2012.10.24
n 英国在住の友人が、アンティークグッズをトリニティの店頭に・・・、ということで、教室に因んだ品を4点選んでくれました。今回はこちらを紹介したいと思います。 彼女は、ロンドンメトロポリタン大学を卒業し、チェルシーカレッジで、美術館学芸員の勉強をしている最中。 インテリアはもちろん、アートにも造詣が深く、目利きの彼女がセレクトしたアンティークグッズ。 価格も驚くほどリーズナブル。下の詳細な写真をご覧いただき、お気に召した方は是非ご連絡ください。 お待ちしております!!
n 「NO.1 真鍮アイロンプレート」 アイロンの形の飾りプレート。 真鍮は、私の好きな素材のひとつですが、観葉植物のグリーン等との相性もとても素敵です。 小さな鉢植えの台にしても。
n 「NO. 2 カーテン用タイバックフック」 カーテンを束ねておくフックです。 日本ではあまりお目にかかれない、雰囲気のある金具です。 横でも縦でも、どちらにセットしてもOK! またどんなカーテン生地にも似合うでしょう。
n 「NO.3 コードタッセル」 ブラインド(シェード)の紐飾り、本体布の重し飾りとして・・・。 1個でも販売可能です。
n 「NO.4 シルバープレートの長靴の針山」 ごめんなさい。SOLD OUT!!
※ 上記の商品に関しては、すべて完売しましたので、悪しからずご了承の程、お願い申し上げます。
2012.10.20
n ご希望が多く寄せられていたファータッセルの講座。 どんな原料と出会えるかも不明で、皆さんには、曖昧なお返事になっていましたが、先日ようやくゲットしましたので、今年も「ファータッセル」をやることに決定!!
n 写真は、まだ原皮の状態です。 「良質で、かつ綺麗な色のもの・・・・」、ということで選んだのが、この<こげ茶色>と<シックなベージュ色>。 このベージュは見た瞬間、品があり、なかなか出会えない色だと直感。 それにしても、たった2枚しか入手できず・・・、自然のものを選ぶのは、難しさがありますね。
さて、色と相談しながらデザインはこれからですが、やはり目指すは、「大人の女性のためのファータッセル」。 今回は、教室主催の「特別講座」ですが、生徒さん以外の方でコラムをお読みいただいている方も受講できるような形で発表する予定です。(実施は年内。※数に限りがありますので、事前リーチもお受けします。) 楽しみにしててくださいね!!
2012.10.18
n 東京駅構内で、天井を見上げた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 先日私も通りかかった時に見上げた一人です。 見上げた天井の淡い黄色や淡いグリーン、そして日本的な形ではありますが、花飾り、鷲、干支等をかたどった白いレリーフは、イギリスの「Kenwood House」のグレートルーム(図書館)<写真>を思い出しました。
この建物は、18世紀のイギリスの建築家ロバート・アダムの代表的な建築物。特に写真のグレートルーム(図書館)と呼ばれるこの部屋のインテリアは、彼の傑出作品とされているものです。 このKenwood Houseの庭園で撮影された、ジュリアロバーツ主演映画、「ノッテングヒルの恋人」でも有名な場所。 私は近所に住んでいましたし、学校の課外授業や野外コンサートなどで、何回も訪れた素敵なところで、お勧めの場所です。
■ 駅でパンフレット<写真>をもらってきましたが、それによるとオリジナル建築として仕上げた建築家、辰野金吾氏は、やはりロンドン留学(4年間)をしていたんですね~。 Kenwood Houseを見たかどうかはわかりませんが、イギリスの当時のインテリアの色使いや、レリーフ使いなど、似た雰囲気をもっています。 ま、それより何より、この復元は、「駅」という普段通り過ぎる場所で、明治の日本人の進取の気鋭を身近に感じ取るとることができる、そこが一番なのではないでしょうか。
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2012.10.16
n 生徒さん作品の写真をいただきました! 上の写真は、完成後。 いわゆる張り替えて新品になったものです。 下の写真は、張り替え前のもの。 写真を見ただけで、お気持ち分かりますね~。 ずっーと長い間、綺麗なものに張り替えたいと、思っていたそうです。 それにしても、ランプのベースのなんて素敵なこと!! ガラスの中のさまざまな貝殻から、まるでSummer sea breeze(潮風)が聞こえてきそうな感じです・・・・・。
n ご本人曰く、もともとのシェードの色は、ブルーだったとのこと。 すっかり色が抜けてしまい、それこそ「シェーッ!!」 ですね(笑) 色はともかく、ベースの貝殻を生かすには、やはりオリジナルと同じにプリーツ生地をご提案しました。 縁は、市販の細いブレードです。 とかく「花柄」等を選びがちですが、ランプベースとシェードとの全体バランスがとれて初めて、「素敵さ」が完成するとものだと思っています。 プリーツ生地は、店頭にて取り扱っております。 ご希望の方はどうぞ。
2012.10.14
n セリーヌ・ディオンは、サラ・ブライトマンと並ぶ、私の好きな歌姫の一人。 1990年代中盤だったと思いますが、初の日本単独公演にも行きました。 確かその2~3年前には、彼女の10代の頃から育て上げたマネージャーと27歳年の離れた結婚をし、その後の活動はしばらくお休み宣言をしていたはず・・・・。
n そんな彼女を、久しぶりにある駅のポスターで見かけた。 「あらっ、セリーヌ・ディオン。 活動を再開したのかしら???」。 近寄って見たら、電気屋さんの宣伝。 その電気屋店名の「エディオン」にひっかけたもの。 写真では文字が小さくて見えないが、♪私はセリーヌ・ディオン、エディオン~♪ ど、ど、どぼしたのかしらん? 何もここまでしなくてもぉっっっっ・・・・絶句デス。 その意味は、皆さんの想像におまかせすることにしましょう。
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2012.10.12
n 新作タッセル、と言ったらきっと怒られそうな・・・。 今週10月9日(火曜)2012年からスタートした、新しいコース「タッセル for カルトナージュ」のカリキュラムのひとつ、「バインダー用タッセル」です。 メニューブックや、大切な人へのカード等にも飾っていただけると思います。 う~ん、カード飾りとは我ながら良いアイデア!! (笑) 素材はレーヨン。 既存コースでは、紐は短く細いのですが、こちらは紐はもちろん長く、そして見た目綺麗な三つ撚りコードになっています。
n その昔、ハギレで作った私のバインダーに飾ってみました。 生地の色に合わせましたので、クリスマスカラーになってしまいましたが、もちろん、皆さんは色を選んで作成していただけます。
私の作業の遅れで、HPの改訂が遅れています・・・。 新しいカリキュラム作品はこちらで確認していただければ、と思っていますが・・・。 まだ、まだ続きますよ。
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2012.10.10
n お昼時間に食パン(パン・ド・ミ) を買おうとちょっと立ち寄った、駅前の「ダロワイヨ」。 あれッ、種類が増えている! それにしても、この値段の違いは何・・・・? ふ~ん、なるほど材料の違いなのね。 それにしても信じられない。 食パン一斤が、一斤がですよ、400円台、600円台、900円台・・・と3種類もある。 最近、新しい食パンを見ると反応してしまい、一応チェックのために、真ん中の価格の600円台のものを買いました。 お水を一切使わず、ミルクのみ。 普通、パンに使われているバターやマーガリン等ではなく、なんと発酵バターを使い、もちろん、小麦粉も違うみたいです。 パンの表現に、フランスパンのような「リーン(Lean)なパン」と、ホテルパンと呼ばれる「リッチ(Rich)なパン」がありますが、作り手の思想は「リッチなパン」の極致を目指しているのかもかもしれません・・・。 それにしても食パンの領域がエスカレートしているように思えます。
n あれやこれや、そんな思いをめぐらしながら、早速新鮮なうちにと思い、教室で一枚パクリとティスティング。 色は白じゃなく、ほのかに黄色い。 確かに甘くおいしいけど、何もここまでの金額を出さずとも、おいしいパンドミは他所でも購入可能。 いつもお気に入り(368円)でOKです。 900円台のパンを常食する方は、きっと5万円の化粧クリームを使う人なのかもしれないなぁ~(笑)と、ふと思ってしまう庶民的な私でした。
2012.10.8
n 電車の中で広告を見た瞬間、これは行って見たい!! と直感。 ところで、名前に聞き覚えはあるけど、どこにある国だっけ・・? 調べるついでに会期や時間もチェック。 エッ、TVでも放映されるんだぁ~、その前に行かないとまた混雑に巻き込まれる羽目になるなぁ、という過去の経験から即座に行動。
n もくろみは当り。 まだ閑散としていて、気に入った絵の場所にいつまでいても、誰ともぶつからず、本当に堪能できました。 イギリス滞在中も美術館を始め、個人所有の美術品を沢山見てきましたが、これはまた、別の方が所有する美術品、見ごたえがあります。 公爵の宮殿に飾ってあるように、なるべくそれを再現して展示すると、いうコンセプト。 特にバロック時代(1685~1725年: 年代は英国におけるアート&デザインの場合)の造形原理のシンメトリー(左右対称性)は、今でもインテリアのコンセプトとして受け継がれていますが、家具やタピストリー等を中心に、彫刻や絵画が配置。 この時代にMarquetry、いわゆる木材での象嵌細工が出てきますが、輝石を使った象嵌細工の家具の展示も。 また、絵だけみるのではなく、特に大きな絵はその額縁にさえ、その時代の造形美を見ることができます。
n 生涯この国を訪れる機会は多分ないだろう・・・、そう思うと、100数十点の展示では何か物足りない、もっといろいろ見てみたい、そんな気にさせられたコレクションでした。
2012.10.7
n 前回のコラムをご紹介した途端、「そういえば、マルベリー飾りのついたスカートはまだ出してなかったんだぁ~」。 きっと言葉だけじゃ伝わらないし、イメージも湧かないだろうなぁ、ということに気がついてしまいました。 新コースの開始直前で、マニュアル作りやらなんやらと、しなければならないことが山ほどあるのに、そっちのけで、作品作りに没頭してしまいました。 「あ~、気がつかなきゃ良かった、お願いだから、時間よ、止まって!!」。 そんな心境・・・・。
n 新作は、デザインバランスを考えるのに、色違いで同じパーツをいくつも作るはめになり、こっちの組み合わせがいい、いや、こっちの方が・・・等と、またアクセントを入れるかいれないかで、悩みながら作るので、時間がかかります。 時々、妥協したくなる気持ちにムチ打ちながら・・・。 色は手持ちのものを活用しましたが、新しい木型も出番となり、すっきりとした、とても綺麗な色合いで完成!! いずれカリキュラムに入ることでしょう。 ご希望があれば・・・・・・。
2012.10.4
10月9日(火曜)から開始予定の「カルトナージュのためのタッセルコース」の作品紹介、第8弾です。
n マルベリー(Mulberry)とは、英語で「桑の実」。 熟すと、濃い赤に変わりますね。 昔は良く見かけたような記憶がありますが・・・・。 スカートとして下げた丸い形が似ているので、この名称です。 実は、普段私の人生の中に入ってこないのが、「赤」という色。 今回挑戦してみましたが、完成度の高い色合いに仕上がったのではないかと思っています。
n さて、「マルベリー」は、これもオーナメントの一種、仏語で、mûre。 今回はこれだけを使ったデザインしましたが、もちろんスカートの上を飾るものとして使えます。