2013.6.12
【フランス日記 No.3】
n 今回の旅の目的は、もちろん仕事と関連ある「タッセルとインテリア」に関する現地最新視察です。 某所でフランス版「キー・タッセルのキット」を購入してみました。 私の立場からすると今更キット・・・? という感じは否めませんが、しかしそこは勉強、勉強。 どれ、どれ~的な感じで購入してみました。 説明書はフランス語。 でも別に読めなくても作れちゃいます。
n もちろんキットですから、いくつかのパーツは既に作成済。 これらのパーツは、私が教室でお教えしているものと同じに作られていて安心しました(笑)。 皆さんも安心してくださいね。 糸はすべてシルクです。 紐(コード)も、今後カリキュラムに追加予定(発表未定)のコード<4つ撚りコード>の作成済みのものが梱包されてます。
2種類購入したもののひとつは、既にサクッと完成で~す。<写真下: 赤のキータッセル>。 教室のボードに下がってますので、是非ご覧くださいね!!
2013.5.15
n 「テーブルの高さ」と「椅子の高さ」が合わず、とても座りにくい・・・。 確かにこんな状況は、居心地が良くないだろうことを、容易に想像できます。 しかし、意外によくある話でもあるんですねぇ。 そんなお悩みを抱えていらっしゃった生徒さん。 高さ調節のために5cm厚のウレタンを発注し、「ボックス型のクッション」を作成されましたので、ご紹介しましょう。
n 携帯電話の写真を見せていただいた時、「送ってね」と頼んだら、「送り方がわからないのよ~」。 携帯メールが苦手な私に、隣から他の生徒さんが教えてくれました。 私の苦手なもののひとつ・・・。 バレちゃいました(苦笑)。
2013.5.14
n 生徒さん作成の「ボールタッセル」です。 赤を基調に、オレンジ、緑を組み合わせたものです。 このタッセルは、以前も同じタッセルをご紹介しましたが、皆さんの好きな色を組み合わせて作るので、その方なりの色合いが出て、とても面白い作品だと思います。 私が作ったサンプル作品と同じ色のものを作られる方も沢山いらっしゃるのですが、それらは残念ながらコラム登場とはなりません (笑)。
n 写真べタで、少し全体が暗くなってしまいましたが、キュートな赤がとても効いていて、素敵な色にまとまってました!! 写真撮影、もっと上達するように頑張りマス。
2013.5.8
n ほとんどのカーテンは「カーテンレール」を使いますが、ポール使用(今回はツッパリ棒)のカーテンのヘディングには、こんなデザインも可能ですね。 このヘディングは、「タブ・ヘディング」と呼ばれ、棒に吊り下げるタイプのデザインです。 今回の紹介作品は、出窓用のちょっとしたカーテン。
n また、また生徒さんの生地が足りず、生地の間にアクセントとして、ブルーの生地を差し込み、それらの色とつながるように、紐部分にも同じ色を使用。 その紐部分は柄に合わせ、柔らかい雰囲気がでるように、リボン結びのデザインにしてあります。 しかし、生地が足りないなんてことで窮すると、さまざまなデザインアイデアが浮かび、楽しいもんです(笑)。
2013.5.2
n 衝動買いをした、「iPad-mini」。 一週間じゃ、まだまだ使いこなせていませんが、やはり楽しいオモチャを手に入れた気分は変わらず。 しかし「カバー」がないので、少々不安。 購入しようと調べてみましたが、いまいち。 今日の朝、起きた時に突然「作ってしまおう」と思い立ち、作ってしまいました。 私のいつもの、「必要は発明の母」的な行動デス!! いわゆる”カルトナージュ”といわれる方法で。 布を貼った時の、あのぺったり感があまり好きじゃないので、表紙にキルト芯をいれ、ふんわり感を出しています。
n 入力するときに少し角度があると便利なのに・・・と思っていたので、蓋をあけたその表紙の部分が台になるようにしました。 (※きっと市販品のカバーもそうなっているに違いない・・・・!?) おまけに、斜めにした時にズリ落ちないように、パジャマなどに使うゴムひもを両脇にセットしました (苦笑)。 使用した生地は、サンダーソン社の「Pagoda River」のハギレで、シノワズリー風。 オモチャが更に面白くなってます!!
2013.5.2
n 4月には発表しようと制作していたタッセル。 この調子だと6月にずれ込みそう・・・・。 最近何かとドタバタしていて(気持ちだけ・・・?)、ちっとも前に進みません。 反省、反省。
n 新カリキュラムの特徴は、「四つ撚り紐」を学習していただくことを目的としています。 「紐の種類」については、以前のコラム<vol.189 タッセルの構造・コード編>でご紹介させていただいていますが、この「四つ撚り紐」を使用したタッセルは、少しクラシックで、そして豪華なイメージになります。 楽しみにしてくださいね。 突然、色が変わっていることもありえます(笑)。 言い訳含め、お知らせまで。
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2013.4.28
n 時とともに、新しかったものが古くなり、また新しいものと入れ替わっていく「新旧交代」劇。 考えてみればさまざまな場面がありますが、今回のご紹介は、教室で使っている私の椅子。 既に6年は経過しているでしょうか、昔作ったカバーも、毎日の私の体重とお尻の摩擦で、とっくに擦り切れてしまい・・・(笑)。 また、椅子の使い勝手が悪かったのも気になっていて、椅子とともにカバーも新調しました。
n 椅子が届いたので、早速椅子カバー作り。 ナイロン製のカバーが付いていましたが、あまり楽しくない。 サンプル生地が廃盤になった、そのカラー見本の小さな生地をすべて使い切り、これぞ究極のパッチワーク的ハギレ活用です。 椅子の白い脚に合わせ、かつ楽しい色使いになるように何回か並べ替え。 並べ方次第で、暗くもなり明るくもなる。 やはり色って面白いなぁ~、と思います。
2013.4.18
n 以前コラムでご紹介した、「椅子の張り替え作業」が終了し!! (←張替え前のものがご覧になれます) 椅子の形は、背の部分が楕円の「メダイヨン」という形です。 フランスの椅子の形で、いくつかある代表的なものの中のひとつです。
n 背に貼った生地は、生徒さんがご旅行に行かれたときに買い求めた小さな生地で、これまでずっと額にいれて楽しんでらっしゃったそうです。 額から抜き取り、その色にあった座面生地もご持参。
しかし、よくもまぁ、椅子の形にマッチした生地をご持参いただいたものと、驚きました。 なぜって、「ゴブラン織りで、背の部分の生地は、マリーアントワネットのお話のようですね」、と言ったら、他の生徒さんが「お婆さんたちがいるので、きっとこれはマリアテレジアで、この小さな女の子が、将来のマリーアントワネットかもねぇ~。」 等と、教室で大盛り上がりでした。 フランスの椅子の形、そして生地のストーリーが完璧にマッチした仕立てとなりました。
n インテリアは、椅子の形、家具を含めた室内の調度品、ファブリックの模様や風合い、カーテンのデザイン等々、これらのスタイルを一致させることで、完成度の高いインテリアをデザインすることができます。(もちろん、ミスマッチも楽しい!!)。 小さな椅子だけの世界ですが、その一端を垣間見ることができるとてもいい事例といえるでしょう。
2013.4.17
n 教室で作成された生徒さんのカーテン。 大きな窓用のフルレングスとベッドサイドの小さな窓用2つ。 取り付け後の写真をいただいたので、ご紹介させていただきます。 同じ生地で作られたので、コーディネートされていて、とても素敵です! 生徒さんいわく「大きなカーテンの方は、朝の光が入ると模様が浮き出て、とっても素敵なのよ~。よかったわ~。」 この一言を聞くために、働いているんだといつも私は、実感します!! 店頭にあったハギレがお気に召し、本体生地を英国からじかに取り寄せました。
n 小さなカーテンはいわく付き。 「先生、このフリンジ、なんとかなりませんか?」ご持参されたタッセルフリンジは、たったの50cmしかない代物。 これをどうやってアレンジするのか・・・・。 フリンジを2等分し、それを囲むようにリボンとの組み合わせをご提案。 やはり、パスマントリー(トリミング)をつけると、アクセントになると同時に、グ~ンと華やかさが増しますね。 捨てようとされたらしい、フリンジ。 命びろいした君もよかったね~。
2013.4.16
n とっても素敵で、かつ個性的なデザインのバッグだと思いませんか! 教室にご持参いただいたので、写真をパチリ。 このバッグにさまざまなデザインの「タッセル」を付けたいという目的でご入学された生徒さんご自身作の「バッグ作品」です。
n もともと、長年フラワーアレンジメントを教えていらっしゃったということもあり、お花にもかなり造詣が深い方。 バッグの後ろ側の写真集も拝見させていただきましたが、 バッグとお花とのコラボなど、到底アイデアとして思いつかないような、とても斬新で、かつ素敵な作品ばかり・・・。 まさにArtistic <芸術的、美的感覚が鋭い>と形容詞がつくような作品群です。 もっと作品を見たい方は、彼女のHPへどうぞ。