
2013.6.10
n 【パリ日記No.1】
アパルトマンの部屋はチョー素敵で、これからの三週間、とても気持ちよく過ごせそう・・・。調度品類の椅子、テーブルスタンド、照明の傘、テーブルランプ等、ポリカーボネイトでできたフィリップスタルクのもので、これら現代的調度品とクラシックな作りの部屋とがマッチし、重苦しさを感じさせないモダンな部屋の雰囲気に仕上がっている。 最近のヨーロッパは、こんなインテリア作りが多いと感じる。
n リピングには、ヒアシンスのお花、冷蔵庫には、ウェルカムスイーツ(サダハル・アオキのマカロン)、それにギャラリーラファイエットで購入したという高級なバター。 また、プリンターまで使えるようになっていて、いたれりつくせりの環境。 (最後まで、私のPCはつながらなかったけど・・・・。)
n それにしても到着早々、雨が降り続いていて、東京の3月頃の寒さ・・・。 洋服計画は全く狂ってしまい、なんでパリにまで来てユニクロに行ってヒートテックを買わなきゃなんないの~<泣>。 現地の人に言わせると、このお天気はフランスでも3月頃のもの。 現地では、これをジブレと呼ぶらしい・・・。 街歩く人は東京で言えば冬のお洋服。 お天気かと思うと、急にヒョウが降ってきたりと、信じられない一週間が続いた。
2013.5.17
n 君の名は、「ただ、ひたすらに美しきもの」。 そう呼んでしまいたくなるようなブローチ<写真>です。 ご縁あって、私の手元に来てくれました。
n みれば見るほど素敵です。 使われている素材は、特別なものではなさそうです。 ビーズ、スパングル、銀糸などでしょうか・・・。 宝石のようなひかり輝く豪華さはありませんが、見るほどに、このブローチに魅せられてしまいます。 きっと、この精緻な作品を作り上げるその過程や、作り手の方<作者不明>のことを思うからでしょうか。 こんな素敵なものが作れる人ってどんな人なんでしょう。 それにしても、やはり手仕事の世界は素晴らしい・・・。
2013.5.15
n 「随分前になりますけど、特別講習でお世話になったXXです。」 店頭にお越しの際、こう告げられたが、あまりに昔で、とっさに思い出すことができず・・・・、ごめんなさい。 当日は、ご入学の手続きを取られて帰られた。
n 初日にお見えになった時、ご持参された資料ファイル用のバインダー。 当然、記憶にある懐かしいバインダーだ。 この生地模様は、2007年に実施したもの。 あれから、6年。 「教室で習い始めたら、使おうと思ってとってあったんです~。」 この一言を聞いて、私は嬉しいやら、感激するやらで・・(うるうる)。 本当に感謝、感謝です!!
特別講習は、一度きりの出会い。 でも、またその方と、そして作品とともにお会いすることができるなんて、想像もしてなかった出来事に、嬉しいW再会の日となりました。
2013.5.14
n 急に決めた海外行きのために、準備におおわらわ(気分だけ?)・・・。 皆さまにも授業日程の調整をして頂くなど、ご不便をおかけしてます。 昨日のお休み日は、国際免許の手続きに。 私が運転免許を取得する時に試験を受けたビルですが、久々に行ったら、なんと隣に新庁舎ができているではありませんか~。
n 対応してくれた窓口のお姉さまが、帰り際に「秋に新しいビルが完成なんですよ。 今度いらっしゃるときは、新しいビルの方ですね!」と、嬉しそうな顔で言ってくれたのが、とても印象的。 また来られるは、いつの日になることか・・・? それにしても、どういうわけか運転免許の写真は年齢を如実に表し、見るたびに溜息もんデス。 事実は隠せませんねぇ・・・・<苦笑>。
2013.5.8
n 桜を観に青森県の弘前城に。 訪れた当日にやっと満開宣言が出されたほど、寒さのせいで今年の開花は遅れていた。 こちらにとっては、ラッキーとしかいいようがないが・・・。 さすが東北、桜が満開といっても、当日の寒さも結構なものでした(笑)。
n 東京の桜しか脳裏にない私にとって、なぜあんなに遠方からでも、観光客が訪れる理由がわかったような気がする。 お気に入りは、「古木に咲く桜の花」の組み合わせ。 これは、とりわけ風情があり、それはそれは素敵で、惚れ惚れしてしまいます。 しかし、美しく咲くその桜の木の裏側には、「桜守」とでもいいましょうか、「樹木医」が、樹齢何百年というそれらの桜の木をきちんと管理し、翌年に綺麗な花が咲くように命をつなげているからなんですね~。
n 二ケ所の桜 <北上展勝地、角館>を見て、明日は弘前、という丁度その夜、NHKのTV「プロフェッショナル・仕事の流儀」で、弘前城の桜の樹木医・小林氏の、桜の木に懸けるその思いが放送されました。 満開といい、また前夜に桜を鑑賞する目をも変えてくれたことといい、なんて、ラッキーな桜見物だったことでしょう。
2013.5.8
n 友達から「歌舞伎」のチケットを入手したとの電話。 当日、先約があったのをずらしてもらい、銀座歌舞伎座の「杮葺落(こけらおとし)五月大歌舞伎」に出かけました。 やはり新装とあって、歌舞伎座は大賑わい。 歌舞伎を見るのは、何年ぶりでしょうか・・・。 演目は、こちらの第二部、【伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)】と【夕霧 伊左衛門 廓文章(くるわぶんしょう)】。
n 「歌舞伎」ド素人の私にとって「イヤホンガイド(700円)」が欠かせません。 舞台の進行状況や、知っ得知識など、その都度教えてくれる。 ちなみに玉三郎演じる、扇谷夕霧は額に紫のハチマキ。 それだけで、病気中を意味しているのだとか。 へえ~、そうなんだぁ (笑)。 それにしても、主役級の役者には華があります。 その存在は際立ち、所作、立ち振る舞いは絵になります!! 帰りにお土産として「ごぼうせん(べい)」を購入。 ビールのおつまみにピッタリ!! <苦笑>
2013.4.25
n 宝島社発売の雑誌『SPRiNG』月刊誌の取材をお受けした。 初めて聞く雑誌の名前???? <ごめんなさい> なんとターゲット層は20代とのこと。 当然、取材にお見えになったお二人の方も、20代のお若い女性で、当教室には少し珍しい年代である<苦笑>。
n お話を伺うと、本の中で紹介した体験したおケイコは、少なくとも50以上になるという。 雑誌とともにいただいた本、『オンナを磨く! おケイコ体験記』<カツヤマ ケイコ氏著作.>は、雑誌の中で紹介されたものを抜粋し、一冊の本になってしまったというもの。 目を通すと、知らないお稽古等、沢山紹介されている。 いずれにしても、これをきっかけに、若い世代にもタッセルを楽しむ方々が増えてくれると嬉しいなぁ、と思います。
2013.4.23
n パソコンを新しく調達しようと、家電量販店へ。 希望仕様のものが店頭になかったので、パンフレットだけもらって帰ろうとしたら、Apple社iPadのキャンペーンをやっていて、さわっていたら、「これは楽しいオモチャだぁ~。」 なんて言いながら、急に欲しくなり、iPadminiを買ってしまいました。 全く予定のない、完璧な衝動買い<苦笑>。
n これまでなぜか、スマートフォンに切り替えする気になれず・・・。 電話機能はないけど、私にとってパソコンを立ち上げる面倒くささのない、ミニPCのようなオモチャ感覚。 衝動買いで、果たしてその結果は、吉と出るのかそれとも・・・・・・。
2013.4.8
n 最近は革靴を履く機会も少なったせいか、靴磨きをすることもあまりなくなってきた。 考えてみると、私の履く靴もエナメルや布、スニーカー等の合成皮革等、さまざまな素材に変わってきている。 先日久しぶりに靴磨きをしようと靴箱を開けて気がついた「靴ブラシ」。 よく見るとHarris, Made in Englandの刻印が・・・・。 気にせず使ってきたが、そういえば私が最初に上京する折、今は亡き祖父が「靴磨きセット一式」をプレゼントしてくれたものである。 もう、かれこれ30年以上靴箱にはいっていることになる・・・・(苦笑)。
n どうして靴磨きセットのプレゼントだったのかは不明。 そしてその当時になぜ英国製の靴ブラシだったのかも不明・・・。 しかし、いまだ現役で活用できている。 ブラシの反対側に、Pure bristle (豚か馬の剛毛)とも書いてある。 ネットで、会社を調べてみた。 創業1928年、Royal Warrant (英国王室御用達) の称号をもらっている会社として存在。 きっとこの会社だと思われるが、今やペイントブラシに力が入っているようだ。 靴磨きをしながら、しばし亡きおじいちゃんに思いを馳せた瞬間でした。
2013.4.5
n ロンドンに住む友人と、先日久々の再会。 お土産に、エコバッグをいただいた<写真>。 今ロンドンでは、爺さんから婆さん、兄ちゃんからお姉ちゃんにいたるまで、このバッグを持って歩くのが流行らしい。 図柄はさまざまでお店等のロゴが入ったもの等、一種の「エコバッグ」なのかもしれない。 日本のエコバッグは帆布が多いが、ロンドンのそれは麻の一種のジュートと呼ばれる素材使いがポイントらしい。
n 今日届いた英国に住むウエンディ女史からのニュースレターにも、なんとスパイス会社がこのバッグを作ってくれる人を探している情報が掲載されていた。 「エコバッグ」とは呼ばず、「ヘシアン バッグ: Hessian Bag 」と呼んでいたが・・・・。 (ジュート素材を布にすると、ヘシアンになります。) それにしてもこのバッグ、持っていると手に麻の匂いがついて、ちょっぴり気になるところではありますが、ロンドンの風を感じながら使用しています。