2012.9.4
◆ ふらっとと立ち寄った着物の古着屋さん。 家の中に飾ってある額のイメージと重なって<写真下>。 つい生地を購入。 これをなんとか、今の額の中のものと差し替えたら面白いのでは・・・と。
◆ お店の方の生地説明によると、「仮絵羽といって、生地の柄合せをしてお客さまに見てもらうように、仮仕立てをしている状態のもので、誰も袖を通してないものないんですよ。」 「か、カリエバ!・・・?????」 着物については門外漢の私。 裾に広がる絵の構図と黒を基調にしているところから、上述の発想となった。 それにしても、値段は激安!! (2,100円) 絵は、山鉾巡行が見てとれるので、きっと京都の祇園祭を描いたものと思われる。 また、祭りの特徴である、旧家や老舗が持つ伝来の屏風や宝物を披露している家も描かれている素敵な図柄!
◆ よく、インテリアのなかで、着物の帯をテーブルランナーにする発想は以前からよく見かけますが、金糸使いの豪華さや派手な色があまりにも「ハレ」的なので、普段使いのシチュエーションには、ちょっと抵抗がある。 このようなものに目がいくとは、やはり私も日本人なんだなあ~とつくづく思う。 さぁ、額に入れられる日が楽しみ!!
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2012.9.1
n 秋になったら発表しようと、時間の合間に少しずつ作成しながら、準備している「新しいタッセルのデザイン」。 今回発表予定のデザインは、すべて小型サイズにこだわっています。 名づけて、「タッセル for カルトナージュ」。 そうです! カルトナージュ作品を作られている方のためのデザインを、10数個(未定)、発表させていただく予定で、鋭意準備作業中です。
n しかし、小さいとそれなりに難しさがあり、まったくの初心者の方に、最初から小さなものを作るというのは、大丈夫かなぁ・・・・と、作業を進める最中にもあれこれ悩みます。 はてさて、作成してもらう順番はどうしようか、 既存のものと組み合わせた方がやりやすいのかしら、ロードマップはどうしようか・・・・等々。 作品作りも、行きつ、戻りつ状態で。 計画より若干遅れ気味ですが、晩秋にはならないと思いますよ(笑)。 発表を楽しみにしててくださいね!!
2012.8.31
n 授業の終わった夕方、以前生徒さんだった方が突然訪れてくれた。 ロンドンの大学をめでたく卒業したこと、秋から大学院で勉強を続けること、お子様があのウィリアム王子、ヘンリー王子の出身校でもある、イートン校に進学することetc. etc. まるで私は自分のことのように、大喜びしました。 久しぶりの再会に話は尽きず・・・・。
n お土産にスマイソン(SMYTHSON)のレターセットをいただいてしまった(ウー、恐縮)。 赤いハイヒールのアイコンは私のイメージとか・・・。 それって、女性の女性たる象徴のような・・・、ほんとかぁ? でも素敵、好みです!! そういえば、私が20年前から使っているスマイソン社のアドレス帳も、赤です。 当時のロイヤルワラントは、エリザベス女王のみだったのが、今では増えている様子。
n 親しい知人や友人と過ごす時間は、時間の長さに関係なく、愛(友情)の溢れる、幸福な時間をもたらしてくれる。 幸せな1日の締めくくりとなりました・・・。
2012.8.30
n 先日訪れた「テマヒマ展」(会期終了)。 <東北の食と住>のサブタイトルがついているように、昔からの暮らしの中の知恵として伝わってきた食材や、仕事や生活の中で必要不可欠な道具類の展示。 何の感激もなかったことに、帰り道、なぜ行ったのか、ふと考えてしまった・・・・。
n もともとこれらの道具類は、販売する目的のものではなく、生活者の必需品として存在していたものである。 しかし、最近、鉄瓶などはカラフルになって海外でも販売されている。 そうそう、私は鉄瓶と、そして、道具入れに使いたい竹製カゴが欲しかったのだ。 ショッピング? しかし、販売品の中にお目当てのものは無く・・・。
n 実は、自宅で今私が使っているお針箱は、カゴ製である。 祖母がそうしていた。 長年使い込まれたカゴは、あめ色になり、とてもいい感じの雰囲気を出しているのに憧れた。 そして鉄瓶も火鉢の上で、ちんちんと快い音を出しながら、湯気を上げていた子供の頃の冬の記憶。 そんな光景を懐かしく思う私の中の記憶が、展示会へと足を運ばせたのだと思う。
n 後日、鉄瓶をお持ちという生徒さんと会話していたら、「毎日使わないとサビが出て、逆に不便なのよ・・・。 お手入れも大変。」 道具はやはり、その生活環境に根ざしてこそ、役割を発揮してくれるもの・・・・か。 決してファッションや憧れだけで、ものを所有するべきものではない・・。 そう思うと「鉄瓶」は、はるか遠くのものに思えてしまった。
2012.8.29
n 通常フリルは片側に付きますが、そのフリルがクッション表面に、そして蝶が羽を広げたような形をした「バタフライフリル」のついた、丸型のクッション。 生憎、このデザインにあう生地が店頭になかったので、私の隠し財産生地として保有しているものをお出ししたら、気に入っていただけて・・・・。
n 色が少し甘い感じなので、フリルをつけたら更に甘くなるかなぁ・・と思いましたが、そんな心配は無用でした。 バタフライフリルの真ん中に配したリボンが、キリっと全体を締めてくれていい感じ!!
ご自宅で宿題をやっていたら、お二人のお嬢さんがとても気に入ったらしく、完成後の所有者は、お嬢さんたちに決定。 もちろん、もうひとつはご自宅で復習を兼ね作成予定。 教室の生徒さんからも「かわいい~。」の大絶賛。 シュガーケーキのようなクッションは、20代のお嬢さんにピッタリのデザインに仕上がっています!
2012.8.26
n 最近、新しい清涼飲料水の発売に拍車がかかっているような気がする。 新し物好きな性格も手伝って、普段はほとんど購入することはないがそれらを試してみた。 始まりは「オランジーナ」。 1936年に誕生以来、フランスの国民的飲み物という宣伝文句。 「ふ~ん、フランス人が飲んでるものってどんな味なのかしらん」、という単なる興味本位。
n CMキャラクター起用のリチャード・ギアが寅さんに扮している(?) そういえば私が過去に勤務していた会社の初代発売のPCに、日本の寅さんこと、故渥美清氏が後にも先にもこれっきりというコマーシャルに登場した宣伝が懐かしく思い出される・・・。 ひょっとしてリチャード・ギアの寅さん扮装の意味は、国民的俳優をもじった、国民的飲み物の意味!??
n 教室でそんな話をしていたら、生徒さんから「せんせ~ぇ、そーいう飲み物は、角砂糖14個分くらいも入っているのよ~」。 大人女性的な内容発言に、ハッと我に返りました。 代謝が落ちる年代に、こんな愛情のこもった優しいお叱りって、とっても感激!! うるッ・・。 年を重ねると誰も叱ってくれる人がいないですもんねぇ・・・(苦笑)。
2012.8.25
n お客様が店頭で購入されたベッドカバー。 イタリアの生地だったのですが、無地だったので、「何かアクセントが欲しい・・・・。」と言われ、急遽アクセントをつけることになりました。 「デザインはお任せします。」 こういうリクエストが一番難しいんですよね。 う~ん、悩ましてくれます。 しかし、悩む時間も意外に楽しかったりするので、それが好きだったりする、複雑な性格です。
n TV番組ビフォーアフター風に言えば、「果たして、(匠の)デザインをご家族の皆さんは気に入ってくれるのでしょうか?」と、言うわけで完成したのが下の写真。 幅の異なるリボン使いで、デザインして見ました。 取りに見えられた時は、少しドキドキでしたが、気に入っていただけてホッとしました!! まだまだ暑い日が続いていますが、少し涼しい季節になってからお使いになるベッドカバーです。
2012.8.20
n 子供の頃、おいしいと思って食べた「バターココナツ」。 袋を見ると、”モンドセレクション”のマーク。 「おいしいから、このメダルのマークが入っているんだぁ~」と、勝手に自分の記憶に刷り込んだ気がします。
n 外出先で、入ったことのないスーパーマーケットに立ち寄り、手にしたお醤油。 (※珍しい食品を探すのは、楽しい!! ) 以前、お伊勢参りに行った友達に、小瓶をお土産にいただいたので、ラベルには見覚えが。 それに加え、モンドセレクションのラベルも。 そのラベルにつられて購入。
ところで今更ながら「モンドセレクション」って、どんな意味があるんだっけ・・? と思い、改めてネットで調べたら、説明と同時に興味深い記事を見つけました。
日経トレンドネット「モンドセレクション」って何だ」。2008年02月04日記事
n 世の中、受賞商品は数々あれど、受賞ビールの「プレミアムモルツ」は残念ながら、手に取ることはありませんし、意外な商品の受賞も含まれていてビックリ・・・。 やはり食品は、嗜好性のあるものですし、権威等に振り回されず、自分の目と舌でしっかり確認するのが一番なのだと、教えられた気がします。
2012.8.17
n 4月にご紹介した「vol. 154 カナディアンスモッキング」。 ご紹介後、ソフトファニシングの新しいカリキュラムとして仲間入りしまた。 このカリキュラムの初の生徒さんの作品です。 この手のクッションは実用的というより、インテリアのアクセントの意味合いが強いので、パイピング付き「ブードアクッション」仕上げを提案させていただきました。 (※もちろん、このサイズのヌードクッション(中身)も販売してますので、どなたでも店頭でご購入いただけます。)
使用された生地は、光沢のあるゴールドカラーのタフタ。 スモッキングの模様が綺麗に浮き出て、とっても素敵です!!
n 写真に撮ろうとした時に、机の上ではどうしてもクッションが寝転んでしまい、ちょっとお手伝いいただきました。 ご本人の手が写ってしまいましたが、そこはご愛嬌ということで・・・(笑)。
2012.8.15
n 生徒さんが、ご自分のバッグ用にと、教室で自由作品として作られたタッセルのご紹介です。 既に「黒と緑」と色のイメージで作られた後、バッグにつけてお持ちくださいました。 ロンシャンのバッグとしては珍しいデザインかなと思う、表面に描かれたベトナム船の帆の濃いピンク、トルコブルーの川の色、そして緑のチャイナ文様。 それらとの色合いがタッセルの緑と呼応して、とても素敵に仕上がっています! 全体の色使いが、夏らしいビビッドな色合いなんですねぇ。
n ご本人のカリキュラム進捗は後半ですが、今回のように、突然作りたいデザインを思いついたり、お友達におねだりされたタッセルを作られたりと、教室では自由な作品作りもお手伝いしています。 こんな時間の使い方をしていただくことによって、以前習ったパーツの作り方の復習にもなっていたりするんですよね~。 タッセル作りの最終目標は、やはり習ったことを元に、自由に作品が作れるところにその醍醐味や、楽しさがあるんだと思っています。