2013.7.30
n 「スモックヘディングのカーテン」は、教室でとても人気の作品。 一般的に、あまり見かけることが無いのではないかと思いますが、雰囲気のあるカーテンのひとつですね。
n 作り方は、スモックヘディング用のテープを縫いつけて、紐を引けばスモックの形を作ってくれるという、とても便利なもの。 日本製でもあるようですが、販売元のカタログを見る限り、どうも違うのでは・・・・と感じていて、教室では、イギリスから取り寄せたものを使っています。 写真は、生徒さんの制作途中のもの。
2013.7.27
n さて、どこで見かけたのか忘れましたが、タイトルともに、著者に惹かれ、(※中野京子著の本は何冊か持っている) 図書館から借用中。 ネットで検索したら、もう一冊候補が出てきたので、ついでにそれも。 現在時間の合間に2冊の本を読書中。 きっと、今回のフランスで行けなかった残念さ(?)、もしくは次回の渡仏に備えて(?)の行動・・・・か (苦笑)。 イヤ、イヤこの手の本が好きなだけ。
n 話は変わりますが、生徒さんの中で、これからフランスに行かれる予定の方が何人かいらっしゃって、ビックリ。 帰ってきたばかりの私が言う話ではありませんが、羨ましい。 老婆心ながら、こんな本、きっと役に立つのでは・・・。
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2013.7.22
n 「最新情報」にもご案内を出させていただきましたが、今年の8月の教室運営は、通常月と同じ。 どこにも出かける予定のない方、(私もそうです。笑) また、東京に逆帰省する方、「お気軽コース」を利用して、ちょっとやってみたい方・・・・・等々、是非この機会に、ご自分だけのオーダーメイドな「ソフトファニシング OR タッセル集中講座」をやってみるチャンスです。
n 【8月だけのタッセル特別サービス】
初の試みとして、8月の一ヶ月間のみ、ソフトファニシングに適用していた「お気軽コース」を、タッセルにも適用させていただきます!! これは、ご入学せずに、提供させていただいているカリキュラムから、ご自分の好きな作品を10時間<最高>だけ習うことができます。 ご都合のいい日に、好みのタッセルを作る! ご自分だけのタッセルワークショップを実施してください。 お問合せはこちらから。 ※受付: 明日7月23日(火曜)から開始。
n 【オープン・クラス】
8月13日(火曜)~8月17日(土曜)の一週間だけ、クラスの垣根を取り払ってオープンクラスの混合で実施します。 この週は、タッセルもソフトファニシングも自由な時間帯にご予約可能ですよ。
n さて、私の休みは・・・・不定休にて、お休みを頂戴することにしますので、よろしくお願いします。
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2013.7.5
n カーテンの長さ、日本は一般的に床上1cmとか・・・!? 隙間があいた感じがするので、私はお勧めはしませんが、基本的にその方の「好きな長さ」で構わないと思います。 しかし、床から窓枠の巾木が見えるようじゃ、興ざめですね。 なんか寸法間違えたの~!? みたいな感じ。
n さて、日本ではあまり「お目にかかれない長さのカーテン」をご紹介しましょう。 これまであまり例がなかったのでご紹介する機会がなかったのですが、フランスで滞在したアパルトマンのカーテンです。 いわゆる「オーバーロング: Over-long」というデザインで、引きずること50cmくらいあったと記憶しています。 このデザインの効果は、贅沢で豪華なイメージを出すことができます。 素材は、生成りの麻。 きちんと裏地付き。 ヘディングは、ポール使用のはと目タイプ。 リッチモダンな雰囲気です。
n 「こんなのにして見たいわ~」なんて思っても、そこはご自分のインテリアとのバランスや窓の大きさも考えて・・・・ですね。
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2013.6.30
【フランス日記No.17】
n 今回のフライトはANAを使用。 エコノミークラスの荷物制限が、「23Kg X スーツケース2個」まで預けられたのに、なんと6月からは1個になってしまうとのこと・・・。 ついつい荷物が増えてしまう海外旅行にとっては、あまり嬉しくない情報です。 (他社はわかりませんので、調べてください。)
n 過去に荷物では、とても手痛い目に合っていて、泣きました・・・。 同行のお友達が、生徒さんが貸してくれたという「ハンディな荷物ばかり」を貸してくれて、なんてこれは素晴らし~いッ!! 世の中にこんな便利なものがあって然るべきです!! 今までは、体重計の目盛りが読めるような隙間を作って、その上に乗せてました(苦笑)。 是非、購入しなくっちゃ~ッ、です。 アマゾンで見つけました!!→【MAQUINO】 ラゲッジチェッカープラス
n 今日は6月末。 来週からはいよいよ7月に突入ですね。 旅の話はまだまだ沢山ありすぎて尽きないところですが、そろそろ気持ちを切り替えるタイミングかもしれません・・・。 今回にて、「フランス渡航日記」は一旦終了させていただき、また元のコラムに戻りますので、よろしくお願いします。
2013.6.26
【フランス日記No.13 リヨン編】
◆リヨンの旧市街は、世界遺産に登録されている。 クロワ・ルース(Croix-Rousse)地区は、古くから絹織物の盛んな地区で、15世紀~18世紀の古い建物が残り、当時の絹織物を生業としていた職人の家が保存されていて、今もその名残を訪ねることができる。
◆ 旧市街には、トラブール(Traboule)と呼ばれる小さな路地がいたるところにあり、絹織物を運ぶ途中、織物が雨に濡れないようにとも、またデザイン盗用を防ぐため、ともいわれている。中に入るそのドアを見つけるのがちょっと大変。 まるで宝探しのような街歩きでした。
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2013.6.25
【フランス日記No.12 リヨン編】
n ガイドブックに「リヨン織物博物館」は載っているが、「織物工房: ATELIER DE TISSAGE」、そして「パスマントリーの工房 ATELIER MUNICIPAL DE PASSEMENTERIE」は、紹介されていない場所ではないかと思います。 リヨン旧市街にあるこれらの工房は、現在、実生産はしてはいませんが、博物館として当時の織機を保存し、時間帯によって、実際に稼動させ見せてくれます。 確かに、このふたつに興味のある観光客は稀でしょうから、掲載されないのも無理はないでしょうが・・・。
n 訪れた当日は、1日雨が降っていて、印刷したコピー用紙は雨に濡れ、どんどん見づらくなる始末・・・。 やっと見つけた住所では、これまた入り口がわかりづらく、辿り着いたのは、閉館30分前。 ぎりぎり稼動させているところを見せてもらいました。
n パスマントリーの工房は、レトゥルノー夫人の個人所有。 引退するときにこの遺産を維持してもらうために「Soierie vivante; 生きている絹」という活動を結成し、当時を今に伝える唯一のパスマントリーのアトリエです。 くるみの木でできた織機には、1880年の刻印。 数多くのパスマントリーの種類を仕分けしてあるパンチカードの山々・・・。 機械類は、普通の民家には入りきらないほど大きい。 過去はこんな風に大量につくられていたんですねぇ~。
2013.6.24
【フランス日記No.11 リヨン編】
n フランスに行くことに決定した時に、真っ先に行きたい、と思ったとろろが「リヨン」だった。 17世紀初め、それまでイタリアからの輸入を中心にしていた絹織物は、この時期にリヨンやフランス各地で飛躍的な発展を遂げている。 事実、ルイ14世のもとでは、織物は室内装飾の重要な要素であり、貴族階級の邸宅では、四季にあわせ家具のための織物が変えられるくらいだったというくらいだから、相当量を産出していたと思われる。
n また、後に「ジャガード織機」の初期の発明に貢献したジョゼフ・マリー・ジャカールもリヨンの生まれ。 紙に穴をあけ模様を作るパンチカードのシステムは、その後コンピュータの開発にも応用されていることを認識している私としては、どうしても訪れてみたい街のひとつであったのである。 後で知ったが、明治時代の初期に、京都府が西陣機業関係者3名をリヨンに送って学ばせ、帰国時に機械を持ち帰らせ日本に導入しているし、あの冨岡製糸工場も、機械はリヨンから、そして技師はフランスから招いたりと、日本の織物産業とのつながりも深い。
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2013.6.20
【パリ日記 No. 9- ロンドン編】
n
ロンドンでインテリアデザインをする方で、ここの存在を知らない人は皆無でしょう。 お客様にご提案する生地や家具、照明の主なメーカーがここにショールームを構えていて、ここに行けば最新のトレンドが見れるというわけです。 春と秋には、デザインウィークと呼ばれる新作の発表会イベントもあります。 (一般に開放されていますが、プロ向けなので、小売対応はやっておりません。) この場所は、インテリアデザインの学校に通ってた時に、何度足を運んだか・・・、その回数は数知れず。n 今年のファブリック類は、あまり花柄等は前面には出て来ず、どちらかといえば、ここ数年の傾向であるモダンな感じに重きがおかれている。 変わった流れとしては、日本の絣をイメージさせるような柄や、シノワズリーの復活が特徴的である。
n センターでの新しい出展メーカーは、USのパスマントリー・メーカー「Samuel & Sons Passementerie」。 2012年秋の出店だそうだ。 トレンドのファブリックに合せやすい、あまりゴテゴテ感のないものが多い。 かと、思いきや、隣り合わせたお店の「Watts1874」は、ビスポークと呼ばれる、受注生産のみを受けるパスマントリーも健在である。 その店頭には、「巨大サイズのタッセル」がディスプレィされ、目を引いていた。 「ファブリックとパスマントリー」、きっても切れない密接な関係にあります。
2013.6.17
【パリ日記No.6】
n ベルサイユ宮殿に関する記事は、きっとWebの中で氾濫していることを想像すると、ちょっと違う角度から書いて見ましょう。 出発する前に、イギリスに住む親友に連絡をとったところ、本をご所望。 今年の3月に出版されたという「ヴェルサイユの女たち」原書房出版。 なんか渡仏に際し、タイトルがあまりにタイミングが良すぎ!? 著者アランバラトンは、宮殿の庭師だったそうだ。 代々、宮殿の噂話として受け継がれてきた話を元に書かれたという、この小説。 渡す前に読もうとしたが、結局20ページも読めなかったが・・・。
n 【Amazon.jp 本の紹介より】ルイ13世からマリー・アントワネットの時代まで、絢爛豪華なブルボン朝を彩った一癖ある女たちは、どんな愛をどんな場所でささやいたのだろうか? 「宮殿」、「庭」を切り口に、ヴェルサイユ宮のベテラン庭師だから書けた、国王、王妃、愛妾たちの愛と欲望の人間模様。 どんなガイドブックにも載っていない「裏」ヴェルサイユ!
n ベルサイユ宮殿通には、お勧めの一冊かも・・・!?