• vol.442 ロンドン、デザインセンター

    2013.6.20


    【パリ日記 No. 9- ロンドン編】


    n         ロンドンでインテリアデザインをする方で、ここの存在を知らない人は皆無でしょう。 お客様にご提案する生地や家具、照明の主なメーカーがここにショールームを構えていて、ここに行けば最新のトレンドが見れるというわけです。 春と秋には、デザインウィークと呼ばれる新作の発表会イベントもあります。 (一般に開放されていますが、プロ向けなので、小売対応はやっておりません。) この場所は、インテリアデザインの学校に通ってた時に、何度足を運んだか・・・、その回数は数知れず。


     


    n         今年のファブリック類は、あまり花柄等は前面には出て来ず、どちらかといえば、ここ数年の傾向であるモダンな感じに重きがおかれている。 変わった流れとしては、日本の絣をイメージさせるような柄や、シノワズリーの復活が特徴的である。 


     


    n         センターでの新しい出展メーカーは、USのパスマントリー・メーカー「Samuel & Sons Passementerie」。 2012年秋の出店だそうだ。 トレンドのファブリックに合せやすい、あまりゴテゴテ感のないものが多い。 かと、思いきや、隣り合わせたお店の「Watts1874」は、ビスポークと呼ばれる、受注生産のみを受けるパスマントリーも健在である。 その店頭には、「巨大サイズのタッセル」がディスプレィされ、目を引いていた。 「ファブリックとパスマントリー」、きっても切れない密接な関係にあります。
        


     

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