・。 しかし、いまだ現役で活用できている。 ブラシの反対側に、Pure bristle (豚か馬の剛毛)とも書いてある。 ネットで、会社を調べてみた。 創業1928年、Royal Warrant (英国王室御用達) の称号をもらっている会社として存在。 きっとこの会社だと思われるが、今やペイントブラシに力が入っているようだ。 靴磨きをしながら、しばし亡きおじいちゃんに思いを馳せた瞬間でした。
2013.4.6
n 教室の生徒さんの中には、刺繍を楽しんでいる方が大勢いらっしゃいます。 いろいろ作品を拝見させていただきますが、それはそれは、惚れ惚れするくらいすべてが素敵で・・・。 丹精込めて作られたその技術力が伝わってきます。 私自身は刺繍はやりませんが、しかしながらかなり影響されてます(笑)。
n ご自分の作品を「ティーコージー」にしたいとの思いからご入学いただき、最初は普通の布で作成されましたが、本番用の刺繍作品をご持参されました(写真)。 他の生徒さんからも大絶賛。 刺繍作品は、額に入れ飾るのもひとつですが、さまざまなインテリア用品に仕立ててみることも是非、お勧めしたいですね! 今日は「額縁仕立てのクッション」を完成されましたが、写真を撮らせていただくのを忘れてしまいました・・・・。 代わりといったらなんですが、ご本人作の「プチポアン刺繍の針山」写真もあわせてどうぞ。
2013.4.5
n ロンドンに住む友人と、先日久々の再会。 お土産に、エコバッグをいただいた<写真>。 今ロンドンでは、爺さんから婆さん、兄ちゃんからお姉ちゃんにいたるまで、このバッグを持って歩くのが流行らしい。 図柄はさまざまでお店等のロゴが入ったもの等、一種の「エコバッグ」なのかもしれない。 日本のエコバッグは帆布が多いが、ロンドンのそれは麻の一種のジュートと呼ばれる素材使いがポイントらしい。
n 今日届いた英国に住むウエンディ女史からのニュースレターにも、なんとスパイス会社がこのバッグを作ってくれる人を探している情報が掲載されていた。 「エコバッグ」とは呼ばず、「ヘシアン バッグ: Hessian Bag 」と呼んでいたが・・・・。 (ジュート素材を布にすると、ヘシアンになります。) それにしてもこのバッグ、持っていると手に麻の匂いがついて、ちょっぴり気になるところではありますが、ロンドンの風を感じながら使用しています。
2013.4.4
n カリキュラムで提供させていただいている「ハシバミタッセル」は、ひとつひとつ独立しています。
しかし、研究科の生徒さんは、三連続の、しかも二色使いで作成されました。 これは応用的デザイン。 もちろんこのまま単独で使用することもできますが、少し大きめのスカートの飾りとしても活用していただけます。 基本パーツを習得していただければ、創造的なデザインは、どんどん膨らんで・・・・。
2013.4.3
n 教室で使っているハンガーをご覧になり、「私もエルメスのリボンを持っているので作ってみようかな・・・」ということで完成されたハンガー。 写真をいただきましたので、ご紹介しましょう。 本体に使われた布も余りギレ。 わざわざ生地を準備しなくても身近なもので、こんなオシャレなハンガーができます。
2013.3.31
n 今週末は、ご依頼を受けたカーテン作りに没頭してました。 超特急の納品依頼なので、時間の合間を縫って等と、のんびりしたことは言ってられず・・・。 でも、ほぼ8割くらい完成にこぎつけ、ほっと一息です。 製作中は雑念が入り込む余地はなく、久々に完璧集中。 ま、ちょっぴり疲労感はありますが・・・・。
n 用途を考慮し「少しかわいい感じのものを・・・」というご希望に、いくつかご提案した生地の中から、お選びになった生地は、Jim Thompson社製のもの。 不規則な形のドット模様は大人かわいさがあります。 しかし、普通のカーテンデザインでにしてしまったら、あまり見栄えがしないかなぁ~と思い、生地にあうデザインイメージをご提案<写真>。 さて、さて自分でも完成が楽しみ。 あと一息です。
2013.3.28
n Vol.388のコラムで、トワレ・ド・ジュイ柄の生地についてご紹介しましたが、その生地を使い、作られた生徒さんの作品です。 ルースカバー<意味: 着脱可能な椅子カバーのこと>が完成しました! 椅子の形、カバーのデザイン、そして生地使いと、三拍子揃った、とても完成度の高い作品に仕上がっています。 また椅子の右側には、ひとつだけ小さなリボンもあしらい<写真中>、とても素敵です。 これはもう、2013年第1四半期の最優秀賞ものでしょう。
n 生徒さんご本人曰く、これまでの張り生地は、あまりお気に召さなかったそうで・・・・<写真下>。 確かに、少し時代感覚が古い感じがします。 長いこと捨てずに大事にお使いになられた椅子は、教室で大変身。 「張替え」と違い、着せてしまえば元が隠れてしまうルースカバーの便利さはここにありますね。 洗濯もできてしまいます。
◆その他の椅子カバー作品は、こちらにも→
2013.3.27
n 復活祭とも呼ばれる「イースター」の季節ですね。 これを聞くと、本格的な春の訪れを感じる季節でもあります。 イースターエッグを飾った、チョコレートをいただきました。
n 2月のバレンタインデーに、港区白金台にある「エリカ<Chocolatier Erica>のチョコレート」が話題にのぼり、私もその存在を知らなかったのですが、同様知らなかったという生徒さんが、お店を訪ねられたということで、お土産にいただいてしまいました。 春の雰囲気漂う、薄いピンク色に包装され、若草色のリボン。 春ですねぇ・・・・。 それにしてももう4月。 今年はなんか時の経つのが早すぎる・・・・。 Junko-san, Think you so much for your present.
2013.3.26
n コラムvol. 399でご案内させていただいてます、今、開催中の春の特別講座「スタッズ付バッグチャームタッセル」。 トップバッターを切って作成していただいた生徒さんの作品。 ご自分のバッグに飾った写真をいただきましたので、ご紹介します。 教室にもバッグをお持ちになったので、写真を撮らせていただき、合わせてご紹介させていただきます。
n ご自宅にお友達が遊びに来て、これを見た瞬間、ご挨拶そっちのけで、バッグのところに走り寄って「すてきぃ~!!」 とのこと。 はたまた、本日初めてお会いした体験受講の方からも、「いつになったら作れるかわかりませんが、材料をひとつ取っておいてください。」とのご依頼。 思わぬ嬉しい反響に、今日も幸せな1日となりました。
2013.3.24
n ソフトファニシングの生徒さんが、「これを張り替えたいんですけど・・・・」 と、教室に椅子をご持参。 お近くにお住まいなので、ご主人が車で外出するのに同乗され、椅子とともに現れました。 小振りな、「サイドチェア」と呼ばれるタイプのものですね。 早速作業開始です。
n 椅子の張替えは、「アップホルストリー: upholsterly」と呼ばれ、日本では”椅子屋”さんのお仕事。 ”カーテン屋さん”とは、割と明確に区別されていますが、イギリスでは、カーテン製作のみを行っているところもあれば、カーテン製作に加え椅子の張り替えも行っているところと、どちらのケースも存在します。 アップホルストリーの世界は、釘や金槌を使うので、どちらかと言えば男性的な世界と言えるかもしれません。
n 生徒さんは、ご自分のイメージの生地もちゃんと準備されていて・・・・、さすが!! 完成後には、是非ご紹介したいと思いますので、お楽しみに!!