2012.8.9
n 先日参加の某女子会は、ドリンク飲み放題付。 次は何にしようかなぁ~。やはり女子会、皆さんカクテル系の甘いお酒派が多いみたい。 カルーアミルク、カシスetc. どなたかが、「ベイリーズもおいしいよね~。」 「そうそう」、と私も同調。 残念ながらメニューにはありませんでしたが・・・。
n 私がベイリーズ(BAILEYS)を知ったのは、後にも先にも、多分これっきり!? と言えだろう飛行機のファーストクラスに乗った時。 食後にコーヒーを頼んだら、スチュワード(男性)さんが、これはいかが? と聞かれたので、「イエス、プリーズ!」。 飲んでみたら、「いけるじゃん!!」 それ以来のファンです。 もともとは、コーヒー党の私。 (※最近は、紅茶の方が断然多いですが・・・) この相性にはまってしまいました。 少々甘いので、ミルクもお砂糖も不要です。 それ以来、エコノミーでも、ビジネスでも常にリクエスト。 頼めばミニボトル(無料)を持ってきてくれます。 現在の激安競争時代は、わかりませんが・・・。
n ベイリーズは、「クリームリキュール」。 暑い時期、クラッシュアイスで飲んでもおいしいです。 是非、皆さんもお試しあれ。 目をつむって機内を想像すれば、ファーストクラスに乗った気分を味わえるかもしれません!?
2012.7.23
n 例年の夏休みは、お盆の時期に合わせお休みをいただいていましたが、今年はすこしタイミングをずらしました。 そこで、今年は8月9日(木)~8月16日(木)まで、夏季集中としてご受講できるように、タッセル、ソフトファニシングのジャンルを問わず、混在のクラスで実施します。
n タッセル、ソフトファニシングの体験講座や、「ソフトファニシングお気軽コース」等を利用しての受講のチャンスです。 「夏休みの帰省中に、集中受講をしたいのですが・・・」、という方、「一度、やってみたかったのよね~」という方、実現のきっかけにご活用ください。 是非、ご参加をお待ちしております。
2012.6.5
n 先日体験コースにお越しいただいたお客さまに、「お買い求めいただいた生地は、もう縫い終われましたか? 」 とお尋ねしたら、「それが、ミシンが故障していて・・・。」 「じゃぁ、ご近所でもあることだし、使いに来ていただいても大丈夫ですよ~。」
そんな会話から、お困りのかたがいらっしゃるのであれば・・・と思い、すぐに発表です。
ミシンはもともと設置済の環境。 空いている時間に使ってもらうのは、ミシンも本望でしょう。
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「ちょっとミシンを使いたい」サービス内容
ご自分のミシンの調子が悪い、出すのが面倒という方のための、ちょっとだけミシンを使いたい方向けサービスです。
◆Aコース: ミシンのみご利用: 500円/時間、
・同日の連続使用、2時間目以降は400円/時間)
・ミシンの基本的な機能をご説明させていただきます。
◆Bコース: ご質問随時対応: 1,500円/時間
・お客様の作業に関するご質問及びお手伝いの目安時間: 20分/時、程度)
・上記内容との組み合わせも可能です。
注1) 糸及びボビンはご持参ください。ボビンが合わない場合は、教室でご購入ください。
注2) お手伝いさせていただく場合、何か参考にされている図面等をご持参いただくと、スムーズなお手伝ができるかと思います。
注3) 事前にご予約いただき、電話(03-5726-3781)か、HP問い合せ画面から、ミシンの空き時間のご確認をお願いします。
注4) ご利用可能なミシンの種類は、写真の「シンガーmonami SC-100」家庭用です。
注5) 1回あたりの使用時間単位は1時間、連続の場合は、午前2時間(10:00~12:00)、午後3時間(13:30~16:30)となります。
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2012.5.30
n 街でよく持っている方を見かける「ハロッズのビニールバッグ」。 私も母におみやげとして、以前空港で購入しました。 背の小さい母には少し、いや少しどころが大分大きかったようで、引きずるような感じで失敗、失敗。 帰省の折、結局私が荷物を入れて持ち帰ってくるはめに。 それ以来押し入れで眠っていたのですが、先日銀座でのタッセル講習会のときに荷物が多かったので、出番となりました。(正直言って自分が持つのに抵抗あり、なんですが・・・理由は聞かないでね(笑)。 久々に見て、懐かしくなりました。
n ハロッズを中心に書かれたこの地図のモチーフ。 このディフォルメされた地図の左下にあるスローン・スクウェア(Slone Squre: 地下鉄駅名も)は、実は思い出がいっぱい詰まっている場所。 イギリス情報をマッピングしてみたいと思います。 ロンドンに行かれた時の参考に・・・・!? あまりならないかぁ~。
※ Harrods: 言わずと知れた有名なこの百貨店上層階には、実は家具や生地などのインテリア用品が沢山あり、King’s Roadに行く時間の無い人は、ここを覗くのも楽しい。
※ Jo Malone日本直営→ こちらから。
※ VV Rouleaux UK → こちらから。 コラムvol. 64のバッグもこちらで購入。
住所: 261 Pavilion Road, Sloane Square London SW1X 0BP
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2012.5.23
※トリニティオリジナルデザインのランプベースとシェードを発表しております。 詳細は→こちらから
※ランプの骨組みだけの制作も承ります。ご要望のサイズや形をお申し出ください。 詳細は→こちらから。
◆ ランプのイメージは、「ベース」と「シェード」の形で決まると前回のコラムでご紹介しましたが、いろいろな種類がある中の、ひとつを例だけの説明に終わってしまいました。 まとめてご紹介したほうがわかりやすいかと思い、カメラのSDカードの中をいろいろ探していたら、いくつか撮影したものがありましたので、それらのシェードの形(骨部分)を並べてみました。
◆ 全てが一体型になっているとは限りません。 写真のキャンドル型の後ろのものは、支柱がなく上下のリングのみしかないものもあります。シェードの骨の形によって、作り方はそれぞれ異なります。 もちろん、それに伴い型紙(製図)の取り方も変わります。皆さまがどんな形を持ち込まれて作成されるのか、楽しみにしています。
また、張替のご依頼いただき、制作することもできますので、是非お声をかけてくださいね。
2012.5.8
n 電車の中で見た美術館展示広告。 そのポスター写真がちょっと気になり、キーワードを頼りにネットで調べてみた。 「KATAGAMI Style展」。 日本の型紙とファブリックとに、どんな関係があるのだろうか・・・・。 連休の1日、展示会に行ってきました。
n 写真は、オーストリア、バックハウゼン社の店頭にある生地です。(※茶色のものは、展示会で買ったポストカード。) 会場にソファとして展示してありました! このデザインが日本の「型紙」を参考にされたものだとは・・・、しかも1901年のデザイン。 名前は「神託の花」。 ざっと100年以上も前のデザインですが、現代に見事に生きているのには、驚きです。
これのみならず、皆さんよくご存知のウィリアムモリス、リバティ、ティファニー、ルネ・ラリック等々、沢山の芸術家に多大な影響を与えていたのです。 以前<2008年>にコラムでご紹介しましたが、ヨーロッパの生地には日本を髣髴させるモチーフが沢山あります。 少なくとも浮世絵を代表とするジャポニズムの影響を受けている・・・くらいの認識しかありませんでした。 しかし、この展示会を見て初めて、日本モチーフの影響のルーツを知ることができたような気がしました。
n これまで、日本人が好むファブリックには、ある傾向があるのでは・・・、漠然と思っていました。 もちろん理論などは無く、感覚でしかありません。 今回の展示会を見て、これまでのこの曖昧な感覚は、私個人としての確信に変わったほど、影響を与えてくれた貴重な展示会でした。 ちょっと大げさに言えば、 「日本人のファブリックの好みや選択は、どこかで見慣れていたモチーフの記憶とともに、我々の中にあるDNAが無意識のうちに呼び起こされた結果ではないかと・・・・」。
【コラム後記】
400点を集めたという展示品の所有者は、英国V&A美術館、リバティ社、パリ装飾美術館、ドイツ・ドレスデン工芸博物館、アメリカ、オーストリア等など・・・。 逆に考えれば、これだけ多くの地域で、そして多くの芸術家に影響を与えた「日本の型紙」ということになります。 また、それらは工芸品であるアクセサリー、食器、家具、ポスター、インテリアファブリック、敷物、ランプ、そして建築物など、多岐に渡るデザインに影響を与えていたことを確認できます。 これらの試みは、日本では初めてとのこと。 ここまで研究成果をまとめ上げ、展示にこぎつけた人々の努力に、ブラボー!!
※日本経済新聞社レビュー →こちらから。
※「KATAGAMI Style」展、詳細は→こちらから。
2012.4.22
n 糸くずや布の切れ端などで、教室で掃除機は必需品。 これまで使っていたものが、どうあがいてもフタが閉まってくれない。 困り果て、ついに購入することに! あまり価格が高くないものを、とネットで探した。サイクロン式と謳っているし、ま、見た目スタイリッシュで、かっこいい。 お値段約8,000円。 さーて、その使い心地はどうかしら?
n さて、スイッチを入れ、”ブィ~ンッ”と力強くに動いてくれると思いきや、アレレ~、吸引力は、なんともおしとやか・・・・? いや、いや、そうではないですね。 ミシンもそうですが、価格はモーターによって決まると、聞いています。 それを考えれば、当然でしょう。 「お値段以上、XXX~♪」 はありえませんでした。 箱に書いてあった「吸込仕事率200W」。 どうもこれが決め手!? お値段段は、ウソをつきませんね~(笑)。 特に電化製品は、その性能を表すものと、再認識です。
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2012.4.15
■ 初の連載形式でご紹介してきた「タッセルの構造」も今回が最後。 最終回は「ラフ: Ruff」です。ラフは装飾品の一部として、タッセルのウェスト部分であるモールドとスカートの間に飾るものです。 また、コードとモールドの間にも使われます。 ウェスト部分に使われる場合は、スカートとモールドの、特にその接合部分を隠すため、と理解していいと思います。 ラフ作り方は、最初慣れないとちよっと難しいと感じるかもしれません。
■ 写真(下)は、一度タッセルに取り付けたものをわざと取り外したものですが、皆さんが作られたラフもきちんと段状になり揃っていますか? ウェストにただ無造作に巻きつけただけのラフは、決して美しく見えません・・・ね。
参照本: 『TASSEL MAKING』 P39., Author by Anna Crutchley, Publisher: Southwater
2012年4月15日
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2012.4.13
n スカートは、モールドの下にさがっているもので、その種類は、基本的に2種類。 ひとつは、切ってほぐした糸が下がっているもの、そしてもうひとつは、ブリオンスカート(糸やコードを撚って作られたもの)が下がる場合のふたつです。 (※「スカート無しのタッセル」というのもありますが、今回は、スカートについてなので、省略します。)
n 基本的なスカートが完成したら、その上に、さまざまな装飾をしていくことができます。 スカートとして使われたブリオンがスカートの上に装飾として使われたり、小さな房、ポンポン、ジャスミンと呼ばれる小さな花の形をしたものや、トレリスといったデザインのもの等です。
※カリキュラム参考→こちらから。
飾り類をつければ、全体の厚みが増していきます。 しかしまた、どの装飾物を使うかは、全体のバランスが重要ですね。
n これらは従来のタッセルを作り方ですが、現代はインテリアも変化し、それに合わせてスカート部分に、ジェムストーン、スワロフスキー、ファー、そしてフェザーなどさまざまな素材が使われ、独創的なデザインも多く見かけられるようになりました。
参照本: 『TASSEL MAKING』 P39., Author by Anna Crutchley, Publisher: Southwater
2012年4月13日
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2012.4.11
n モールドは、ヘッド(頭)とも呼ばれ、その素材は主に、木でできていて(wooden mould)、中心部分に紐を通す穴があいています。 大量生産されるタッセルには、プラスチック素材が使われているのを見かけたこともあります。 身の回りにある、使えそうなものを代用する・・・、柔軟な発想でタッセルに挑戦するのも、オリジナリティ溢れるタッセルを完成されられるかもしれません。
n モールドのサイズは、小さいタッセルであれば小さく、大きなサイズのものを使えば大型のカーテン用へと、全体の大きさが左右されると同時に、タッセルのデザインをも左右する重要なパーツと言えるでしょう。 また、1個だけの木型を使うのではなく、異なる形をしたモールドを組み合わせて使う場合もあります。 その例はコラムvol.107こちらからどうぞ。 またスカートを取り付ける箇所は、ウェストと呼ばれます。写真の木型は、トリニティのコレクションです。
n 木型(モールド)をカバーする方法は、
1) コードを巻く
2) 本体の糸束を作業用糸で繰り、カバーする
3) また木製は、ペイントし、オリジナルな模様などを描くのも可能ですね。 (そのうち挑戦したいと思っています・・・・。)
■ 【おまけ】: モールドの装飾
上記の方法で木型のカバーが終わったら、更にその上から、さまざまな装飾を施すことも可能です。 写真は、「ネット状の編み飾り」や、「スネーリンク゛」という飾り、「ストライピング」といって縦にコードを飾るものなどがあり、複雑、豪華になっていきます。 やはりこれらの装飾のどれを使うかは、タッセル全体のバランスや、どんな雰囲気にしたいかを考える必要があるでしょう。
※写真作品は、すべてTrinityの制作です。
記事掲載: 2012年4月
参照本: 『TASSEL MAKING』 P39., Author by Anna Crutchley, Publisher: Southwater
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