![](https://trinityjapan.jp/wp-content/uploads/2018/01/main_vis-11.png)
2013.6.17
【パリ日記No.6】
n ベルサイユ宮殿に関する記事は、きっとWebの中で氾濫していることを想像すると、ちょっと違う角度から書いて見ましょう。 出発する前に、イギリスに住む親友に連絡をとったところ、本をご所望。 今年の3月に出版されたという「ヴェルサイユの女たち」原書房出版。 なんか渡仏に際し、タイトルがあまりにタイミングが良すぎ!? 著者アランバラトンは、宮殿の庭師だったそうだ。 代々、宮殿の噂話として受け継がれてきた話を元に書かれたという、この小説。 渡す前に読もうとしたが、結局20ページも読めなかったが・・・。
n 【Amazon.jp 本の紹介より】ルイ13世からマリー・アントワネットの時代まで、絢爛豪華なブルボン朝を彩った一癖ある女たちは、どんな愛をどんな場所でささやいたのだろうか? 「宮殿」、「庭」を切り口に、ヴェルサイユ宮のベテラン庭師だから書けた、国王、王妃、愛妾たちの愛と欲望の人間模様。 どんなガイドブックにも載っていない「裏」ヴェルサイユ!
n ベルサイユ宮殿通には、お勧めの一冊かも・・・!?
2013.6.16
【パリ日記 No. 5】
n 昨年秋のコラムでもご紹介しました、タイトル「素敵なアンティークタッセル」。 同行の友人に、それを購入したお店に連れていってもらいました。 置いてある品は、ほとんどアンティークのものばかり。 オーナーさんのお話によれば、家業でパスマントリーのお仕事をしていたということで、パスマントリーのことは、とってもよくご存知でビックリ。 さまざまな質問に的確に答えていただき、ほんとに勉強になりました。
n アンティークな古いパスマントリー類を沢山みることができるのは、やはりイギリスよりフランスのほうが、勝っているような気がします。 定かなデータは持っていませんが、歴史的に見る貴族の数の違い、それにともない量的なものも異なるのかもしれません。 さらに建築等もダントツに「装飾的」であることを感じます。
n 今回は、私もほんの少しですが、「アンティーク・パスマントリー」を購入してきました。 教室で是非ご覧くださいね。 <※写真掲載無> これらの伝統的なデザインは、現代のタッセルデザインにも脈々と受け継がれていることを確信することができ、まさにパスマントリーの「温故知新の旅」となりました。
※パスマントリーとは: コラムvol. 7 参照
2013.6.14
【パリ日記No.4】
n ところで、レストラン等に行くと、バターが出てくるが、その器というか、お皿というか、黒い石盤のようなものにのって出てくる。 あまりに頻繁に出てくるので、パリ最後の夜に行った話題の日本人シェフが経営する、「TOYO」のお店の人に聞いてみた。「一体、これはなんですか? 」 フランス語で「アルドアーズ(ardoise)」言って、屋根瓦(スレート)に使われるものだそう。 石なので、ひんやりしていて、バターが溶けにくいような配慮。 最近日本のレストランでもみかけるようになりましたね。
n 毎年パリに行かれ、今回初めてご一緒させていただいた友人(K・HOUSE、八木さん)に、ほとんど毎日の夕食のセットアップをおまかせ。 お陰で、美味しいもの三昧の毎日でした。 しかし、帰国してから怖くて体重計にはまだ乗ってない・・・・(苦笑)。
2013.6.12
n 4月の宝島社の取材内容が、雑誌「SPRING」7月号<6月23日発行>に、記事掲載されました。(P141) カツヤマケイコ女史のイラストでの紹介ですが、どんな風になるのか、とても楽しみにしていました。
n 「へーッ、イラストにすると私ってこんなイメージなんだぁ~」。 記事内容もさることながら、イラストに見入ってしまいました。 漫画チックだから、サクッと読めてわかりやすい! イラストの上手な人って羨ましいです (職業だから、上手なのは当たり前かぁ。)
そう言えばお見えになった時、完成したタッセルをピンクのペンケースに付けて帰られたのが、とても印象に残っています・・・・。
2013.6.12
【フランス日記 No.3】
n 今回の旅の目的は、もちろん仕事と関連ある「タッセルとインテリア」に関する現地最新視察です。 某所でフランス版「キー・タッセルのキット」を購入してみました。 私の立場からすると今更キット・・・? という感じは否めませんが、しかしそこは勉強、勉強。 どれ、どれ~的な感じで購入してみました。 説明書はフランス語。 でも別に読めなくても作れちゃいます。
n もちろんキットですから、いくつかのパーツは既に作成済。 これらのパーツは、私が教室でお教えしているものと同じに作られていて安心しました(笑)。 皆さんも安心してくださいね。 糸はすべてシルクです。 紐(コード)も、今後カリキュラムに追加予定(発表未定)のコード<4つ撚りコード>の作成済みのものが梱包されてます。
2種類購入したもののひとつは、既にサクッと完成で~す。<写真下: 赤のキータッセル>。 教室のボードに下がってますので、是非ご覧くださいね!!
2013.6.11
【バリ日記No.2 】
◆ 前回ご紹介したアバルトマンのお部屋の調度品としてしつらえてあった、フィリップ・スタルクのデザインした製品をピックアップしてみました<写真>。 ダイニングの椅子、TVチューナー置きに使っている小さな椅子、テーブルランプ等、ポリカーボネイトでできたものです。
◆ 彼はフランス人デザイナー。 名前を知らなくても、日本のアサヒビールのビルの象徴的な建築を手掛けた人と言えば、きっとこの名前を忘れることはないでしょう。 アバルトマンのオーナーさんも同じフランス人として、彼に敬意を表して家具を入れたかどうかは不明ですが、古い建物、古い家具類に、エアリーな雰囲気のデザインと良くミックスされていて、とても感心しました。 私の好きなティストのひとつです。
2013.6.10
n 【パリ日記No.1】
アパルトマンの部屋はチョー素敵で、これからの三週間、とても気持ちよく過ごせそう・・・。調度品類の椅子、テーブルスタンド、照明の傘、テーブルランプ等、ポリカーボネイトでできたフィリップスタルクのもので、これら現代的調度品とクラシックな作りの部屋とがマッチし、重苦しさを感じさせないモダンな部屋の雰囲気に仕上がっている。 最近のヨーロッパは、こんなインテリア作りが多いと感じる。
n リピングには、ヒアシンスのお花、冷蔵庫には、ウェルカムスイーツ(サダハル・アオキのマカロン)、それにギャラリーラファイエットで購入したという高級なバター。 また、プリンターまで使えるようになっていて、いたれりつくせりの環境。 (最後まで、私のPCはつながらなかったけど・・・・。)
n それにしても到着早々、雨が降り続いていて、東京の3月頃の寒さ・・・。 洋服計画は全く狂ってしまい、なんでパリにまで来てユニクロに行ってヒートテックを買わなきゃなんないの~<泣>。 現地の人に言わせると、このお天気はフランスでも3月頃のもの。 現地では、これをジブレと呼ぶらしい・・・。 街歩く人は東京で言えば冬のお洋服。 お天気かと思うと、急にヒョウが降ってきたりと、信じられない一週間が続いた。
2013.5.17
n 君の名は、「ただ、ひたすらに美しきもの」。 そう呼んでしまいたくなるようなブローチ<写真>です。 ご縁あって、私の手元に来てくれました。
n みれば見るほど素敵です。 使われている素材は、特別なものではなさそうです。 ビーズ、スパングル、銀糸などでしょうか・・・。 宝石のようなひかり輝く豪華さはありませんが、見るほどに、このブローチに魅せられてしまいます。 きっと、この精緻な作品を作り上げるその過程や、作り手の方<作者不明>のことを思うからでしょうか。 こんな素敵なものが作れる人ってどんな人なんでしょう。 それにしても、やはり手仕事の世界は素晴らしい・・・。
2013.5.15
n 「随分前になりますけど、特別講習でお世話になったXXです。」 店頭にお越しの際、こう告げられたが、あまりに昔で、とっさに思い出すことができず・・・・、ごめんなさい。 当日は、ご入学の手続きを取られて帰られた。
n 初日にお見えになった時、ご持参された資料ファイル用のバインダー。 当然、記憶にある懐かしいバインダーだ。 この生地模様は、2007年に実施したもの。 あれから、6年。 「教室で習い始めたら、使おうと思ってとってあったんです~。」 この一言を聞いて、私は嬉しいやら、感激するやらで・・(うるうる)。 本当に感謝、感謝です!!
特別講習は、一度きりの出会い。 でも、またその方と、そして作品とともにお会いすることができるなんて、想像もしてなかった出来事に、嬉しいW再会の日となりました。
2013.5.15
n 「テーブルの高さ」と「椅子の高さ」が合わず、とても座りにくい・・・。 確かにこんな状況は、居心地が良くないだろうことを、容易に想像できます。 しかし、意外によくある話でもあるんですねぇ。 そんなお悩みを抱えていらっしゃった生徒さん。 高さ調節のために5cm厚のウレタンを発注し、「ボックス型のクッション」を作成されましたので、ご紹介しましょう。
n 携帯電話の写真を見せていただいた時、「送ってね」と頼んだら、「送り方がわからないのよ~」。 携帯メールが苦手な私に、隣から他の生徒さんが教えてくれました。 私の苦手なもののひとつ・・・。 バレちゃいました(苦笑)。