
2012.8.30
n 先日訪れた「テマヒマ展」(会期終了)。 <東北の食と住>のサブタイトルがついているように、昔からの暮らしの中の知恵として伝わってきた食材や、仕事や生活の中で必要不可欠な道具類の展示。 何の感激もなかったことに、帰り道、なぜ行ったのか、ふと考えてしまった・・・・。
n もともとこれらの道具類は、販売する目的のものではなく、生活者の必需品として存在していたものである。 しかし、最近、鉄瓶などはカラフルになって海外でも販売されている。 そうそう、私は鉄瓶と、そして、道具入れに使いたい竹製カゴが欲しかったのだ。 ショッピング? しかし、販売品の中にお目当てのものは無く・・・。
n 実は、自宅で今私が使っているお針箱は、カゴ製である。 祖母がそうしていた。 長年使い込まれたカゴは、あめ色になり、とてもいい感じの雰囲気を出しているのに憧れた。 そして鉄瓶も火鉢の上で、ちんちんと快い音を出しながら、湯気を上げていた子供の頃の冬の記憶。 そんな光景を懐かしく思う私の中の記憶が、展示会へと足を運ばせたのだと思う。
n 後日、鉄瓶をお持ちという生徒さんと会話していたら、「毎日使わないとサビが出て、逆に不便なのよ・・・。 お手入れも大変。」 道具はやはり、その生活環境に根ざしてこそ、役割を発揮してくれるもの・・・・か。 決してファッションや憧れだけで、ものを所有するべきものではない・・。 そう思うと「鉄瓶」は、はるか遠くのものに思えてしまった。
2012.8.26
n 最近、新しい清涼飲料水の発売に拍車がかかっているような気がする。 新し物好きな性格も手伝って、普段はほとんど購入することはないがそれらを試してみた。 始まりは「オランジーナ」。 1936年に誕生以来、フランスの国民的飲み物という宣伝文句。 「ふ~ん、フランス人が飲んでるものってどんな味なのかしらん」、という単なる興味本位。
n CMキャラクター起用のリチャード・ギアが寅さんに扮している(?) そういえば私が過去に勤務していた会社の初代発売のPCに、日本の寅さんこと、故渥美清氏が後にも先にもこれっきりというコマーシャルに登場した宣伝が懐かしく思い出される・・・。 ひょっとしてリチャード・ギアの寅さん扮装の意味は、国民的俳優をもじった、国民的飲み物の意味!??
n 教室でそんな話をしていたら、生徒さんから「せんせ~ぇ、そーいう飲み物は、角砂糖14個分くらいも入っているのよ~」。 大人女性的な内容発言に、ハッと我に返りました。 代謝が落ちる年代に、こんな愛情のこもった優しいお叱りって、とっても感激!! うるッ・・。 年を重ねると誰も叱ってくれる人がいないですもんねぇ・・・(苦笑)。
2012.8.20
n 子供の頃、おいしいと思って食べた「バターココナツ」。 袋を見ると、”モンドセレクション”のマーク。 「おいしいから、このメダルのマークが入っているんだぁ~」と、勝手に自分の記憶に刷り込んだ気がします。
n 外出先で、入ったことのないスーパーマーケットに立ち寄り、手にしたお醤油。 (※珍しい食品を探すのは、楽しい!! ) 以前、お伊勢参りに行った友達に、小瓶をお土産にいただいたので、ラベルには見覚えが。 それに加え、モンドセレクションのラベルも。 そのラベルにつられて購入。
ところで今更ながら「モンドセレクション」って、どんな意味があるんだっけ・・? と思い、改めてネットで調べたら、説明と同時に興味深い記事を見つけました。
日経トレンドネット「モンドセレクション」って何だ」。2008年02月04日記事
n 世の中、受賞商品は数々あれど、受賞ビールの「プレミアムモルツ」は残念ながら、手に取ることはありませんし、意外な商品の受賞も含まれていてビックリ・・・。 やはり食品は、嗜好性のあるものですし、権威等に振り回されず、自分の目と舌でしっかり確認するのが一番なのだと、教えられた気がします。
2012.8.13
n 美容室を変えてみた。 今回で2回目。 目の前に置かれた、お決まりの雑誌類。 読もうと手にした雑誌に、現代アーティストとして有名な、草間弥生とルイ・ヴィトンとのコラボレーションが報じられていた。 「へぇ~、今度は水玉模様のバッグが出てくるんだぁ~」くらいにしか思わないが、2003年にやはりルイ・ヴィトンと日本のポップアーティストとして有名な、村上隆氏のコラボレーションが話題になったが、それに続く試みである。
n 当然ながら美容室スタッフとの親しさ度は、まだ浅い。 で、この記事の私の驚きを話題にしたら、なんと担当者(女性)は、N.Y.のギャラリーで草間弥生の作品を見て以来の大ファンなのだそうだ。 (話してみないとわからないもんですねぇ。) 最近草間弥生の展示会を見に行き、気に入ったオブジェを購入しようかどうかと、価格の返答待ちの状況なんだそうだ。 意外や意外、美容室で日本の現代アーティストの話題で盛り上がってしまった。
ひょっとして、次回もこの美容室に行ったら、オブジェが置いてあったりして・・・なんて思いながら、私は、密かに期待している。 絵画でもオブジェでも、アートを所有するということは、本人の強い思い入れの象徴でもあり、そんな担当者って、ちょっとカッコイイと思ってしまう・・・・。
2012.8.6
n 故障後、やっと新品のセットに取り替え工事が終了 (ホッ!)。 できるだけ早く設置してほしいリクエストに、工事日を確保できたのは、ウィークディ。 生徒さんのご協力のもと、授業を早めに切り上げ、工事が終わった時間は夜8:00。 器材3台の設置で、4時間の長丁場。 「今日は私のところで何件目ですか?」 「4件目だねぇ~。」 工事の方は、ものがものだけに、クーラーの無いところでの作業、ほんとご苦労様です。
n 【教訓その1、クーラーの場合、「やばい・・かも」と、思ったら、すぐ行動することをお勧め】 まず、2社くらいから、①機材の見積もりと、②現場(家)に来てもらい、工事に関わる見積もりをしてもらうのが、約1週間。 発注をかけて現物を確保し、納品日が決まってから、③工事日程が決まるという段取りです。 また、工事日程は、職人さんの空き状況に関係してくるので、やはりどんなに急いでも2週間くらいの余裕が必要となるのでした。
n 【教訓その2、安さを求めるか、工事日程の短縮を求めるか】 私は町の電気屋さんと、量販店で見積もりをしました。 電気屋さんは、行ったその後にすぐ家に来てくれ、必要そうな工事の段取りを見ていきましたので、器材及び工事見積もりは、翌日ポストに。 量販店さんは、現場を見にくるまで、やはり1週間以上の日程が必要で、工事日程はもっと先・・・・。 こんな時は、やはり小回りがきく、町の電気屋さんの勝ち~ッ!!
n 結局、私の暑さとの戦いは15日間で終わった。 なんか少し暑さに強くなったような気がしている・・・。
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2012.8.3
n 期待の男子体操を見て気が付いたのですが、会場となったNorth Greenwich Arenaの舞台や表彰をサポートするお姉さまたちの衣装のカラーに、眼を奪われました。 きっと今、私の頭の中がカラーのことで一杯だからなんでしょうねぇ。 メダルのリボンやお花のリボンも紫と、全体に使われていた色合いは、紫を基調としたもの。 そして赤を混ぜたマゼンダ(赤紫)。 それらに大胆にオレンジ色を組み合わせたり、紫と相性のいいピンク使いなど・・・・。 客観的にとても好きな色合いです。
n また、舞台だけでなく、選手の着ているユニフォームのデザインや色合いにも、やはり目がいきました。 内村選手が手にしていたタオルには、桜の花びら、イギリス選手のシャツはユニオンジャックの半分を配したデザイン、中国陣は、皇帝しか使えなかった黄色で描かれた竜とチャイニーズレッドの赤のパンツ・・・etc. オリンピックだけに、そのお国を象徴するような模様や色合いがデザインされていて、それらを観察するのも楽しいものです。 頑張れニッポン!! チャチャチャッ。
2012.7.31
n 頭の隅でちょっぴり気にかかっている、「レーヨン糸の秋色選び」。 そろそろ始めないとなぁ・・・、と思って参考に、学校(Inchbald School of Design)で習ったテキストを引っ張り出すも、今いちピンとこない。(※インテリアにおいて、最初に習う教科がカラーセオリーです。)
n こんなことを考えながら迎えた週末。 まだエアコン設置が終わっていない家を抜け出し、過去に習った「色に関する記憶」をリフレッシュするには最適の場所かも・・・、と出かけたのが、図書館。 大人席は混雑していて、空きそうもない。 意外な穴場は子供席。 ごめんね~(笑)、座りにくかったけど結構集中でき、7冊も借りてきました。 暑さしのぎに出かけた図書館が、一気に色選びを加速させてくれそうです。
n クーラーが利いていたら、きっと出かけなかったでしょう。 出かけたついでに、図書館傍にある、野田岩のうなぎを食し、行きつけの鍼灸に行ってリフレッシュ。 帰りにハム屋さんに寄ってお買い物。 フム、暑い中出かけても、意外に楽しく乗り切れるもんです。
2012.7.27
n と、いうことで、夏の夜暑さ解消を願って、「クール敷きマット」を購入した(つもり・・)。 最近さまざまなところでこの類を見かけますが、今ひとつどれが良いのかピンときません。 ネットでいろいろ検索し、決め手になったのは、①NASAのために開発された素材(アウトラスト)、②旭化成のクール繊維が使われている、③価格もお手頃、ということで購入ボタンをクリック。
n 翌日夕方には届きました!! 超早。 昨晩これを敷いて寝てみました。 「アレッ、ちっともクールじゃないんだけど・・・」。 ネットを再度検索したら、どうも間違ってオーダーしたみたい(キャッ~!) ま、使いこごちとしては、翌日朝の背中まわりの汗があまり気にならなかったような・・・気がする(!?) 今、クール版を購入しようかどうか、思案中・・・。
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2012.7.19
n この暑さに、ビールもいいけど、苦味の利いた「モヒート」でも飲みたいなぁ~と思っていた矢先、 駅ビルにテナントとして入っているコーヒーを主力とする乾物系を販売しているお店で、「ビン入りモヒート」<原産国イギリス>を発見!! ひょっとして私の気持ちを知ってたぁ? と思うくらい、タイミング良すぎです。 クラッシュアイスはないから、普通のアイスで。 そして、これでもか、というくらい「ミント」の葉もいれて・・・・。 期待を込めて飲んでみました。 雰囲気は漂っているけど、やはりちょっと私には甘すぎるかな。
n モヒートは、イギリスのパブで飲んだのが初めてですが、ホワイトラムをベースに、さわやかなミントの香りと、そしてほろ苦さと、いい感じの飲みものです。 やはり、ラム酒を1本買ってきて、納得のマイ・レシピを作る以外にありませんねぇ~。 今年の私の夏の楽しみ!! うふふ・・・。
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2012.7.17
n ハンディな「扇風機」のお話をした途端、自宅のクーラーの室外ユニットが故障して、エアコンは作動せず<目が点!!>。 この一台にすべての部屋のクーラーが接続されているので、逃げ場がないのです・・・・。 急ぎ「扇風機」を買いに走り、首に冷たいタオルを巻き、扇風機の前に仁王立ち状態の週末でした・・・<泣き>。
n 電気屋さんに新しいクーラーの設置依頼に行く途中、道路に面した垣根をチェーンソーで刈り込んでいる方がいました。 その横を通りかかったときに、何気に目をやったら、「ぎゃぁ~ッ」。 玄関先から引いていた電気コードも一緒に刈ってしまったその瞬間を、私は見てしまいました。 思わず笑いころげそうになるのをぐっとこらえ、「あー、きっとこの方にとっても最悪の休日かも・・・」。
n 「心頭を滅却すれば火もまた涼し。」とは、本当かぁ~? 心の持ち方次第で、この暑さをしのげると言えるのかぁ~。 少なくとも私が実験台となる恐怖の一週間が始まります。 心の持ち方次第・・・、要は開き直りの心境としかいいようがありませんね。