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2013.6.29
【フランス日記No.16】
n リムジンバスで成田に向かっているその時、 なぜかふっと頭をよぎったのが、「ひょっとして、デジカメのバッテリーは充電器に差しッぱなし~!? 」 バッグの中のカメラを見たら、あー、やっぱり (目が点)。 カメラのない旅行なんて考えられません! さて、なんとかしなくちゃ・・・・しばし、思考停止状態。 「そうだ、成田の免税店で、新しいカメラを買えばいいじゃん。」
n 以前、電気屋さんでカメラを見たとき、8年前に5~6万で買ったデジカメは、今や1万円台で買えるのを見てショックを受けたその光景を思い出し、新品を購入。 安ッ・・・。 それに新品のほうが、軽いし液晶は大きいし、画像は綺麗だし・・・・。 要は、「買えって」ことだったのかしらん? 早速機内でパチパチ試し取り。 無事旅の全容を残すことができました・・・(苦笑)。
2013.6.28
【フランス日記No.15 リヨン編】
n ガイドブック等の説明には必ず、スタンプで押したようにリヨンの前に、「美食の街」という修飾語がついている。 有名人シェフが経営するレストランがたくさんあるからでしょうか。 2泊しかない滞在期間、どこのレストランにしようか迷ってしまう・・・・。 相棒の美食家に誘われて、初日は料理界の巨匠、ポール・ボキューズ本店で、正統派フランス料理を堪能しました。 リヨン市内からタクシーで20分くらいの郊外に位置しているが、川にそってタクシーを飛ばすその景色の途中に、古城があったり、なかなか素敵である。 建物の概観は、ちょっとエキゾチックな雰囲気です。
n メインディッシュが始まり間もないタイミングで、80歳を超えたというポール・ボキューズ氏ご本人が各テーブルを回り、記念撮影に収まってくれた。 昼食をセーブするのを忘れ、デザートを横目にしながら、最後まで行き着けなかったのが、ザンネン~ンッ!!
2013.6.27
【フランス日記NO.14 リヨン編】
◆ リヨンに行くなら・・、とフランス人の先生に紹介していただいたチョコレートショップ「Voisin(ヴォアゾン)」。 購入すべきは、リヨン名物の「クッサン・ド・リヨン Coussion de Lyon」までご紹介いただいた。 なんたってCoussionは、クッションの意味。それに何よりフランスをよく知る地元の人のお勧めなので、迷わずそのお店に立ち寄りました。
◆ちょっと見た目の色がきつい!? と思ったので、味見をお願いしたら断られ・・・!? つい量が少なめのものにしてしまいました。 しかし、緑色のマジパンの中には、オレンジリキュールの味のチョコレートが入っていて、それはそれは、美味しい味でした。 名物うまいものあり!! です。
2013.6.26
【フランス日記No.13 リヨン編】
◆リヨンの旧市街は、世界遺産に登録されている。 クロワ・ルース(Croix-Rousse)地区は、古くから絹織物の盛んな地区で、15世紀~18世紀の古い建物が残り、当時の絹織物を生業としていた職人の家が保存されていて、今もその名残を訪ねることができる。
◆ 旧市街には、トラブール(Traboule)と呼ばれる小さな路地がいたるところにあり、絹織物を運ぶ途中、織物が雨に濡れないようにとも、またデザイン盗用を防ぐため、ともいわれている。中に入るそのドアを見つけるのがちょっと大変。 まるで宝探しのような街歩きでした。
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2013.6.25
【フランス日記No.12 リヨン編】
n ガイドブックに「リヨン織物博物館」は載っているが、「織物工房: ATELIER DE TISSAGE」、そして「パスマントリーの工房 ATELIER MUNICIPAL DE PASSEMENTERIE」は、紹介されていない場所ではないかと思います。 リヨン旧市街にあるこれらの工房は、現在、実生産はしてはいませんが、博物館として当時の織機を保存し、時間帯によって、実際に稼動させ見せてくれます。 確かに、このふたつに興味のある観光客は稀でしょうから、掲載されないのも無理はないでしょうが・・・。
n 訪れた当日は、1日雨が降っていて、印刷したコピー用紙は雨に濡れ、どんどん見づらくなる始末・・・。 やっと見つけた住所では、これまた入り口がわかりづらく、辿り着いたのは、閉館30分前。 ぎりぎり稼動させているところを見せてもらいました。
n パスマントリーの工房は、レトゥルノー夫人の個人所有。 引退するときにこの遺産を維持してもらうために「Soierie vivante; 生きている絹」という活動を結成し、当時を今に伝える唯一のパスマントリーのアトリエです。 くるみの木でできた織機には、1880年の刻印。 数多くのパスマントリーの種類を仕分けしてあるパンチカードの山々・・・。 機械類は、普通の民家には入りきらないほど大きい。 過去はこんな風に大量につくられていたんですねぇ~。
2013.6.24
【フランス日記No.11 リヨン編】
n フランスに行くことに決定した時に、真っ先に行きたい、と思ったとろろが「リヨン」だった。 17世紀初め、それまでイタリアからの輸入を中心にしていた絹織物は、この時期にリヨンやフランス各地で飛躍的な発展を遂げている。 事実、ルイ14世のもとでは、織物は室内装飾の重要な要素であり、貴族階級の邸宅では、四季にあわせ家具のための織物が変えられるくらいだったというくらいだから、相当量を産出していたと思われる。
n また、後に「ジャガード織機」の初期の発明に貢献したジョゼフ・マリー・ジャカールもリヨンの生まれ。 紙に穴をあけ模様を作るパンチカードのシステムは、その後コンピュータの開発にも応用されていることを認識している私としては、どうしても訪れてみたい街のひとつであったのである。 後で知ったが、明治時代の初期に、京都府が西陣機業関係者3名をリヨンに送って学ばせ、帰国時に機械を持ち帰らせ日本に導入しているし、あの冨岡製糸工場も、機械はリヨンから、そして技師はフランスから招いたりと、日本の織物産業とのつながりも深い。
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2013.6.21
【パリ日記 No.10 ロンドン編】
n 今回の旅の中でロンドンは、久々のんびりとした時間を過ごすことができた。 以前住んでいた隣の駅、ハムステッドの住宅街に住む友人宅<写真>に宿泊。 なんと庭には狐が出るような広大な庭と、広い住居。 ひッ、ひろすぎ!! 到着した昼は、チャイニーズをご馳走してもらい、夜には、ハムステッドヒースでお弁当やワインを持参した夜のピクニック。 (今の季節、10時くらいまで明るいんですよ。) 緑いっぱいに囲まれたここハムステッドは、私の大のお気に入り地域です。
n そして極め付けは、ロンドンから1時間程度の郊外Hertfordshireにある名門「Brocket Hall」のゴルフ場にオープンカーでのドライブで、ランチに。 ロンドンの旅程は、パリに来てから決めたこともあって、ゴルフプレーをすることはできなかったが、とっても素敵な会員制ゴルフ場である。 ランチ時に、”You took the sun to London in your suitcase!” と言われたくらい、<ひょっとすると私って、晴れ女!?> 旅の中で始めてまともに太陽が出た爽快この上ない時間を過ごすことができ、至福のロンドンタイムでした。
※Brocket Hall のHP
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2013.6.20
【パリ日記 No. 9- ロンドン編】
n
ロンドンでインテリアデザインをする方で、ここの存在を知らない人は皆無でしょう。 お客様にご提案する生地や家具、照明の主なメーカーがここにショールームを構えていて、ここに行けば最新のトレンドが見れるというわけです。 春と秋には、デザインウィークと呼ばれる新作の発表会イベントもあります。 (一般に開放されていますが、プロ向けなので、小売対応はやっておりません。) この場所は、インテリアデザインの学校に通ってた時に、何度足を運んだか・・・、その回数は数知れず。n 今年のファブリック類は、あまり花柄等は前面には出て来ず、どちらかといえば、ここ数年の傾向であるモダンな感じに重きがおかれている。 変わった流れとしては、日本の絣をイメージさせるような柄や、シノワズリーの復活が特徴的である。
n センターでの新しい出展メーカーは、USのパスマントリー・メーカー「Samuel & Sons Passementerie」。 2012年秋の出店だそうだ。 トレンドのファブリックに合せやすい、あまりゴテゴテ感のないものが多い。 かと、思いきや、隣り合わせたお店の「Watts1874」は、ビスポークと呼ばれる、受注生産のみを受けるパスマントリーも健在である。 その店頭には、「巨大サイズのタッセル」がディスプレィされ、目を引いていた。 「ファブリックとパスマントリー」、きっても切れない密接な関係にあります。
2013.6.19
【パリ日記 No. 8- ロンドン編】
n せっかくヨーロッパにいるのだし、それに友達にも会いたいし・・・、と言うことでユーロスターに乗ってひとり、パリからロンドン2泊3日の旅に。 出国手続きを済ませ待合室に。 さて、電車はどこ・・・? 少々日本の新幹線の乗り方とは勝手が違います。 搭乗時刻が来るとゲートが空き、係員が電車の止まっているホームに誘導する、いわゆる飛行機に乗るシステムと同じある。 ちょっと戸惑いました。
n もちろんインテリア最新視察と、我が家のようにくつろげる親友の家で、のんぴりと1日を過ごすことが目的。 内容は次回のお楽しみに・・・。
2013.6.18
【パリ日記 No. 7】
n カフェでお茶をすれば、必ず何かしらスィーツがついている!! 普段あまり甘いものは食べない私だが、エスプレッソを飲めば、心理的に甘いものに手が出るのも必然と言ったところでしょうか。 普段に比べ、毎日甘いものを食べていたような気がします。 今回皆さんに教室で召し上がっていただいた「チョコレート」と「砂糖菓子」のお店をご紹介しましょう。 情報は、同行のパリの達人<K・HOUSE>八木さん。
★チョコレート「jacqes genin fondeur en chocolat」 <写真上>
まだ日本未進出、いや世界にも進出していないパリだけのショコラトリー「Jacques genin」。 召し上がった方の感想は、鼻からチョコレートの風が抜けていく、フレッシュ、後味さっぱり等々、のご感想。 店内はまるでチョコレート・ブティックという表現がピッタリのモダンな雰囲気。 それに合わせすべて箱は、オシャレなシルパーのアルミ缶入り。 ここはチョコだけでなく、キャンディやフルーツピューレを使ったゼリーなども扱っている。 キャンディもなかなかのものです! 行かれる方は、時間に余裕を持って! ひとつずつ箱詰めから始まりますから・・・・。
133 rue
★ フランスの伝統菓子「A LA MÈRE DE FAMILLE」 <写真下>
なんとここは、住んでいたアパルトマンから30mも離れていない場所に・・・・!! いわゆる”コンフィズリー”と呼ばれるキャンディやヌガーなどの砂糖菓子中心のお店で、果物の砂糖漬けや、ギモーヴ(フルーツピュレを使ったマシュマロ)等、カラフルな色使いで、まるでお菓子の国に行ったような雰囲気のお店。 きっと子供たちにとっては、キラキラ目を輝かせるお店だと思います。
39, rue du Cherche Midi 75006 Paris, 電話: (33) 01 42 22 29 99, www.lameredefamille.com
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