
2013.6.18
【パリ日記 No. 7】
n カフェでお茶をすれば、必ず何かしらスィーツがついている!! 普段あまり甘いものは食べない私だが、エスプレッソを飲めば、心理的に甘いものに手が出るのも必然と言ったところでしょうか。 普段に比べ、毎日甘いものを食べていたような気がします。 今回皆さんに教室で召し上がっていただいた「チョコレート」と「砂糖菓子」のお店をご紹介しましょう。 情報は、同行のパリの達人<K・HOUSE>八木さん。
★チョコレート「jacqes genin fondeur en chocolat」 <写真上>
まだ日本未進出、いや世界にも進出していないパリだけのショコラトリー「Jacques genin」。 召し上がった方の感想は、鼻からチョコレートの風が抜けていく、フレッシュ、後味さっぱり等々、のご感想。 店内はまるでチョコレート・ブティックという表現がピッタリのモダンな雰囲気。 それに合わせすべて箱は、オシャレなシルパーのアルミ缶入り。 ここはチョコだけでなく、キャンディやフルーツピューレを使ったゼリーなども扱っている。 キャンディもなかなかのものです! 行かれる方は、時間に余裕を持って! ひとつずつ箱詰めから始まりますから・・・・。
133 rue
★ フランスの伝統菓子「A LA MÈRE DE FAMILLE」 <写真下>
なんとここは、住んでいたアパルトマンから30mも離れていない場所に・・・・!! いわゆる”コンフィズリー”と呼ばれるキャンディやヌガーなどの砂糖菓子中心のお店で、果物の砂糖漬けや、ギモーヴ(フルーツピュレを使ったマシュマロ)等、カラフルな色使いで、まるでお菓子の国に行ったような雰囲気のお店。 きっと子供たちにとっては、キラキラ目を輝かせるお店だと思います。
39, rue du Cherche Midi 75006 Paris, 電話: (33) 01 42 22 29 99, www.lameredefamille.com
テーマ:JUGEM
2013.6.16
【パリ日記 No. 5】
n 昨年秋のコラムでもご紹介しました、タイトル「素敵なアンティークタッセル」。 同行の友人に、それを購入したお店に連れていってもらいました。 置いてある品は、ほとんどアンティークのものばかり。 オーナーさんのお話によれば、家業でパスマントリーのお仕事をしていたということで、パスマントリーのことは、とってもよくご存知でビックリ。 さまざまな質問に的確に答えていただき、ほんとに勉強になりました。
n アンティークな古いパスマントリー類を沢山みることができるのは、やはりイギリスよりフランスのほうが、勝っているような気がします。 定かなデータは持っていませんが、歴史的に見る貴族の数の違い、それにともない量的なものも異なるのかもしれません。 さらに建築等もダントツに「装飾的」であることを感じます。
n 今回は、私もほんの少しですが、「アンティーク・パスマントリー」を購入してきました。 教室で是非ご覧くださいね。 <※写真掲載無> これらの伝統的なデザインは、現代のタッセルデザインにも脈々と受け継がれていることを確信することができ、まさにパスマントリーの「温故知新の旅」となりました。
※パスマントリーとは: コラムvol. 7 参照
2013.6.12
n 4月の宝島社の取材内容が、雑誌「SPRING」7月号<6月23日発行>に、記事掲載されました。(P141) カツヤマケイコ女史のイラストでの紹介ですが、どんな風になるのか、とても楽しみにしていました。
n 「へーッ、イラストにすると私ってこんなイメージなんだぁ~」。 記事内容もさることながら、イラストに見入ってしまいました。 漫画チックだから、サクッと読めてわかりやすい! イラストの上手な人って羨ましいです (職業だから、上手なのは当たり前かぁ。)
そう言えばお見えになった時、完成したタッセルをピンクのペンケースに付けて帰られたのが、とても印象に残っています・・・・。
2013.6.11
【バリ日記No.2 】
◆ 前回ご紹介したアバルトマンのお部屋の調度品としてしつらえてあった、フィリップ・スタルクのデザインした製品をピックアップしてみました<写真>。 ダイニングの椅子、TVチューナー置きに使っている小さな椅子、テーブルランプ等、ポリカーボネイトでできたものです。
◆ 彼はフランス人デザイナー。 名前を知らなくても、日本のアサヒビールのビルの象徴的な建築を手掛けた人と言えば、きっとこの名前を忘れることはないでしょう。 アバルトマンのオーナーさんも同じフランス人として、彼に敬意を表して家具を入れたかどうかは不明ですが、古い建物、古い家具類に、エアリーな雰囲気のデザインと良くミックスされていて、とても感心しました。 私の好きなティストのひとつです。
2013.6.10
n 【パリ日記No.1】
アパルトマンの部屋はチョー素敵で、これからの三週間、とても気持ちよく過ごせそう・・・。調度品類の椅子、テーブルスタンド、照明の傘、テーブルランプ等、ポリカーボネイトでできたフィリップスタルクのもので、これら現代的調度品とクラシックな作りの部屋とがマッチし、重苦しさを感じさせないモダンな部屋の雰囲気に仕上がっている。 最近のヨーロッパは、こんなインテリア作りが多いと感じる。
n リピングには、ヒアシンスのお花、冷蔵庫には、ウェルカムスイーツ(サダハル・アオキのマカロン)、それにギャラリーラファイエットで購入したという高級なバター。 また、プリンターまで使えるようになっていて、いたれりつくせりの環境。 (最後まで、私のPCはつながらなかったけど・・・・。)
n それにしても到着早々、雨が降り続いていて、東京の3月頃の寒さ・・・。 洋服計画は全く狂ってしまい、なんでパリにまで来てユニクロに行ってヒートテックを買わなきゃなんないの~<泣>。 現地の人に言わせると、このお天気はフランスでも3月頃のもの。 現地では、これをジブレと呼ぶらしい・・・。 街歩く人は東京で言えば冬のお洋服。 お天気かと思うと、急にヒョウが降ってきたりと、信じられない一週間が続いた。
2013.5.17
n 君の名は、「ただ、ひたすらに美しきもの」。 そう呼んでしまいたくなるようなブローチ<写真>です。 ご縁あって、私の手元に来てくれました。
n みれば見るほど素敵です。 使われている素材は、特別なものではなさそうです。 ビーズ、スパングル、銀糸などでしょうか・・・。 宝石のようなひかり輝く豪華さはありませんが、見るほどに、このブローチに魅せられてしまいます。 きっと、この精緻な作品を作り上げるその過程や、作り手の方<作者不明>のことを思うからでしょうか。 こんな素敵なものが作れる人ってどんな人なんでしょう。 それにしても、やはり手仕事の世界は素晴らしい・・・。
2013.5.15
n 「随分前になりますけど、特別講習でお世話になったXXです。」 店頭にお越しの際、こう告げられたが、あまりに昔で、とっさに思い出すことができず・・・・、ごめんなさい。 当日は、ご入学の手続きを取られて帰られた。
n 初日にお見えになった時、ご持参された資料ファイル用のバインダー。 当然、記憶にある懐かしいバインダーだ。 この生地模様は、2007年に実施したもの。 あれから、6年。 「教室で習い始めたら、使おうと思ってとってあったんです~。」 この一言を聞いて、私は嬉しいやら、感激するやらで・・(うるうる)。 本当に感謝、感謝です!!
特別講習は、一度きりの出会い。 でも、またその方と、そして作品とともにお会いすることができるなんて、想像もしてなかった出来事に、嬉しいW再会の日となりました。
2013.5.14
n 急に決めた海外行きのために、準備におおわらわ(気分だけ?)・・・。 皆さまにも授業日程の調整をして頂くなど、ご不便をおかけしてます。 昨日のお休み日は、国際免許の手続きに。 私が運転免許を取得する時に試験を受けたビルですが、久々に行ったら、なんと隣に新庁舎ができているではありませんか~。
n 対応してくれた窓口のお姉さまが、帰り際に「秋に新しいビルが完成なんですよ。 今度いらっしゃるときは、新しいビルの方ですね!」と、嬉しそうな顔で言ってくれたのが、とても印象的。 また来られるは、いつの日になることか・・・? それにしても、どういうわけか運転免許の写真は年齢を如実に表し、見るたびに溜息もんデス。 事実は隠せませんねぇ・・・・<苦笑>。
2013.5.8
n 桜を観に青森県の弘前城に。 訪れた当日にやっと満開宣言が出されたほど、寒さのせいで今年の開花は遅れていた。 こちらにとっては、ラッキーとしかいいようがないが・・・。 さすが東北、桜が満開といっても、当日の寒さも結構なものでした(笑)。
n 東京の桜しか脳裏にない私にとって、なぜあんなに遠方からでも、観光客が訪れる理由がわかったような気がする。 お気に入りは、「古木に咲く桜の花」の組み合わせ。 これは、とりわけ風情があり、それはそれは素敵で、惚れ惚れしてしまいます。 しかし、美しく咲くその桜の木の裏側には、「桜守」とでもいいましょうか、「樹木医」が、樹齢何百年というそれらの桜の木をきちんと管理し、翌年に綺麗な花が咲くように命をつなげているからなんですね~。
n 二ケ所の桜 <北上展勝地、角館>を見て、明日は弘前、という丁度その夜、NHKのTV「プロフェッショナル・仕事の流儀」で、弘前城の桜の樹木医・小林氏の、桜の木に懸けるその思いが放送されました。 満開といい、また前夜に桜を鑑賞する目をも変えてくれたことといい、なんて、ラッキーな桜見物だったことでしょう。
2013.5.8
n 友達から「歌舞伎」のチケットを入手したとの電話。 当日、先約があったのをずらしてもらい、銀座歌舞伎座の「杮葺落(こけらおとし)五月大歌舞伎」に出かけました。 やはり新装とあって、歌舞伎座は大賑わい。 歌舞伎を見るのは、何年ぶりでしょうか・・・。 演目は、こちらの第二部、【伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)】と【夕霧 伊左衛門 廓文章(くるわぶんしょう)】。
n 「歌舞伎」ド素人の私にとって「イヤホンガイド(700円)」が欠かせません。 舞台の進行状況や、知っ得知識など、その都度教えてくれる。 ちなみに玉三郎演じる、扇谷夕霧は額に紫のハチマキ。 それだけで、病気中を意味しているのだとか。 へえ~、そうなんだぁ (笑)。 それにしても、主役級の役者には華があります。 その存在は際立ち、所作、立ち振る舞いは絵になります!! 帰りにお土産として「ごぼうせん(べい)」を購入。 ビールのおつまみにピッタリ!! <苦笑>