2011.8.4
n 先日TVで英国王室の宝石にまつわる内容の番組を放送していました。 王室のジュエリーは、そのステータスを表し代々受け継がれていく。 しかし時代によっては、そのデザインが古く感じるものもあり、ダイアナ妃は、ブローチをチョーカーにデザインを替えたりして、活用されていたとのこと。 また、コスチュームジュエリーもよく取り入れていたということには、驚きでした。
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この番組を見ていて、タッセルデザインがひらめきました。 イメージが湧いてくると、早く作品を作って見てみたくなる。 と、いうことで作ったのが、下の写真。 名づけて、「Little Princess Crown: 小皇女の冠」。 イメージどおり!! ミンクの毛皮と、そしてダイヤモンドの代わりにクリスタル。 手のひらにちょこんと乗る、ほんとに小さな、高さ4cmのサイズです。n タッセルのデザインは、終わりがない・・・・。
2011.7.22
■ 「先生、縁がクシュクシュしているパイピングにしたいんですけど・・・・」。 生徒さんのご希望で、縁がクシュクシュのパイピングです。英語では、「Gathered Piping: ギャザード・パイピング」、米語では、「Gathered Welting: ギャザード・ウェルティンク゛」と呼びます。 デザインに合わせ、パイピングの太さに少しボリュームを出しています。
■ Vol. 99でもご紹介しましたが、今回のものは別タイプの「椅子用ザブトン」です。 椅子用にオーダーする時のウレタンタイプには、2種類あって、vol.99のようなマチの部分があるものと、今回のように厚みはあるけど、マチのないタイプ。 こちらは教室では、通称「どら焼きタイプ」と呼んでおります。 そういえば、自由が丘に「黒船」というどら焼きやさんがあって、黒糖を使った皮がもちもちしていて、とってもおいしいどら焼きやさんを思い出してしまいました(笑)。
2011.7.17
■ 「夏バージョンのタッセル制作」のご依頼作品を少しだけご紹介。 ご紹介できるのは、いずれも1インチの小さなバスケットを、デザインの一部として取り入れたものです。 今回は新しいデザインを5点お納めした内の、その中の2点のみご紹介しましょう。
■ ひとつは、房の部分に珊瑚を、もうひとつはFOXの毛皮を使ったものです。 夏バージョンなのにどうして毛皮・・・・!? と思ってしまいますが、タイミングよくFOXの一番良質な首の部分の毛を入手することができ、ご相談したらデザイン変更が可能というお返事をいただいた結果です。
■ 珊瑚も毛皮もどちらも自然素材。 ゆえに少々入手の困難さが伴い、なかなか同じものは数多くは作れない状況となり、特に珊瑚は、一点ものとなってしまいまた。 しかし、だからこそ誰もが持ってないオリジナルな良さが生かせるデザインにもつながることになるのでしょう。
2011.7.13
■ 昨年の夏に購入した手ぬぐい。大胆に配置された「スイカ」柄の手ぬぐいを見た瞬間、この形のバッグを作ろう、と頭の中で既にイメージが出来上がっていましたが、完成を待たず次の夏がやって来てしまいました・・・(苦笑)。
■ 手ぬぐいの幅は35cmと決まっているので、少しでも多くの物が入るように高さを出そうとしたら、結び目の位置が少しずれてしまいました・・。 生地が薄いので裏地もつけて、普段は端を結びます。 もっと荷物が多いときや、重くなった時は特製で作った「持ち手」を使い、端の部分を”Dカン”はさめば、肩からもかけられます。 この「持ち手」は、あるお店で販売していましたが、ストライプだったり、またそれらの色があまり好みじゃなかったので、自分で作ってしまいました。
■ なんか小学校の時の夏休みの宿題を終えた感じで、気分爽快!!
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2011.6.26
■ ご自分の作業机と椅子の高さバランスが合わないということで、作成されたNaoko-sanの「椅子用の座布団 」<写真下>です。 高さを指定いただき、座面部分に柔らかいウレタン素材と、少し硬質なウレタン素材との組み合わせを考え、中に入れる素材を発注しました。 高さが出た分を逆に活用し、椅子に縛る紐は少し幅のある「リボンタイプ」に変更したデザインを提案。 ピンクとグレイのストライプの生地にぴったりのデザインになり、素敵に仕上がっています。
■ 「使ってみてどうですか?」と、先日お尋ねしたら、「とっても、重宝してますよ~。」と言っていただき、”ホッ、またお役に立ててよかった・・・・小さな幸せ~”。
カリキュラムは、あくまで指針。私は、皆さんの持ち込まれた生地の雰囲気や使用目的にあったものに、どんどん変更してしまいます。 それがまた、私にとって、とても楽しい作業となっています。 感謝!!
2011.6.11
■ 現在ドイツにお住まいで、元生徒さんだった方から、写真が届きました。部材を見つけるのに少々苦労されたとのことだったが、見事にランプシェードの完成、おめでとう! 昨年夏の出発ぎりぎりまで通っていただき、「引越しは大丈夫???」とこちらが心配するほど・・・。 タッセルコースは残念ながら途中になってしまいましたが、タッセルまで下がっています!! シェードの縁飾りと合っていて、かわいい。 やはり、引越しをすると何かとインテリアが気になりますが、習ったことを生かして生活を楽しんでいらっしゃるご様子。今日もまた嬉しい一日となりました。 感謝。
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2011.6.6
◆ バスケットをアレンジしたタッセルは、トリニティのオリジナルデザインです。 デザインのコピーはご遠慮願います。
タッセル制作の注文は、 デザインから考えるので、私の感性を理解していただく必要がある。 もちろん何を期待されていて、それに本当に応えることができるのかどうか・・? 更に言えば、期待以上のものを作りたい・・・そんな不安と期待が入り混じる。 でも、依頼する側のほうがもっと心配かぁ~(笑)。
今回のご依頼内容は、知る人ぞ知る、あの「ナンタケットバスケット」に飾るパーティ用のタッセルを・・・ということであった。 ラフスケッチでイメージをご提案。 納期の指定があったので、若干胃の痛い思いもしたが、作っている最中はとっても楽しく、そのデザインと制作を楽しむことができた。
◆ お納めしたのが<下の写真と、他に数点>。 とても評判がよかったということで、先日追加のオーダーもいただき、そして更に、「夏バージョンのタッセル」のご依頼を受けた。 現在、数点を制作中だが、いずれも自分でホレボレするくらい素敵で・・・・(笑)。 自画自賛でスミマセン。
■ 「夏バージョン」もまたいつか、ご紹介できる日がくることでしょう。 いずれにしても新しいことにチャレンジする・・・、このワクワク感と緊張感がたまりません。
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2011.5.28
■ 「先生、こんなの作りましたぁ~。」 教室にお持ちになったタッセルです。「色が地味ですけど、どうされたんですか? 」 「実は、連休中に法事があって、バックにつけるために作ったんです。 何人かの人から素敵ね~。 私にも作ってぇ、と言われちゃいました。」 なるほど、なるほど、そういう訳でモノクロなタッセルだったんですね。
■ アドバンストコースで提供している、「和モダンカラーのタッセル」の法事版タッセルに変身です。 きっとその場は女性同士、さぞや盛り上がったのではないかと想像されます。よかった、よかった。 そして、また一歩、生徒さんはタッセル作りを自分のものにし、前進してくれた。めでたし、めでたし。
2011.5.26
■ 教室で制作された「ローマンブラインド(シェード:米語)」を、生徒さんがご自宅に取り付けられた写真を送っていただきました。 窓だけではなく、こんな「目隠し」としても活用することが可能ですね。 Before & Afterの写真<下>でご覧ください。
■ シェード用の金具も、制作されたサイズに合わせ、ぴったりサイズで発注していただけま~す。 普通のねじ回しが使えれば、どなたでも簡単に取り付けができるんですよ。
それにしても最近は、カーテン類の呼び名がめっきり日本の呼び方に変わってきてしまっています。 ま、日本にいるんだから、「郷に入れば、郷に従え」ということで・・・・(笑)。
2011.5.20
■ 「薔薇の夕べ」を主催してくれた生徒さんが、教室で制作された「こども部屋用カーテン」です。先日お邪魔したときに写真を撮らせていただきました。 カーテンに加え、その上部を飾るバランス(Valances)も彼女の制作。 カーテンとバランスは、あえて異なる生地を使って、こども部屋らしいとても楽しい演出になっています。カーテン生地は、イギリスHARLEQUIN社の「Flag Day」と、バランスには、「Polka Dot」。 ランプシェードも同じ生地で制作されています。
■ 教室で、完成したときに撮らせていただいた写真。 バランスは、スモックヘディングです。 全体バランスを考え、刺繍部分は15cmの長さ、バランスの幅は、なんと3m。刺繍、お疲れさまでした!! クッションもバランスとおそろい生地で。ギンガムチェックのフリル、そしてパイピングも入っています。 かわいい~ッ!