• vol.1442 タッセルのラフは手作りしたい

    2022.11.4

    ◆ 今や作品や商品は、ネットで簡単に探す!?   SNS等は興味のありそうなものをシステムが勝手にお勧めしてくれる時代!! 意図せずに流れてくる場合もたくさんあります。 いいんだか悪いんだか・・・。

     

     

    ◆ 先日意図せずにSNSで流れてきた一枚の「タッセル写真」。 これはタッセルのネックを飾る「ラフ」部分を残し、他は消してあります。 このタッセルの「ラフ」は、すでに工場で作られた部品として販売されている「ラフ」。 ミシンで縫ってあるので一目瞭然でわかってしまいますね・・・ 激安タッセルとして販売されているものならいざ知らず、作り方を教えている教室で、販売されている「ラフ」を使うのは、教える立場としてとても残念だな、と思いました・・・。(余計なお世話!?)

     

     

    ◆ 販売されているものは、どうしても限定色になってしまうのではないかと考えます。 でも自分で作れば表現したい色の「ラフ」が作れて、メリットの方が大きいと思うのですが、私だけが思うことなのかしら・・・・?

     

     

    ※手作りしたラフはこちらから→★

     

     

     

     

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  • vol.1437 「美カーテンデザイン実践講座」ご案内

    2022.9.29

    ◆ 来月10月から新しい講座「美カーテンデザイン実践講座」が始まります。講座の対象者及び、講座の特徴は以下の通りです。 ご不明な点はお気軽にお問い合わせください→-★

    【本講座の対象】資格保有の有無不問。

    ❖ お客様に直接「窓装飾」の提案をされているインテリア業界の方

    ❖ カーテン提案を強化するとともに、インテリア提案までビジネスを拡大したい方

    ❖カーテンの基礎知識(要尺計算、窓採寸)があり、よりインテリアの知識を強化したい方

    【本講座の特長】

    ❖日本のカーテン導入事例を徹底解剖、美しいカーテンのあり方を学ぶ

    ❖美カーテンデザインのための「7つのメソッド©」で、インテリアデザインエッセンスも学ぶ

    ❖布を見て、触って個性を知れば、選ぶべき布の方向性が理解できる

    ❖カーテンパーツ比率の決め方、海外カーテンはなぜ素敵なのか、その裏側を知る、等々

     詳しくはチラシ↓<無料>をダウンロードしてください

    美カーテンデザイン実践_チラシV4.0_Trinity」

     

     

     

    ◆本日から~2022年12月10日(土)までにお申込みの場合、新講座オープン特別価格として65%OFFでご提供!!

     事前に「概略説明セミナー」(3,000円→無料)を実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください→ ★

     

     

     

     

     

     

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  • vol.1436 ゴンブリッチ『美術の物語』

    2022.9.24

    ◆ 図書館に予約してあった本<コラムのタイトル>の順番が回ったきた。 どこで興味を持つ情報を得たのか!?、忘れるくらい待たされたような気がするが・・・。   5cmもの分厚い本。寝るときに読むにはとても疲れる重さである<笑>。 出版社の巻頭説明文によると、70年前に初版が出て、その後16回もの改定が繰り返された世界で最も有名で広く読まれた美術史とある。 ウィーン生まれの著者、エルンスト・H・ゴンブリッチ氏は2001年に死去、今後の改定はない。

     

     

    ◆ 著者からの巻頭メッセージでは、対象読者を10代からでも読めるように平易な言葉で表現するようにした、としている言葉は、読む前にホッとさせてくれる<苦笑>。 少し読み進めたが、改めて美術品(絵画、彫刻、織物等)と並び、建築の歴史も文明に大きく関与していることを思い出させてくれる・・・。 古代から多種多様な職人たちが競い合い、進化させてきた芸術分野に思いをはせるとき、その壮大さに頭がさがる。 

    一家に一冊『家庭の医学書』ならぬ『美術の物語 The Story of Art』。

    それにしても9,350円、値段が高い~<笑>!!

     

     

     

     

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  • vol.1434 ベッドメイキングの順番

    2022.9.7

    日本人にはなかなか理解できない、洋書等でよく見る「ベッドの上にある沢山のクッション」・・・。 どうしてあんなに沢山のせなければいけないの!?    寝る時には、結局どかさないと寝られないのに・・・!?    ほんとに不思議な光景ですよね。 今回はそのテーマです。   ※関連記事vol.1424「ベッドランナー」はこちらから。

     

     

     

    ◆ 基本的に日本と異なり、インテリアは見せるためのものであるという考えを持つ欧米の人達にとっては、当然ベッドルームもプライベートスペースではありますが、ご覧に入れる場合もあり、当然美しく整えることとなります。 日本は、今でこそベッド派が多くなりましたが、日本の布団と枕は、起きたら押し入れに入れてしまうわけですから、関係ないんですもんね<苦笑>。 こんな違いからやはり疑問は起こるのだと思います。

     

     

     

    美しく見せるためのお作法といえば、わかりやすいでしょうか。 それらのお作法を、写真下を使ってその順番をご説明しましょう。

    1. まずはベッドボード奥の壁側から。 四角いピロー(クッション)を3~4個置く

    2.次に「オックスフォードスタイルのピロー」と「ハウスワイフスタイルのピロー」を各々ペアでを置く  ※2種類ピロー(枕カバーの作り方)は、教室で教えていますよ!!  カリキュラムをご覧くださいね→★

    3. 一番手前の前面には、ピローと調和した色のクッションを置く

    4. 最後に、足元には「シーズナルスロー」を置く   

    ざっとこんな感じですが、いかがですか?   ご自宅の場合は、こんなにたくさん置かなくても、枕にクッション1~2個を足しただけでもオシャレになりますよ。 いずれにしても、就寝時にダイブしたくなるようなきちんとしつらえてあるベッドは気持ちがいいですからね!!     ご参考までに。

     

     

    <図及び情報ソース> ©『HOMES & GARDENS』より

     

     

    <下写真> 私がコーディネートをお手伝いさせていただいた、港区O邸の寝室です。

     

     

     

     

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  • vol.1431 色は偉大だ

    2022.8.11

    仕事がら(インテリア、タッセル等)、「色」に関してはとてもシビアになる場面が多々あります。 特にこれまで沢山作ってきたタッセルに関しては、小さな世界にどんな色を使うか・・、どのような表現をしたいかによっても使う色には気を使います。 なぜなら、色そのものが持つ雰囲気は、見る方に即座にその印象が伝わってしまうからなんですね。 タッセルはそもそも海外発祥の産物なので、参考にして色はフランスを中心としたものが多くなってしまいます。

     

     

     

    ◆ 先月だったか、お客様からいただいた色の本。 『日本の色辞典』著者吉岡幸雄氏。 家の中を断捨離中とかで生徒さんからいただきました。 結果私のところへめぐってきました<ラッキー!> 日本の色に対する関心度合いは低かったのですが、この本には海外の色名も一緒に記載されていて、とても参考になります!!     それにしても、色自体がものを語る(人間に与える影響が大きい)のですから、ないがしろにはできない偉大な世界だと常々感じています。 Ms. M-san、ありがとうございました!

    こちらのコラムもご参考に→★ 「vol.1198 色には意味がある」

     

     

     

     

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  • vol.1429 お気軽コース de ランプシェード 和紙

    2022.8.1

    ◆ 先週のとある曜日、「お気軽コース」でランプシェードを作りたいとお申込みをいただいたお客様をサポートさせていただきました。 このお気軽コースは、ソフトファニシングコースのみの適用となりますが、入学しなくても作りたい作品が作れる便利なコースです。 ご連絡時には「皮」を貼りたいとのことでしたが、急遽変更で竹素材でできた紙素材をはられました。 今回はすべて材料類の持込みでしたので、見たこともないデザインのシェードとなりました。   紙を貼っても、耐熱シートを使っているので、燃えませんよ!!

     

     

    ◆ ランプシェードの「ドラムタイプ」の設計は簡単ですが、直径が小さくかつ縦長(70cm)だったので、細長の円筒をキープしながらの制作は、少し手こずった感じ。 お二人で得意なところを分担しながら、かつ共同作業で完成にこぎつけました。 最後に明かりをいれ確認。 若干張地の色が薄くなりますが、この点も今後の検討課題かな~とおっしゃっながら、ご満足いただけてよかったです!!   まったくの素人さんでしたが、2時間で「作り方」をマスターされました!!  Mr.J-san and Ms. A-san、お疲れさまでした!!

     

     

     

     

     

     

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  • vol.1426 ベッドカバーと、その作り方

    2022.7.22

    ◆ 今回のご依頼品には、「ベッドカバー」も。 一枚の大きな「布」になるので、完成品をどうお見せするか、とても迷う写真表現なんですね~。  このスタイルは、「フルレングスのベッドカバー」と言って、ベッド全体を覆い、床すれすれまでの長さのことを言います【写真上】。 急ぎ書いたので、汚い手書きですみません<苦笑>。

     

     

    ◆ カバー足元部分の角は、丸くすると綺麗なラインがでますね【写真下】。 何もせず四角く縫っても構いませんが、この方がとても素敵に見えますね。

    タイトルに「・・・作り方」と書きましたが、このコーナーの作り方は簡単!     ベッドの端から下がる長さ(仮に40cmとすると)、角に40cmの正方形ができますね。 コーナー角と対角線に位置する角の点から、40cmの円を描けば綺麗なラインができますので、それをなぞるだけ。 もちろん縫い代分は忘れないで足してくださいね!!

     

     

    ◆ ほとんどがこのタイプですが、もうひとつのデザインは、ベッドから垂れる長さを短めにして、ベッドバランスと組み合わせるデザインがあります。 ベッドの高さが高い(マットが2段)の場合や、柔らかい印象を表現したい場合等、断然こちらの「カバー + バランス」の組み合わせがお勧めですね。

     

     

     

     

     

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  • vol.1425 空手チョップ、クッションチョップ

    2022.7.17

    ◆ お客様からのご依頼品のひとつ、パイピング付きクッションの完成。 グリーンがお気に入りのお客さまということで、今回はインテリアコーディネーターの方のご指示デザインで、クッションの縁に緑色の生地でパイピングを入れました。 ぐっと引き締まって素敵です!   こちらで手配させていただいた中身のヌードクッションを 中に入れて思わず「空手チョップ~」をしてしまいました<苦笑>。

     

     

    さて、このクッションに入れるチョッピング。 洋書等で見かけたことはありませんか?    この意味もさまざまありますが、 まずは、これをやることによって中身は「たっぷりと羽毛が入ったヌードクッション」が使用されてますよ、という意味になります。 なぜなら、他の合成繊維等でできたヌードクッション(すぐへたるし・・)では、これができないからなんですね。

     

    また、チョップすることで生地にへこみができ、シルクやベルベットなど光沢のある生地を使っているクッションは、光沢による変化を与え、より豪華に見せる効果もあります。 プリントでもその形に動きを与えることができるので、より見た目の快適性を追求することができるのです。 基本的に海外のインテリアは、お客さまに見せるということが暗黙の前提がありますからね~。

     

    ◆ 基本的にチョップしようが、しまいがクッションはクッション。 皆さんの好みの問題なので、背中を支えてくれる機能に変わりはありませんね。

     

    ◆ 下のクッションは、大分以前に教室の生徒さんからのご依頼で作成したもの。 写真撮影時には「チョップしてね」と頼んで撮ってもらいました<笑>。 私はチョップ派!?

     

     

     

     

     

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  • vol.1424 ベッド・ランナー

    2022.7.6

    ◆ 先月ご依頼いただいた品々を制作中。 「テーブルランナー」もそのひとつ。 今「ベッドカバー」に取り掛かっています。 さて、これを作っていたら思わず、ふと「ベッド」+「ランナー」という言葉が頭をよぎりました<笑>。 言葉の合体反応が起きたみたい・・・<苦笑>。 今回は「ベッドランナー」(ベッドスカーフとも言う)についてです。

     

     

    ◆ 旅行などでホテルに滞在すると、よくベッドの足元に置かれている長方形の布。 自宅ではジャマ臭いので、使っている人もあまりいらっしゃらないかと思いますが・・・<笑>。 この呼び名『ベッドランナー』と言います。 この役目は諸説ありますが、私が信じているのは、海外の人は家の中でも靴を履いているので、そのまま横になると当然フトンカバーが汚れるから、その汚れ防止のため。 

    ホテルで使われている理由も、似たようなもので、羽毛フトンカバーは、大体が白い。 その上でスーツケースを広げたいのに、<バゲージラック>が無い時などは、やはりベッドの上に広げたくなるのは誰しもが考えること。 要するに、汚れ防止とアクセント効果をもたらすものなんです。

     

    次回はこの写真を見て、どうしてこんなにクッションを置かなきゃならないの~!?  と、きっと疑問に思われた方のために、沢山のクッションについてご紹介しますね。

     

    Picture source by Colleen McNally Interiors

     

     

     

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  • vol.1422 カーテンのリメイク ご依頼品

    2022.6.10

    ◆ お客様のお家から取り外されたカーテン類の持ち込み。 ヘディングもついたままです。当該お客様は、別の新居に引っ越しをされ、前の住まい期間が短かったこともあり、カーテン類はとても綺麗な状態です。

     

     

    ◆ さて、これらをリメイクです。 パイピングクッション、ヌードクッション(中材)発注、テーブルランナーにタッセル付けて、そしてベッドカバーに変身させます。  確かに、家が変わるとすべてサイズも変わるので、リメイクして使わないと勿体ないですよね。 もともとお客様が選ばれた生地なので、愛着もひとしおかと・・・、別の目的のものとして使うのも一考。 ちなみに柄の生地は、イギリスのハーレクイン社のもの。 リメイク作業、頑張ります!! <笑>

     

     

     

     

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