• vol. 156 ブレード、パスマントリー使い方その12

    2012.1.27


    n         今回は、パスマントリー(Passementrie)の一種である、ブレードの使い方です。 紐状の飾りテープは、縁飾りとして皆さまも馴染みがあるのではないかと思います。 またその用途は幅広く、椅子やカーテン等、さまざまなものに適用できます。
     


     


    n         写真(上)はクッションに用いた例ですが、いくつかの生地を組み合わせてサイズを構成する場合、その縫い目を隠すと同時に、アクセントの役割も担ってくれます。 生地が足りない(!?)場合なんかも、こんな方法で役立ちそうです (笑)。 ちなみにクッション端についているのは、ブリオン・フリンジ。 写真(下)は、店頭で販売している各種ブレードです。


    ※ その他の使い方一覧表は、→     こちらから。

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  • vol. 154 タッセル使い方 <その11: チェアタッセル>

    2012.1.24

    n         今回は椅子やソファに使われているケースをご紹介します。 まず、写真上はソファ・アームのフロントに飾られたケースです。 タッセルはどちらもローゼットと組み合わせたデザイン。 ソファもクラシックなイメージです。

     

    n         また、下の写真は、創業1938年という英国最高峰のソファメーカーとして名高い、デュレスタ(DURESTA)社のソファですが、アームの部分を倒して使用する場合、タッセル紐を緩め角度を変えて使われます。 日本ではあまりお目にかかれないタイプかもしれませんね。 もっとご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
    → 
    DURESTA社 (英国)


    n        
    また、椅子カバー作品に、こんな使いかたも・・・・→ 2007年4月コラムvol. 7

    ※その他、「タッセルの使い方一覧表」は→ こちらから

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  • vol. 146 タッセル使い方 <その10: フリンジ>

    2011.12.26

    n         タッセルの使い方というより、今回はタッセルを含む大きな概念の呼び方であるパスマントリーの使い方と言ったほうがいいですね。

     

     

    n         パスマントリーのひとつであるフリンジは、さまざまな種類のものがあげられます。その構成は、基本的にブレードと呼ばれるひも状のものに、いろいろなデザインのオーナメントが下がっていると思ってください。 

     

     

    n         写真は、同じ生地で作ったクッションの飾りとして、①ブロックフリンジ(右)と②オニオンタッセルに似たオーナメントが下がったフリンジ(左)です。 もちろんクッションのみならず、②は、カーテンの開口部分に飾ったりすることも可能です。 フリンジ類は、やや豪華なイメージを持つので、生地選びも豪華なものを選ぶと、失敗がないでしょう。

     

        

     

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  • vol. 143 ボタンタフト タッセルの使い方 その9

    2011.12.22


    n         今回は、カリキュラムの最初のひとつで、教室で一番質問が多い「ボタンタフト」の使い方です。 それもそのはず、これも飾りのひとつなんですかぁ~、という印象なんでしょう。 インテリアの中で使用例です。 写真は、カーテンのヘディングスタイルのひとつである「ゴブレット」というものですが、このスタイルのカーテンをあまり見かけない、ということもあるでしょうが、ゴブレットの部分とひだとの間に飾った例です。 


     


    n         その他では、「vol. 57 ボックスクッション」でご紹介した、クッションのボタンニングの部分等にも、使用可能です。 これで少しは質問が減るかな・・・・!?
            
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  • vol. 139 フィリップ・スタルクの椅子

    2011.12.8

    n         インテリアに興味のある人は、きっと知っているこのデザイナーさんの名前と椅子のシリーズ。 写真は、「LA MARIE」という名の椅子である。 ポリカーボネイトでできていて、この透明感が空間に邪魔をしないだろう、と思い開店当初、店頭でクッションなどのディスプレイに最適かなと購入したものである。 しかも、購入先は家具のリサイクルショップ。 しかし、なぜこれがリサイクルショップにある・・・・!?

     

    n         掃除機をかけていて、フッと以前からこの椅子に関して、気になっていたことを書こうと思う。まず、座面の高さは、48cm!!  デザイナー用の海外の参考書 (『Architect's Pocket Book』)を見ても、標準の椅子の高さは44cm。 ましてやの日本の椅子の高さは通常42cmなのに5cmも高い。 現実的に手持ちのテーブルに合わせようとすると当然バランスは悪く、居心地の悪いものなってしまうのは、当然である。

     

     

    n         椅子は、ネットでも簡単に購入できる時代。 是非是非、デザインのみならず、自分ですわり心地などを確かめてから購入して欲しいものである。 私がラッキーにも超格安で購入できた背景は、きっと不都合な理由があり、手放した人がいるからに違いないだから・・・・・。
    ※参考: こちらのフィリップスタルクの椅子の座り心地はGood!!
                    

                    
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  • vol. 133 乾燥の季節

    2011.11.17


    n         冬は乾燥の季節。 糸扱いにも指が滑って困ること度々・・・です。 先日100円ショップに行ったとき、見つけました。 伝票なんかをめくるときに使うヤツ(写真)です。 もちろん、レトロなオレンジ色をしたゴム製のものもありましたが、匂いが指につかないシリコン素材のものを購入してきました。 着けるとほんのり指先がピンクのLサイズ (笑)。
     


     


    n         使ってみたら、以外にいいかも・・・・。 5個入りで105円。 もっと早く気が付けばよかったぁ。 でも、伝票めくりなんかしたことなかったもんねぇ~。 ひょっとするとこれから私の必需品になりそう!?  指先にささくれがある人にも朗報になることを願って・・・。
                       


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  • vol. 129 タッセル付きクッション タッセル使い方6

    2011.11.10


    n         「タッセルの使い方、その<6>」です。 おなじみクッションにタッセルをアレンジしたものです。 ずいぶん以前 (2008年当時に作成?) から教室にありましたので、生徒の皆さんは、目にしている方も多いはずでは・・・。 


     


    n         ひとつは(左)、生地デザインの強さに合わせて、黒のソフトタッセル。 黒の縦じま模様の生地を見たとたん、そのまま使うのはあまり能がないなぁ、と思い生地をわざわざカットして、渦巻状にしました。 このインパクトのあるデザイン・アイデアに本人結構納得してます(笑)。

     


     


    n         そしてもうひとつ(右)は、生地に刺繍部分に使ってある糸と同じ色糸を選び、オニオンタッセルをあしらいました。 普通のソフトタッセルも、このように使うことができて、結構使い道は広いことがお分かりいただけるでしょう。 
    さて、右の布の種類は”CREWEL WORK”(クルーウェルワーク)という布の種類です。 日本ではあまりみかけない生地ですが、さまざまな刺繍のパターンがあり、カーテンを作るととっても素敵だと思います。イギリスのインテリアデザイナー、ニーナキャンベルの本の一部をご参考までに。


     


    n         今回は、「ひとつぶで二度おいしい」の表現どおり、一回のコラムでふたつのことを知ることができたのでは・・・・。 
    ※その他「タッセルの使い方」の一覧は、
    こちらから。

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  • vol. 125 タッセルの使い方 5

    2011.10.27



    n         「・・・使い方」というより、今回は、「使われ方」と言ったほうが正確な表現ですね。 シューズに使われているケースです <写真>。 この写真、どアップ過ぎて、見た瞬間ギョッとしちゃいますね。 ごめんなさい。 
            


     


    n         肌寒さも本格的になり、洋服もあわてて衣替え。 当然それに合わせて身の回りの小物類も秋冬ものの登場です。 先日靴を整理していて、「あらッ、タッセル付だったのね~。」と、改めてみながら、靴を磨きました。 以前購入したものですが、靴の好みも、「タッセル・ローファー」というスタイルに反映されていました。


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  • vol.123 タッセルの使い方 4 ティーコージー

    2011.10.19



    n         お引越しの方のプレゼントをするために生徒さんが作成されたティーコージー。 既に家で完成したものを教室に持参され、作品に合わせてタッセルをアレンジしたいということで、生地に合わせた色と形をアドバイス。 その場でサクッとタッセルを作られました。


     


    n         このタッセルの形は、木型を使ったタッセル自体を装飾するための、数あるオーナメントの中のひとつ、「オリーブ」と呼ばれるデザインです。 オーナメントは、糸で作るものはもちろん、それ自体に木形を使ったものまで沢山の種類があります。 


     


    n         用いた「プロバンスの生地」と、そして「オリーブのオーナメント」。 南仏同士のモチーフでさりげなくコラボ。 おしゃれ~!!
               

    ※ その他の使い方については、サマリーからご覧ください。→こちらから


     


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  • vol.120 トロンプロイユ

    2011.10.6

    バーゲンで見つけたTシャツ。見たとき思わず、「おっ、トロンプロイユ!!」 と独り言をいってしまいました。Trompe l’oeil (トロンプロイユ)とは、フランス語でだまし絵の意味です。 その他のだまし絵テクニックとして、ネクタイやアクセサリー、ベスト等の印刷されてもののことを言います。写真のTシャツで、一目瞭然ですね。


    帰り道、デザイン学校での”壁紙”の授業を思い出していました。 インテリアデザインでもこのテクニックは多用されています。 ドアの無いところにドアが書いてあったら、本棚かな、と思ったら壁紙だったり・・・と、まさに「トロンプロイユ」です。

     



    その代表的な1社が、1797年創業のフランスZUBER社でしょう。 授業でサンプルブックを見せてもらった時、あまりに素敵で「世の中にはこんな壁紙があるんだぁ~。」と感動した記憶があります。 下の写真は、panoramic wallpaperと呼ばれるジャンルの壁紙ですが、インテリア雑誌に広告が掲載されていたものです。その素敵さの一端を・・・・。あ~、こんな壁紙が貼れるインテリアデザインをして見たい~!! (独り言デス)