• vol.1511 本物のアカンサス、初めて見た!!

    2024.6.24

    ◆ 「デッサン内容は何でも構わないが、持参したスケッチブックをすべて埋めつくして提出!」という課題。 昔インテリアを学んでいた頃の話ですが・・。 もちろんデッサンの基礎は授業の一部として実施される。 描いたもののひとつに、“アカンサス(Acanthus、和名: ハアザミ)”をデッサンした記憶がある。

    ◆ 当時この<植物>がどんなものなのか等、気にすることはなかったが、ロンドン市内のセントポール聖堂の建物にもあったような・・・。 先日「な、なんと、これがそうなんだ~」と初めて本物の植物を見る場面に遭遇。 感動~!!  日本にもこの花が存在していたんですね~<笑>  このアカンサスはギリシャを代表する文様。コリント様式建築の柱頭にデザインされ、バロック時代を生き延び、19世紀のアーツ&クラフツで活躍したウィリアム・モリスの生地や壁紙にもデザインされるという代表的な「植物文様」のひとつである。

    ◆ 写真上2枚は、私が撮影したアカンサスの<葉っぱと花>、そして、この文様が使われている<コリント様式建築の柱頭 <source: ICCAA Institute of classical Architecture & Art>、<ウィリアムモリス壁紙 (V&A美術館蔵)> です。  こんなこと気にする人って、あんまりいないよね~<苦笑>。

    タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室のトリニティ

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