
2012.3.1
n ちょっとした小物用に使えるかもしれない、と店頭で販売している生地(写真下)。 ある日、レースのカーテン用のあまりでしょうか、ハギレを目にした瞬間にひらめいたデザインで作ったクッション。
n 生地には小鳥の柄 (少々、お子様な感じ・・・)。 レース用には、南洋にいるような大きな鳥たち。 それらの生地を一緒に合わせて、クッションを作りました。 ぐ~んと、おとなのクッションに仕上がってますでしょ。 大分前に作ってありましたので、ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、こんな生地の使い方もあるという、「生地のマジック」です。
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2012.2.20
n 最近、「XXX女子」という言葉が多いのでは・・!? 女子だけ参加の飲み会「女子会」、自分の家が大好きな「おうちガール」、更に自分のインテリアを自分で改装する「DIY女子」・・・・等々。
n 「DIY女子」には、私も大いにエールを送りたくなります。 教室でご提供している 「ソフトファニシング」は、インテリアのデコレーションに欠かせないカーテンやクッションなどを自分で作り、そして飾る、布で作るDIY究極のテクニックなんですから。
n 先日、「女子部屋.com」を運営する営業部長さんとお話する機会がありました。 希望すれば、床、壁紙、カーテン、家具なども自分好みに揃えられるという新しいコンセプトでの賃貸アパート経営を大家さんに提案し、現代人にはかかせないネット環境もばっちり提供していくというもの。 私の若かりし頃にこんなサービスはなかった~。 いい時代です!! 時間のないOLさんの素敵な賃貸アパート探しに、お進めのサービスですね。
「女子部屋つくる.com」 → こちらから。
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2012.2.16
n 今回は、ロープ(コード)の使い方です。 ロープは、デザインから見れば本当に沢山ありますが、機能性の観点から言えば、2種類です。 「ロープ」そのものと、ホタテ貝のひものようなものがついた、「フリンジド・ロープ」とに大別されます。
n なぜ貝のひも状の布がついているかと言えば、「必要だから」。(スミマセン) これは、椅子やクッションに飾るとき、布の間に挟み縫い込む時に必要になるからです。 写真下の生徒さんの作品例ふたつは、それぞれのデザインに合わせたフリンジド・ロープを使用しています。
n また、異なるロープの使い方の例としての下の写真。 自作のもので教室に飾ってあるカーテンですが、ゴブレットスタイルの下に、カーテン飾りとしてロープを用いた例です。 もちろんこの手のロープをクッション等に使用することはできますが、手縫いになってしまうので、少し面倒かもしれません・・・ね。
2012.1.27
n 今回は、パスマントリー(Passementrie)の一種である、ブレードの使い方です。 紐状の飾りテープは、縁飾りとして皆さまも馴染みがあるのではないかと思います。 またその用途は幅広く、椅子やカーテン等、さまざまなものに適用できます。
n 写真(上)はクッションに用いた例ですが、いくつかの生地を組み合わせてサイズを構成する場合、その縫い目を隠すと同時に、アクセントの役割も担ってくれます。 生地が足りない(!?)場合なんかも、こんな方法で役立ちそうです (笑)。 ちなみにクッション端についているのは、ブリオン・フリンジ。 写真(下)は、店頭で販売している各種ブレードです。
※ その他の使い方一覧表は、→ こちらから。
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2012.1.24
n 今回は椅子やソファに使われているケースをご紹介します。 まず、写真上はソファ・アームのフロントに飾られたケースです。 タッセルはどちらもローゼットと組み合わせたデザイン。 ソファもクラシックなイメージです。
n また、下の写真は、創業1938年という英国最高峰のソファメーカーとして名高い、デュレスタ(DURESTA)社のソファですが、アームの部分を倒して使用する場合、タッセル紐を緩め角度を変えて使われます。 日本ではあまりお目にかかれないタイプかもしれませんね。 もっとご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
→ DURESTA社 (英国)
n また、椅子カバー作品に、こんな使いかたも・・・・→ 2007年4月コラムvol. 7
※その他、「タッセルの使い方一覧表」は→ こちらから。
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2011.12.26
n タッセルの使い方というより、今回はタッセルを含む大きな概念の呼び方であるパスマントリーの使い方と言ったほうがいいですね。
n パスマントリーのひとつであるフリンジは、さまざまな種類のものがあげられます。その構成は、基本的にブレードと呼ばれるひも状のものに、いろいろなデザインのオーナメントが下がっていると思ってください。
n 写真は、同じ生地で作ったクッションの飾りとして、①ブロックフリンジ(右)と②オニオンタッセルに似たオーナメントが下がったフリンジ(左)です。 もちろんクッションのみならず、②は、カーテンの開口部分に飾ったりすることも可能です。 フリンジ類は、やや豪華なイメージを持つので、生地選びも豪華なものを選ぶと、失敗がないでしょう。
2011.12.22
n 今回は、カリキュラムの最初のひとつで、教室で一番質問が多い「ボタンタフト」の使い方です。 それもそのはず、これも飾りのひとつなんですかぁ~、という印象なんでしょう。 インテリアの中で使用例です。 写真は、カーテンのヘディングスタイルのひとつである「ゴブレット」というものですが、このスタイルのカーテンをあまり見かけない、ということもあるでしょうが、ゴブレットの部分とひだとの間に飾った例です。
n その他では、「vol. 57 ボックスクッション」でご紹介した、クッションのボタンニングの部分等にも、使用可能です。 これで少しは質問が減るかな・・・・!?
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2011.12.8
n インテリアに興味のある人は、きっと知っているこのデザイナーさんの名前と椅子のシリーズ。 写真は、「LA MARIE」という名の椅子である。 ポリカーボネイトでできていて、この透明感が空間に邪魔をしないだろう、と思い開店当初、店頭でクッションなどのディスプレイに最適かなと購入したものである。 しかも、購入先は家具のリサイクルショップ。 しかし、なぜこれがリサイクルショップにある・・・・!?
n 掃除機をかけていて、フッと以前からこの椅子に関して、気になっていたことを書こうと思う。まず、座面の高さは、48cm!! デザイナー用の海外の参考書 (『Architect's Pocket Book』)を見ても、標準の椅子の高さは44cm。 ましてやの日本の椅子の高さは通常42cmなのに5cmも高い。 現実的に手持ちのテーブルに合わせようとすると当然バランスは悪く、居心地の悪いものなってしまうのは、当然である。
n 椅子は、ネットでも簡単に購入できる時代。 是非是非、デザインのみならず、自分ですわり心地などを確かめてから購入して欲しいものである。 私がラッキーにも超格安で購入できた背景は、きっと不都合な理由があり、手放した人がいるからに違いないだから・・・・・。
※参考: こちらのフィリップスタルクの椅子の座り心地はGood!!
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2011.11.17
n 冬は乾燥の季節。 糸扱いにも指が滑って困ること度々・・・です。 先日100円ショップに行ったとき、見つけました。 伝票なんかをめくるときに使うヤツ(写真)です。 もちろん、レトロなオレンジ色をしたゴム製のものもありましたが、匂いが指につかないシリコン素材のものを購入してきました。 着けるとほんのり指先がピンクのLサイズ (笑)。
n 使ってみたら、以外にいいかも・・・・。 5個入りで105円。 もっと早く気が付けばよかったぁ。 でも、伝票めくりなんかしたことなかったもんねぇ~。 ひょっとするとこれから私の必需品になりそう!? 指先にささくれがある人にも朗報になることを願って・・・。
2011.11.10
n 「タッセルの使い方、その<6>」です。 おなじみクッションにタッセルをアレンジしたものです。 ずいぶん以前 (2008年当時に作成?) から教室にありましたので、生徒の皆さんは、目にしている方も多いはずでは・・・。
n ひとつは(左)、生地デザインの強さに合わせて、黒のソフトタッセル。 黒の縦じま模様の生地を見たとたん、そのまま使うのはあまり能がないなぁ、と思い生地をわざわざカットして、渦巻状にしました。 このインパクトのあるデザイン・アイデアに本人結構納得してます(笑)。
n そしてもうひとつ(右)は、生地に刺繍部分に使ってある糸と同じ色糸を選び、オニオンタッセルをあしらいました。 普通のソフトタッセルも、このように使うことができて、結構使い道は広いことがお分かりいただけるでしょう。
さて、右の布の種類は、”CREWEL WORK”(クルーウェルワーク)という布の種類です。 日本ではあまりみかけない生地ですが、さまざまな刺繍のパターンがあり、カーテンを作るととっても素敵だと思います。イギリスのインテリアデザイナー、ニーナキャンベルの本の一部をご参考までに。
n 今回は、「ひとつぶで二度おいしい」の表現どおり、一回のコラムでふたつのことを知ることができたのでは・・・・。
※その他「タッセルの使い方」の一覧は、こちらから。
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