• vol.58 緞通

    2009.11.17

    ■先週開催されたインテリアのイベントである「JapanTex2009」。特に印象に残ったのが、敷物の一種である「緞通」。「赤穂の緞通」の展示並びに実演のブースである。(下写真) 佐賀の「鍋島緞通」、大阪の「境緞通」と並び、日本の三大緞通のひとつに数えられているのだそうだ。織られるサイズはすべて一畳分。一本、一本の縦糸に結びつけては、その糸をカットする、気の遠くなりそうな作業を経て完成するそのプロセスを、私は始めて見た。遥かシルクロードを通って中国に伝えられた絨毯。日本の中にもいくつか存在することは知っていたが、やはり百聞は一見にしかず、である。


    ■この存在を知っていれば、これを買ったかどうかは少々疑問ではあるが、我が家の敷物は、いわゆる中国のシルク緞通である。夏はひんやり、冬は暖かく特に静電気等も感じず、裸足で歩くととっても気持ちがいい。シルク素材は見る角度や光の加減によって色目が違うのも一味。敷物はインテリアの観点から言えば、床に独立した区画を作り、変化をもたらす効果があると言えるでしょう。

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