• vol.1129 本家本元のトワレ・ド・ジュイ

    2018.6.13

    ◆ 生地名“トワレ・ド・ジュイ”は、大勢の皆さんが既知のもの。 生地に興味のある方にとっては、今更~、という感じの生地名かもしれませんね。  実は、お付き合いのあるフランス高級生地輸入をしている社長、D&T社のMr. Davidが先日教室に来てくれて・・。「今日は本物のトワレ度ジュイを紹介させてください」とのことで、サンプル生地を持参してくれました!!   

     

    ◆ 生地の質感は、別名西洋更紗と呼ばれるように、少しザクッとした感じ。またプリント品質は、これまでのトワレとは異なり、とても精巧なものです。プリントも生地感も、そのプリント品質も当時と全く同じものが再現されているその訳は、オーベルカンフ氏によって製造されたトワル・ド・ジュイは、 現在、Charles Burger社がそのデザイン版と共に織り機を所有しているからこそ、現代にそのまま伝えられているとのことです。

     

    ◆ すべての生地柄には、ストーリーがあるんだそうです。「そういえばフランスの生地って、気球柄プリントが多いですよね~」と言ったら、それもそのはず、熱気球を発明したのは、1745年に仏モンゴルフィエ兄弟が17発明したものだからなんですね<緑色生地>。 写真に撮らせてもらったもうひとつの生地<赤>は、ルイ16世がダム建設を始めるため、フランス北部の街シェルブールへ旅行した際の模様を描いた生地とのこと。

     

    ◆ これまで、ボーッと柄を眺めてましたが、改めて知るとまた生地の見方が変わってしまいます。 NHK番組「ちこちゃんに叱られる」風にいえば、「ボーっと生きてんじゃね~よ」って<笑>

     

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