2012.5.12
n ラジオ番組で取り上げられたのは、これで3回目。 最初は、スタジオにお邪魔し、2回目は、教室で。 そして今回も教室で3回目の取材。 TVでも顔なじみの唐橋ユミさんがタッセルの取材で訪れてくれました。 意外や意外、とてもお上手に完成され、器用でらっしゃいました。 5/11日(金)の昨日、朝の6時台に放送された由。 早朝につき・・・、またしても聞く機会を逸してしまいました。
n 私自身、滅多にラジオを聴く機会も無くなってから久しく・・・・。 それに、教室内容が果たして視聴者の方にうまく伝わるんだろうか・・・と、正直これまでの経験からして、疑問に思っている感もありましたが、何本かお問合せのお電話を頂戴し、ビックリ!
それにしても、今回の取材は授業の最中のことで、ご受講の生徒さん達には大変ご迷惑をおかけしました。 またご協力いただいたことに深く感謝申し上げます。
2012.5.11
n カーテンをリニューアルして吊るしたら(写真)、普段何も言わない生徒さんのご主人が「おッ、これはいいねぇ~」と、言われたたそうです。 これには、私も気持ちがホッこり。 よくありますね、美容院に行って変身してきたにもかかわらず、気づいてくれない旦那さんの話。 思わず頭の中で連動して大笑いしてしまいました。
n これまで、この布を中央部分をただ紐で結んで使っていたそうです。 さまざまなカーテンの種類やデザイン、そしてそれらに使用している部材の存在を学ばれたJ-san。 (※教室には、さまざまなカーテン用部材を揃えています。)
「窓の下から半分お庭が見えるように、これまで使っていたものを、(教室にあるロンドンブラインドを見て) こんな感じにしたいんですけど・・・」と、ご相談を受けての結果、日本名称で言う「ムース・スタイル」になりました。 幅のない窓にはピッタリです。
でもなんたって、ご主人が関心を寄せてくれたと同時に、同じ屋根の下に住む家族が気に入ってくれるのが一番!! 思わぬ副産物だったのでは、勝手に思っています(笑)。
2012.5.9
n 前回のコラムvol. 205「KATAGAMI Style」展の、会場「三菱一号館美術館」についても、是非ご紹介したいと思います。 「入り口は、あちらです」と係員に言われ、そのまま進んでいったら、なんと中庭に美術館の入り口がありました。 中庭にはおしゃれなお店も・・・・。 この意外性とそして中庭自体もとても素敵で、思わずシャッターをパチリ。
n 1894年に建築されたこの英国風赤レンガ・ビルの設計は、イギリス人、ジョサイア・コンドル氏。 建築やインテリア・デザインにかかわる人は誰でもこの名前はご存知でしょう。 現在このビルの内装は新しくなったのだそうですが、当時の雰囲気を復元し、美術館内部も19C後半、イギリスで流行したクィーン・アン様式。
かつて三菱銀行として1Fに存在した営業窓口は、「カフェ1894」に変身。 建築年の数字をそのままにカフェの名前に使っているなんて、心憎いですね~。 当日は長蛇の列ができていて・・・。 あまり混雑しなさそうな日を狙い、進化している丸の内散策に行きたいなぁ、と思っています。
2012.5.8
n 電車の中で見た美術館展示広告。 そのポスター写真がちょっと気になり、キーワードを頼りにネットで調べてみた。 「KATAGAMI Style展」。 日本の型紙とファブリックとに、どんな関係があるのだろうか・・・・。 連休の1日、展示会に行ってきました。
n 写真は、オーストリア、バックハウゼン社の店頭にある生地です。(※茶色のものは、展示会で買ったポストカード。) 会場にソファとして展示してありました! このデザインが日本の「型紙」を参考にされたものだとは・・・、しかも1901年のデザイン。 名前は「神託の花」。 ざっと100年以上も前のデザインですが、現代に見事に生きているのには、驚きです。
これのみならず、皆さんよくご存知のウィリアムモリス、リバティ、ティファニー、ルネ・ラリック等々、沢山の芸術家に多大な影響を与えていたのです。 以前<2008年>にコラムでご紹介しましたが、ヨーロッパの生地には日本を髣髴させるモチーフが沢山あります。 少なくとも浮世絵を代表とするジャポニズムの影響を受けている・・・くらいの認識しかありませんでした。 しかし、この展示会を見て初めて、日本モチーフの影響のルーツを知ることができたような気がしました。
n これまで、日本人が好むファブリックには、ある傾向があるのでは・・・、漠然と思っていました。 もちろん理論などは無く、感覚でしかありません。 今回の展示会を見て、これまでのこの曖昧な感覚は、私個人としての確信に変わったほど、影響を与えてくれた貴重な展示会でした。 ちょっと大げさに言えば、 「日本人のファブリックの好みや選択は、どこかで見慣れていたモチーフの記憶とともに、我々の中にあるDNAが無意識のうちに呼び起こされた結果ではないかと・・・・」。
【コラム後記】
400点を集めたという展示品の所有者は、英国V&A美術館、リバティ社、パリ装飾美術館、ドイツ・ドレスデン工芸博物館、アメリカ、オーストリア等など・・・。 逆に考えれば、これだけ多くの地域で、そして多くの芸術家に影響を与えた「日本の型紙」ということになります。 また、それらは工芸品であるアクセサリー、食器、家具、ポスター、インテリアファブリック、敷物、ランプ、そして建築物など、多岐に渡るデザインに影響を与えていたことを確認できます。 これらの試みは、日本では初めてとのこと。 ここまで研究成果をまとめ上げ、展示にこぎつけた人々の努力に、ブラボー!!
※日本経済新聞社レビュー →こちらから。
※「KATAGAMI Style」展、詳細は→こちらから。
2012.5.7
n なぜか私はバス用や洗面所用のものは、基本的に白のものが好き。 皆さんも沢山お持ちなのではないかと想像する「いただきもののタオル」。 同様、いただいた写真のタオルは白で、品質はとてもいいものでしたが、ちょっと会社のロゴ部分が気になり・・・・。
n そこで、店頭で扱っているリボンを縫いつけ、ロゴ隠しとそして、ちょっとオシャレなタオルに変身させました! ただいまトイレで活躍中!!
2012.5.5
n いつも通る細い路地。 ご夫婦が鉢植えのお手入れをしている横を通り、思わず「このお花の名前はなんというんですか?」 「学名は知らないけど、エンジェルイヤリングと言うみたいね~。」 まぁ、なんて素敵な名前なんでしょう!! 調べたら、「女王のイヤリング」という別名も・・・。
n 自宅の一室にこの花のモチーフのカーテンを使っているので、無意識のうちに尋ねていました。 この生地はローラアシュレイのとても古いもので、ずっと新調したいと考えているのですが、なかなかイメージが湧かず・・・そのまんま。 これをきっかけに次の候補は、お花の名前でも学習して、カーテンとその周りの生地類のテーマを考えるのも悪くないかもしれないな、と思いました。
2012.5.4
【その1】
先日開催されたホビーショウで、「マチ針」(写真)を購入。 パッケージを見たとたん、手にとってしまったのは、きっと頭の中にまだこのイメージが残っていたからでしょうか・・・・。 私にとって「まち針」は消耗品。 パッケージもかわいいし、ま、いいかぁ、と・・・。 言い訳するほどの値段(300円)でもありませんねぇ~<笑>。
【その2】
「マチ針」といってもピンからキリ。 キリはなんといっても100円ショップのものでしょう。 商売を邪魔するつもりは毛頭ありませんが、針の先端部分の処理があまりよくないので、指し心地もよくないし、生地にひっかかったりします。 物によってとても便利に使わせてもらっている100円ショップですが、これだけはお持ちにならないように・・・と、生徒さんにお願いしています<苦笑>。
【その3】
2012.5.2
n 皆さんどなたでもお持ちの丸型のスツール用の、当教室人気カリキュラムの「フリルつきスツールカバー」。 期せずして皆さん、作品が同じようなタイミングで完成したので、まとめてのご紹介です。
n 写真上ふたつの生地は、偶然にも英国Jane Churchillの生地です。 もちろん、生徒さん同士、相談されてはいません(笑)。 この作品には辛口のチェック柄がよく合います。 2個作成(写真中)された、J-san。 教室で1つ作成され、残りは家で、フリルを取付ける時に間違って裏表にされたそうですが、見事に完成。 スツールの色と生地の色が、ピッタリマッチです!!
それにしても、さまざまなスツールの形がありますね~。
※どの作品も、座った時にカバーが椅子から滑り落ちない工夫をしています。また、中のウレタンもサイズごとに発注が可能です。
2012.5.1
※2016年は、トリニティオリジナルランプベースの発表を記念し、特別講座ランプシェードを実施中→ 詳細はこちらから。
照明のひとつであランプの存在は、お部屋のインテリアに大きな影響を及ぼすルームアクセサリーのひとつです。どんなものを選ぶかによって、インテリアの雰囲気はぐんと変わるので、インテリアスタイルに合ったものをえらびたいものです。
◆ シェード(傘)の形もさまざまなものがあります。よく見かけるものは、店舗などで使われている「ドラム形」や、「ストレート・エンパイア」と呼ばれる、いわゆる「台形」をしたものが多いと思います。
◆ また、写真のキャンドルシェードや、ラウンドドボウエンパイアと呼ばれる、いわゆる骨の部分の中ほどが少し内側に湾曲しているものは、上記のものとその作り方は、まったく異なります。(写真参考) ※vol.214でシェードのさまざまな形をご紹介してます。
中間に骨がないものは、高さや上下のリングの大きさを測り、それをもとに製図し、型を起こす必要があります。
◆ 写真のシェードは、壁用ライト等に使われる小さなもので、シェードの中では特にエレガントな形です。最近古いものをリニューアルし、縁取りはバタフライ、リボンフリルを装飾。 作り替えたこの機会に、作り方の工程も簡単にご紹介しましょう。
2012.4.30
n 提供カリキュラムの、「基本ソフトタッセル」の糸は、レーヨンを使っています。この素材は、ツヤツヤしていて、仕上がりがとても綺麗!! 好きな糸のひとつにあげられます。
n タッセルコース開設の準備をしていた2007年当時、この糸探しに苦労しました。 糸の太さや撚りの感じ、色数の豊富さ等さまざまな条件の下、選択したものですが、生憎「業務用」しか存在していませんでした。 現在でも小売の中から探そうとしても、なかなか見つけられないようです。 今回、小さな巻きを、どなたでも店頭にてお買い求めいただけるようにしました。
n 「色」に対する感覚は、季節や流行によっても変わり、自然に手に取られる色も変わるもの。 そう考えて、シーズン毎に、色数を増やしていきます。 現在の色揃えは、春夏用として、11色です。 組み合わせることによって、もちろんそのカラーニュアンスの数は、増えていきます。 それら色の組み合わせサンプル:「トリニティ・セレクションカラー」をご用意し、選びやすくしております。 もろろん、色のご相談にも応じさせていただきます。 皆様のご来店をお待ちしております!
※ 「トリニティセレクション秋冬カラー2012」については、こちらから。
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