2023.10.18
◆ 「タッセルの結び目がほどけてしまい・・・」とお困りの方からお電話を頂戴しました。 写真を送っていただき、タッセルタイバックのロープの結び目部分を確認!! 修復可能なので、ご来店いただきました。 販売されているところにも確認されたとのことでしたがお断りされ、結果、こちらに電話されたとのこと。
◆ カリキュラムでは、生徒さんに結び方はお伝えしていますが、ほどけた時の修正の仕方はお伝えしていない!? ということに気が付きました~<笑>。 作り方をお教えし、全体をくみ上げていくわけですから、当たり前と言ったら当たり前でして・・・。 このようなご依頼を受けたのは今回初めてなので、改めて気付きました<苦笑>。 遭遇して初めてわかることもあります!! もし、ご興味がある方は、教室でお尋ねくださいね。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室のトリニティ
2022.3.23
◆ 今朝タッセル用の紐を作っていて、ふと気が付いた。 長年使ってきたオリムパス社製「ストリングスII」ですが、きっとたくさんの方々がお持ちのものだと思います。 紐を作るには、下撚りと上撚りの2回撚りますが、そのモード変換ボタンですが、途中で外れてしまい、使用途中でモードが変わってしまった経験をお持ちの方も多いはず・・・。 その原因は、正しい位置でモード変換してなかつたということが原因だったんですね~<苦笑>。 ほんと、いまさらながらという感じがしました・・・・。
◆ 正しい位置でモード変換とは、下の写真で解説していますので、ご覧ください!! 持ち手部分の矢印に、モード変換ボタンの下にある矢印をきちんと合わせてから、ボッチを上下することで、隙間も出来ずきちんと所定の位置にすることができます。 慌ててマニュアルをチェックしましたが、言葉での説明はどこにも無かった・・・んですけど。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室トリニティ
2021.2.23
◆ タイトルの内容については、当然ですが発売元であるオリムパス社がガイドすべき事柄で、私の出る幕ではないのですが・・・<苦笑>。 既に購入されている方も多いのですが、その使い方の基本にはなはだ疑問を感じているので、書かせてもらうことにしました。
◆誤った持ち方◆
下の写真を見てください。 入学してくる新しい方は、こんな持ち方をしている人がとても多いです。 この持ち方をすると、ガリガリと音がして、スムーズな回転を妨げてしまうと同時に、そのガリガリ感は故障の原因につながるのではないかと、考えています。
◆正しい持ち方◆
糸に対して体が平行になるように立つことです。<下記写真> このやり方の方が、スムーズな回転をしてくれますよ。 「持ち手」部分をお腹に向け、糸と並行になるように立つことです。
◆ 道具もいつかは壊れる・・・その故障個所◆
仕事柄私自身の使う頻度は、普通の方より格段に多いと思いますが、昨年私が使っていた同機種はとうとう壊れてしまいました。 (もちろん、正しい持ち方で使用) その故障個所は「下撚りモード」と「上撚りモード」を変える水色のボッチ部分が、モード変換しても作業中にしょっちゅう外れてしまい、使い物にならなくなることです。 寿命を長くするためにも、正しく構えて使うようお勧めします。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室のトリニティ
2021.2.7
◆ タッセルを作り終えた時、糸に癖がついてしまうことが良くあります。 また、使っていてくしゃくしゃになったような時、よく聞くお話しは霧吹きを使う、濡れタオルを巻く・・・。 あっ、それだめ! 霧吹きは、水の粒子が粗いので、びしゃっと糸が濡れてしまいます。
また、濡れタオルを巻くなどは、水をしみこませているような状態になります。 これではせっかくの糸の艶もなくなり、糸の撚りもほどけてしまい、ボロボロになってしまいますよ。
◆ タッセルのくしゃくしゃしわをのばすには、「湯気、スチーム、蒸気」を使うようにしましょう。 教室で使っているのは、電気ポット。 すぐにお湯が沸くので便利です。 無い場合は、やかんの湯気、アイロン蒸気(アイロンをかけてはだめ)等、空気中に湯気が出てきても、すぐ消えるじゃないですかぁ、それくらい粒子が細かいのです。 湯気をかけられる糸の種類は(コットン、シルク、レーヨン、ポリエステル) 問いません。 ちなみに、かせ糸やセーターの毛糸をほどいた時のヨレを伸ばすのにも役立ちますよ。
<注意点>
❶湯気にあてている間、タッセルの房をブンブン振ってはだめ。 振った形がついてしまいすので、意味ありません!! <笑>
❷湯気をあてる前に、櫛などでとかし綺麗に整えてから、動かさず2~3秒を目安に湯気に当ててください。 ⇒ きれいな状態でくせ付けする。
❸蒸気の温度は、とても高温なので手にかかると火傷します。 気を付けてくださいね。 (私も何回やったことか・・) 蒸気にあてるのは房部分だけにするようにしてください。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室のトリニティ
2021.2.7
◆ 本日コラムに新カテゴリーを追加!! その名もタイトル通り「タッセル作りお役立ち情報」です。
◆ タッセルコースにご入学される方たちの中には、だいぶ回り道をされてから、当教室に来られる方も多々いらっしゃいます。 皆さんタッセル作りに興味はお持ちなので、本やキット等を購入したり、単発ワークショップに参加したり等の経験もお持ちです。 またタッセルの紐を作るための道具、オリンパス社のストリング2もご購入されているにも関わらず、その使い方がよくわからない!? という、宝の持ち腐れの方も・・・<苦笑>。 いろいろお聞きしていると、その回り道にはある共通点があることに気づかされました。
◆ 危うい方法(※注)を身に着けられているのを見るにつけ、拝見して複雑な気持ちになります。 そしてこれらはきっと皆さんの「タッセル作りのお困り事」になっていると想像しています。 それらを解決し、綺麗なタッセルを作っていただきたい、そんな気持ちから新設に至ったカテゴリーです。
本来であれば、教室でお教えする事柄ですので、どこまで深く回答できるかは、迷う部分もありますが、ここはチャレンジ。 読んでいただいた方々からは「目からウロコ」、「あ~、そうだったのかぁ~」と、感嘆の声をお寄せいただければ幸いです。
(※注) 物事に絶対はない、いろいろなやり方がある・・・そう、基本は自分が納得したやり方でいいのですが。
タッセル教室東京・自由が丘、ソフトファニシング教室のトリニティ
2017.11.20
◆ タッセルは当然、紐(コード)を作りますが、写真のようにねじれてしまった経験はありませんか? 教室でも最初の紐を作っていただく時に、「注意点として説明」することです。
◆ さて、この原因はなんでしょうか? 紐を作った後、作品と合体させる前に余分な撚りを戻しておかないことが原因です。 撚りは、掛け過ぎたり、掛けなさ過ぎだったり、最初の段階では、加減がわかりづらいかと思いますが、掛け過ぎた場合、紐が自然な状態に戻るまで、結んだりしてはいけません。 こんな風になったら、悲しいかな、戻そうにも元には戻りません ( ;∀;)。 解決策は、作ったらテーブルの上に一旦放置し、自然な紐の状態になるまで待ってから使うことが肝心です。 覚えておいてくださいね~。 ネットでみかけた画像を使わせていただきました・・・。