2022.7.17
◆ お客様からのご依頼品のひとつ、パイピング付きクッションの完成。 グリーンがお気に入りのお客さまということで、今回はインテリアコーディネーターの方のご指示デザインで、クッションの縁に緑色の生地でパイピングを入れました。 ぐっと引き締まって素敵です! こちらで手配させていただいた中身のヌードクッションを 中に入れて思わず「空手チョップ~」をしてしまいました<苦笑>。
◆ さて、このクッションに入れるチョッピング。 洋書等で見かけたことはありませんか? この意味もさまざまありますが、 まずは、これをやることによって中身は「たっぷりと羽毛が入ったヌードクッション」が使用されてますよ、という意味になります。 なぜなら、他の合成繊維等でできたヌードクッション(すぐへたるし・・)では、これができないからなんですね。
また、チョップすることで生地にへこみができ、シルクやベルベットなど光沢のある生地を使っているクッションは、光沢による変化を与え、より豪華に見せる効果もあります。 プリントでもその形に動きを与えることができるので、より見た目の快適性を追求することができるのです。 基本的に海外のインテリアは、お客さまに見せるということが暗黙の前提がありますからね~。
◆ 基本的にチョップしようが、しまいがクッションはクッション。 皆さんの好みの問題なので、背中を支えてくれる機能に変わりはありませんね。
◆ 下のクッションは、大分以前に教室の生徒さんからのご依頼で作成したもの。 写真撮影時には「チョップしてね」と頼んで撮ってもらいました<笑>。 私はチョップ派!?
2022.6.10
◆ お客様のお家から取り外されたカーテン類の持ち込み。 ヘディングもついたままです。当該お客様は、別の新居に引っ越しをされ、前の住まい期間が短かったこともあり、カーテン類はとても綺麗な状態です。
◆ さて、これらをリメイクです。 パイピングクッション、ヌードクッション(中材)発注、テーブルランナーにタッセル付けて、そしてベッドカバーに変身させます。 確かに、家が変わるとすべてサイズも変わるので、リメイクして使わないと勿体ないですよね。 もともとお客様が選ばれた生地なので、愛着もひとしおかと・・・、別の目的のものとして使うのも一考。 ちなみに柄の生地は、イギリスのハーレクイン社のもの。 リメイク作業、頑張ります!! <笑>
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2022.4.15
◆ 某企業様からご注文をいただいて作ったタッセルをご紹介します。 どの企業様にも、また個人のお客様のご注文の際には、ご予算というものがおありです。 低予算だからと言って、単なる糸の塊の房だけでいいというものでもありませんし、作り手のプライドというものもありますしね・・・。
◆ 制作の前段階は、構想を練るいわゆるデザイン作業。 それらの構想と予算をいかにマッチングさせるか、とても頭を悩ませるポイントです。 手元の情報は「生地と色」、そして飾る対象物。 いくつかサンプルデザインを作りご提案の結果、下記デザインが採用されました。 さて、皆さんがこのタッセル1本に価格をつけるとすれば、いくらになるのでしょうか? 逆に私の方が聞きたいくらいかな・・<苦笑>。
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2022.4.6
◆ 前回のタイトルが「リリアンタッセル」でしたが、今回は「シルクタッセル」!? たまたまです。 素材としては天と地!? <糸に失礼!>。 3月にはご依頼をいただいていたのですが、時間がなくてやっと取り掛かることが出来ました~。
◆ 制作の条件は、pdfファイルで送ってきたカラーに合わせること。 PC画面で見るのと、印刷して見るのとでは微妙に色が異なるって事、誰でも知ってますよね・・・。 さて、これをどう判断して色を出すかとても悩むところです。
何冊かの糸サンプル帳とにらめっこするにも、メーカーによってはイメージする色が微妙に異なっているし、そもそも目的の色が無い場合もあるので、とても悩ましいところがあります。 裏方にはいろんな苦労があるんですよ~<苦笑>。 取寄せた糸を使い試作の途中ですが、印刷した色と見比べて見ました。
「輸入家具用タッセル」とのことでのご依頼ですが、まずは色確認のためのサンプル版。 近い将来輸入家具を拝見する機会があることを楽しみに、制作に励むとしますかぁ~!!
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2022.3.30
◆ ご依頼品タッセル制作に追われた怒涛の3月が終わろうとしています・・・。 少し余ったリリアン糸で、頭にひらめいた色の組み合わせでタッセルを作ってみました。 何か閃くと、どうしても実現してみたくなる私の性格。 実はこれが意外に息抜きになるんですね~<苦笑>。 今回は「色」からデザインを考えるパターン、そしてそれに合う形を模索していきます。 デザインは、頭の中だけで考えていただけではだめな場合も多々あり、頭の中にあるパーツも沢山作ってから、やおら組み合わせながらデザインを完成させていきます。
◆ 案の定、作ったパーツの組み合わせはあまりに一般的!? 私の心に刺さりませんでした<苦笑>。 最後に極端に小さな(10mm)の木型を追加し、なんとかデザインをまとめ上げました~<写真下>。 有りそうで無さそうなデザインでしょ!
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2022.3.1
◆ 昨年11月から特別講座としてご案内している「手帳用タッセル for 2022」→★を作られた生徒さんの作品です。 なんとお手製の栞に付けるということで、タッセルを作られた後、栞とセットしたものを見せてもらいました!!
お手製の栞は、昔ロンドンのジョンルイスで買ったリボンだそうで、フェザーが印刷されています。 それをご自宅でパウチ。なんて素敵なアイデアでしょう~。 写真の緑色の栞は私がいただいてしまいました<苦笑>。 さて、こちらにはどんなタッセルをつけようかな・・・考えると楽しいです。
◆ご案内の「手帳用タッセル特別講座」は、年初のお年玉講座でとても<格安!!>でしたので、3月一杯で終了させていただきます。 滑り込みでやりたい方は、事前のご連絡をいただければと思いますので、よろしくお願いします。
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2022.2.11
◆ 購入してかれこれ20年以上は経過している自宅のランプシェード。 当然、シェード(傘部分)は、電球の熱乾燥によるヒビ割れや、埃などの汚れで、確か白だったはずのものは、薄茶色に<写真左奥>・・<笑>。 昨年やっと意を決し取り換えることにした。 シェードの高さも調整したかったので、骨部分を作り替え。 しかし、昨年夏以降全く作業がすすんでない・・・・<泣>。
◆ 2~3日前から着手。 もとはアメリカ製だったので、日本で同じ素材は手に入らない。 そこで、これまでやったことがない「お手製プリーツデザイン」にチャレンジ!! 既製品プリーツは使わず、すべて手作業でプリーツを作ることにした!! なんでも一度やってみないとわからないからね~。 やっと第二コーナー手前までやったきたぞ・・・・・。
◆ やっているうちに生地目がヒダの取り方をガイドしてくれることを発見!! 生地ハギもしばし悩んだが・・。 そうか~、ミシンなんか使わずともこの方法でいけるよね~。 新しいことを発見する度に、面白くなってきたぞ。 要は「やる気」と「根気」、そして「沢山の待ち針」を準備すること<笑>。 意外に早く完成できるかも、なぁ~んてね<苦笑>。 その時にまたご紹介させていただきますね。
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2022.1.26
◆ ランプシェード張替ご依頼のものですが、人生初めての「オーバルシェープ」!! 壊れたシェードも一緒にご持参いただいたので、内心「よかった~」<苦笑>。 なんと16年もこの仕事をやっていてなんと始めての形。 でも、壊れたシェードをたよりになんとか、形を作ることができました<ホッ>。 このランプシェードの利点は、人間の体に例えれば、ほとんどのシェードか円形や寸胴なのに対し、楕円形なので体の厚みが薄いことになり、置いた時にスペースを取らないというメリットがあるんですよ。 痩せているほうが省スペースってことね<笑>。
◆ ネットを見たら海外サイトでは、オーバル製図の説明が沢山・・・。 これを機会にバッチリ勉強しなくっちゃ~。 一応展開図を写真でご紹介しますが、まるで「ヘアケープ」の形をしています。 ところでヘアケープって今でも使っている人はいるのかしらん!? その存在を知らない人・・・・、該当するあなたは「若い」!!
シルク生地と金縁(再利用)を使った完成品。 後日写真を追加しました。
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2022.1.15
◆ コラムでご紹介したフランスのデクラ―ク社の紙袋。 捨てるのがもったいないので、箱を作ってそれに貼ります・・・とご紹介したのが、昨年2021年10月。 ずっと気になっていたのですが、この年初は比較的穏やかな時間と心の余裕(!?)もあったので、時間の合間をぬって制作開始。 やっと完成しました~。 大きな糸を入れるつもりの大きさ(34 x 26)で作りました。 普段箱作りはしませんが、やはり必要とあらば自己流でなんとか・・・、完成した時は、まるで日曜大工で必要なものを作った~って感じ!<笑>
◆ 箱の中にも紙を貼りました。 以前の教室の壁に貼ったイギリスZOFFANY社の壁紙の余りです。 制作途中、丁度このブランドを取り扱っている某商社の営業の方が新年のご挨拶にお見えになられ、「懐かしい~」と一言。 まさしく私も思い入れのある壁紙です。 フランスの思い出と、イギリスの思い入れのある壁紙の合体作品となりました~。
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2022.1.1
恒例の干支タッセル<寅>とともに、ご挨拶申し上げます。
◆12支の最初から数えて、<寅>は3番目。 種の中で新しい命が芽生える子、そして種の中で成長する丑、寅年の今年は、春が来て根や茎が生じて成長する時期、草木が伸び始める状態だとされています。 上に冠した寅は「子寅」です。 まさにこれから成長して、大人の寅になっていくフィギュアを使いました。 干支タッセルシリーズ9作目。 新しい年が大きく成長できるような一年にしたいと思っています。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
茶系を中心に金色のアクセントを入れ、ラフ部分に<虎のしっぽ>を表現して見ました。 タッセルの後ろの背景は、韓国に行った時、路上販売で購入した「虎の墨絵」を配してます。
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