2014.8.7
◆ 夏の定番、「冷やし中華」。 一言で冷やし中華といっても、各々たれの味に特徴があったり、具材もいろいろで・・・・。 高そうな具材が使われていると、おいしいけどお値段が張りますし・・・。 どこに妥協点を見出すか悩ましいところですが、ランチはやはり”コストパフォーマンス”の観点が大事ですね。
◆ 納得のいく一品を見つけましたよ。 お店は、既にご紹介済のところですが、生徒さんいわく「冷やし中華、おいしかったですよ~。」 と逆に情報をいただき、私も早速食べてみました。 900円で、具材は、蒸し鶏、 チャーシュー、クラゲ、キウリ、そして彩りにホンの少しではありますが、本物のカニがちりばめられています<苦笑>。 細麺でいい感じ。 少し甘めだと説明してくれましたが、丁度いい感じ。 お店の方の話によると、冷たいものは食べた時に量が少なく感じるのだそうです。 100円増しで大盛りにできるのも、嬉しいかも! お試しあれ。
お店: 龍皇(ロンコウ) 奥沢5-29-10 自由が丘リヒブレビル2F、教室から徒歩30秒
11:30~15:00 (LO: 14:30)、電話: 03-6715-6097
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2014.8.5
◆ 以前コラムでご紹介した「ロゼットタッセル」を箱に付けられたとのことで、生徒さんが写真を送ってくれましたので、早速ご紹介です。 タッセルと言っても、この作品は房糸ではなく、アーモンド型の木型を使用していて、こんな形も応用として素敵だと思います。 (タッセル部分はカリキュラムですが・・苦笑。) 箱に使われた生地も爽やか、夏の雰囲気で素敵ですね~。
◆ 写真をいただく度に、本当に嬉しく思います。 作られた作品がちゃんと生かされ、箱の中にしまいこまれてない・・・、その証拠ですもんね!!
2014.8.4
◆ 夕方用事があってちょっと教室を抜けて外に。 自由が丘駅前ロータリーでは「盆踊り大会」をやっていました。 おーッ、季節ですね~。 見ると外人のお姉さんも浴衣姿で、若いママさんは子供を背に負ぶって参加してます。 いや~、なんとも和やかな日本の夏の夕方。
◆ 三波春夫さんの歌声で「東京五輪音頭」や「炭坑節」等々に、鉦と太鼓が加わって思わず手拍子が出ちゃいます<苦笑>。 はて、ずいぶん「盆踊り」には参加していませんが、盆踊りソングって、これだけじゃないよね? ここは東京だからこのバージョン!? 地方によっては違うバージョンの「盆踊りソング」があるはずだよね・・・、なんて思いながら帰ってきましたが、来年は、事前に日程を調べて授業が終わったら皆さんで一緒にこの輪に入る計画もおもしろいかな・・・なんて。 みんなで踊れば恐くない!?
2014.8.1
◆ インテリアの世界は、ファッションの世界と通じるものがあると思っています。 今、「新国立美術館」で開催中<2014年6月18日~9月1日>の「バレエ・リュス展」。 バレエ公演は見たことはあっても、衣装だけを見る機会は少なく、しかも昔のものってどんなのかしら・・・と興味を持ち、行ってきました。
◆ このバレエ団の活躍は、1909年から1929年なので、100年ほど前の衣装は、さすが色あせしていますし、また汗染みもあったりと、結構リアル<苦笑>。 その衣装デザインには画家のマティスなどを起用するなど、古き良き時代の舞台芸術を見てとることができます。 衣装には刺繍はもちろん、貝殻や金属類の飾り、そしてタッセルなどが装飾されていて驚くものがありますし、その色使いも勉強になります。 入場時にパンフレットと一緒にもらった当時の入場券のレプリカ<1916年11月3日>は、これから上演されるだろう舞台を想像させ、クぅ~ッ、憎い演出です。
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2014.7.30
◆ vol. 580のコラムのタイトルに「セレンディピティ」と記しましたが、どうもその語源は、ある”おとぎ話”に由来することを見つけ、早速、図書館の所蔵本を借りて読んでみました。 童話ですから、2~3時間であっという間に読めますし、内容はそれなりで・・・。 しかしその語源をたどるには、翻訳された竹内慶夫氏の書かれた巻末の解説がとても参考になります。 『18世紀のなかばにイギリス人の文筆家としてしられているホリス・ウォルポール伯爵が「セレンディピティ」ということばを作り出しました。(P188)』 ほんの一部のご紹介ですが、もっと深いのでご興味のある方は是非ご一読を。
◆ 竹内氏自身が"セレンディピティ"という言葉に出会ったのは40年くらい前とのこと。 ご本人はその言葉の意味を探求していくうちにこの物語に出会い、翻訳に至ったという経緯もうなずけます。 そう、知の探求は、糸をたぐるかのように連鎖的につながるものなんですね~。
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2014.7.26
◆ 季節のご挨拶・・・と言えば、今は暑中お見舞い。 思わずむふふっと、笑ってしまう「暑中見舞いのカード」をいただきました。 ビール缶仕立のカードで、プルタブの部分を引くと、”プシュッ、トクトクトクシュワ~”という注ぎ音付き。 なんとも笑える愉快なカードです。 何回もプルタブを起こし、はーぁ、私はこれで何本ビールを飲んだことになるのかしらん!?<苦笑> 教室の中でも、このカードで皆さんと一緒にちょっと息抜きに楽しみたいと思いま~す。 Thank you for sending the greeting card, Ms. Mariko-san.
2014.7.24
◆ 社員証などを入れる「IDカードホルダー」というのがありますが、警備員の方がチェックしやすいように会社員の方は皆さん首から下げていますね。 ジェームスボンドは、「ガンホルダー」。 そして私は「ハサミホルダー」。
◆ 授業中は、机から机に移動しながら説明していくので、よくハサミを別のテーブルに置きっぱなしになり、いつも捜してしまいます。 そこで作ったのが、「ハサミホルダー」。 ハサミと定規とペンを入れるつもり。 このアイデアは、生徒さんが持っていたハサミホルダーですが、それはとてもかわいくて・・・。 私のものは、それこそ前回コラムご紹介した、serendipitousセレンディピタスな「コースターx 2枚」を裏同士に合わて縫い、ポップコーンバスケットから紐をはずして、これに取り付けただけの単純なもの <苦笑>。 授業中いつも首にかけていれば、もうハサミを探す手間はなし。 効率的に仕事ができるかな・・。
2014.7.22
◆ 言葉は、時間とともにどんどん変化していますね。 最近、気になった言葉は「セレンディピティ serendipity」。 もちろん英語ですが、最近日本語の本などでも頻繁に使われているので調べてみると、「別のものを探しているときに、偶然に素晴らしい幸運に巡り合ったり、素晴らしいものを発見したりすること、偶然の発見。」という意味のようです。
◆ さて、最近そんなことを考えていたら、まさしくこれはひょっとすると、”セレンディピティ”かぁ~なんて事がおきました。 偶然見つけた、「コースター(コップ敷き)」<写真>。 もしコースターを探しにいったら、絶対に購入候補からは外れてしまう代物。 なんか顔怖いし、それに飲み物がおいしくなくなりそうな・・・<苦笑>。 でも、2個買いました(合計600円)。 さて、偶然に見つけて買ったこのコースターが、どんな風に変身するかは次回のコラムで。 お楽しみに!!
2014.7.19
◆ 生徒さんからよく聞かされることば、それは「ソフトファニシングを習ったおかげで、もの(インテリア類)を見る目が変わった。」という言葉です。 これまで何回聞いたでしょうか・・・。 自分が作れるようになると、その構造、処理の仕方、丁寧さなど、自分の中に基準ができるので、関連商品を見たときの比較する目が育っているということに他なりません。 何もSFに限ったことではなく、タッセルにも全く同じことが言えます。
◆ 実は、私も今、生徒さんたちの言葉と同じようなことを実感しています。 ちょっとだけ、アクセサリーの世界の渕をのぞいただけですが、アクセサリー売り場での商品の見方がガラリと変わってしまいました。 フランスで購入したイヤリング<写真: 一例ですが・・・>。 購入時は、何も考えていませんでしたが、今一度じっくり観察してしまいました。 今後は、きっとチェックする観点に変化がありそうです。
2014.7.17
◆ 足し算、引き算・・という考え方は、ファション、インテリア・・・どんな世界にも通じる言葉だと思っています。 一点豪華に、シンプルにアクセサリーを装う方もいるかと思えば、持っている貴金属類をこれでもか、と思うくらい重ね付けしている方もたまに見かけたりする。 要は、全体のバランス。 インテリアの世界も一時、極力物を排除した「ミニマリズム」という様式が流行したこともありました。 私などは、あまりにシンプルすぎて、何かを足したくなる衝動に駆られますが・・・。 アートの世界では、余白を楽しむ、というのもありますね。
◆ 先日、生徒さんが送ってくれた写真を見て、そんな思いがよぎりました。 夏の特別講座でお作りになったバッグチャームですが、お持ちのバッグのおとなしい雰囲気が、俄然、華やかな雰囲気に大変身していて写真を見た途端、私もびっくり。 ご本人も「今まで印象の薄かったバッグが、ワンランクアップ。 嬉しかったので、ご報告まで。」と、写真と一緒にコメントを寄せてくれました。 ありがとうございます!! 「タッセル」という足し算の美学ここにあり、大成功の例と言えるでしょう。