2012.4.15
■ 初の連載形式でご紹介してきた「タッセルの構造」も今回が最後。 最終回は「ラフ: Ruff」です。ラフは装飾品の一部として、タッセルのウェスト部分であるモールドとスカートの間に飾るものです。 また、コードとモールドの間にも使われます。 ウェスト部分に使われる場合は、スカートとモールドの、特にその接合部分を隠すため、と理解していいと思います。 ラフ作り方は、最初慣れないとちよっと難しいと感じるかもしれません。
■ 写真(下)は、一度タッセルに取り付けたものをわざと取り外したものですが、皆さんが作られたラフもきちんと段状になり揃っていますか? ウェストにただ無造作に巻きつけただけのラフは、決して美しく見えません・・・ね。
参照本: 『TASSEL MAKING』 P39., Author by Anna Crutchley, Publisher: Southwater
2012年4月15日
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2022.11.4
◆ 今や作品や商品は、ネットで簡単に探す!? SNS等は興味のありそうなものをシステムが勝手にお勧めしてくれる時代!! 意図せずに流れてくる場合もたくさんあります。 いいんだか悪いんだか・・・。
◆ 先日意図せずにSNSで流れてきた一枚の「タッセル写真」。 これはタッセルのネックを飾る「ラフ」部分を残し、他は消してあります。 このタッセルの「ラフ」は、すでに工場で作られた部品として販売されている「ラフ」。 ミシンで縫ってあるので一目瞭然でわかってしまいますね・・・。 激安タッセルとして販売されているものならいざ知らず、作り方を教えている教室で、販売されている「ラフ」を使うのは、教える立場としてとても残念だな、と思いました・・・。(余計なお世話!?)
◆ 販売されているものは、どうしても限定色になってしまうのではないかと考えます。 でも自分で作れば表現したい色の「ラフ」が作れて、メリットの方が大きいと思うのですが、私だけが思うことなのかしら・・・・?
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室のトリニティ