• vol.812 古き良き時代の一冊

    2016.1.26

    ◆ 今年1月初旬に友人との年始会の際、行ったお店でいい本を見せてもらった店主が長年ずっと探し続けていた本の話を聞いたお客様が、古本屋で探してきてくれたとのこと<写真>。 名だたる日本料理店の得意料理と、お皿も含めその盛り付けを紹介した本『日本料理歳時大観』である。
    ◆ 布で表装された表紙を開くと、奥村土牛の鶴の日本画。中身はすべて写真集。高価な本!!というのは想像に難くない。しかし、なんとまぁ、贅沢な作りの本だろうか・・・。 現在の版業界の実情を想像すれば、今後こんな贅沢な本の出版にはお目にかかれないだろう・・・、と予想する。 日本経済右肩上がりのいい時代のそして、古き良き時代の一冊である
    ◆ 私も行きつけの、そしてこの本を所有する大将のお店は、先週土曜(1/23)に放送された「アドマチック天国<尾山台>」の6位にランクインしていました~。

  • vol.811 男子生徒さんも大歓迎

    2016.1.21

    ◆ 教室での会話の中で「私はアイロンのかけ方、ボタン付、靴磨きは父親から習いましたよ。だって母があまり得意じゃなかったから。」とおっしゃる方がいました。 確かに、一般的には女性が得意とされる分野でも、男性の方の方が得意とする人は沢山いるはずですね~!
    ◆ 昨年秋イギリスで日曜バザーの会場に行った時、男性が自分の作った編み物作品を販売してましたし、もう一人の男性は自作のポストカードを販売してました。 とてもユニークで楽しいカードを購入し、作家さんと一緒に写真にパチリ。教室は、本日現在生徒さん全員が女性ですが、男性も大歓迎なんですよ~。

  • vol.809 「縫い」造形の魅力展 その2

    2016.1.18

    ◆ 先の展覧会でのひとつのタイトルがついて区画「縫いのエッセンス」。大正期、現さいたま市に設立された神戸女学校の当時の生徒の作品の紹介コーナーです。 学校では、学習時間や労力を最小限にして習うために、実物大では作らずに1/3の大きさで作ったというサンプルの数々。当時の生活の必要品の作品は、着物はもちろん袴、布団、蚊帳なんていうのもあり、時代背景を感じさせます。
    ◆  しかし、この考え方とても合理的だな~と感動します。ソフトファニシングのクラスでは実物を作り、すぐ使えるような作品に仕上げますが、作り方を忘れてしまいそうな時に、小さなミニチュア版なる作品を作ってスクラップブックにすれば、思い出す時に便利かも、と思います。ご参考までに!

  • vol.808 「縫い」、造形の魅力展

    2016.1.16

    展覧会紹介のキャッチコピーに惹かれ、先日「縫い」その造形の魅力と題する展覧会<うらわ美術館>に行ってきました。そのキャッチーな文は、刺繍の持つ絵画性、裁縫によって生み出される面や空間、それを支える高度な技術と合理的なかつ創造的な精神は、様々な縫い物から見出すことができます。 一番興味があったものは、「縫い」によって「面、空間」をどのように捉え表現しているのでしょうか・・・。
    ◆ 刺繍作品で絵画性を表現するのは想像できます。さて、空間は・・・?  羽織の裏地に焦点を当て、平面に生まれる奥行きにフォーカスしてました。 羽織は来てしまえば誰にも見えないところに派手な生地を使うことについては、以前から私も日本人の粋を感じていました。
    今回びっくりしたのは「バレエ・リュス」のデザイナーレオンバクストの画が使われていたことです。昔の人も流行に敏感だったんですね~。骸骨がダンスしている図柄、キューピーちゃん図柄等々、とても目を楽しませてくれ、100年前の「日本人の粋」を感じましたね。 もう一つの感動、それは次回のコラムで!
  • vol.804 お年賀にタッセルをいただきました。

    2016.1.8

    ◆ いつもお世話になっているトミタ様が年始のご挨拶にお見えになり、お年賀にウレスの「タッセル付鉛筆」を頂戴しました。 タッセルは身近で馴染みのもの。自分で作ったものじゃなくても、やはり嬉し~い!!  ありがとうございました。
    ◆ ウレスの黒の鉛筆はカッコいい。どんな色の糸でも映えるから。 ここでまた私の悪い癖が・・!?  早速同じ形のタッセル作りにチャレンジ以前にも「タッセル付鉛筆」の違うデザインにチャレンジしたことを思いだしたからです。パッとひらめいた緑の色を使ってみました。 同じデザインを教室でお教えすることはできませんが、タッセルクラスのカリキュラムでご提供している”ハシバミタッセル”を履修された方は、同じことができますよ~。

  • vol.802 困難にあったら前に進め

    2016.1.5

    ◆ 年末、実家に帰る新幹線に乗り遅れた。 原因、それはお寝坊デス<苦笑>。 起きた時、既に発車30分前、目が点とはこのことです。 道中、お付き合いのある業者さんとの打ち合わせも入っていたし、とにかく行かなくちゃ。乗り遅れた場合、指定席は当然無くなりますが、切符は使えるのでとにかく乗ることが先決よね、と自分に言い聞かせ家を後にしました
    ◆ 運よく自由席に座れたし、乗り換えた特急は1時間ほど立つはめになりましたが・・・。立ちながら失礼とは思いながら、座っている人が読んでいる本に目をやったら「困難にあったら、前に進め」と書いてありました!?   起きた時の一瞬、気分は後ろ向き。でも、とにかく行くことが大事!と行動を起こしたことがよかった。打ち合わせも2時間遅れでしたが、無事終了。昨年最後の大失敗、でも乗り遅れたのが飛行機の国際線じゃなくてよかった~<笑>。
    写真: 鉄道画像工房railstation.neより
  • vol.800 メリークリスマス!!

    2015.12.24

    ◆ 生徒さんからいただいたクリスマスカード、写真に撮ったら、またクリスマスカードに(!?)なっちゃっいました<苦笑> Ms. Mariko-san, カードありがとうございました。
    ◆ 今年もいろいろな方にお世話になり、本当にありがとうございました。今年一年の感謝の気持ちを込め、今年のコラムを終了させていただきます。 今回でちょうど書いた数が800編。また来年も頑張って皆様のお役に立つようなコラムを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 写真の2014はタイプミス。正しくは2015です。最後におおドジ踏みました<笑>。

  • vol.799 クリスマスツリーにタッセル

    2015.12.23

    ◆ 生徒さんから送られてきた写真。 クリスマスカードとともに、これまで作られたタッセルの中から、えりすぐったものをツリーにオーナメントとして飾られたのだとか。巷ではシーズンになると沢山のオーナメントを販売されていますが、こんなアイデア、とても素敵です!!  Ms. Yoko-san, お写真ありがとうございました。

  • vol.797 タッセル付スカーフ

    2015.12.15

    ◆ 最近、ファッション商品でもタッセル使いの商品を沢山見かけます。 生徒さん達がお帰りの際に身支度されていたら、あらあら~、たまたま偶然にもお二人のスカーフはタッセル付のもの。 こんな瞬間にも世の中の流行を実感しますね。
    ◆ スカーフの周囲ぐるっと付けられているのを見て、その労力を想像しただけで「う~ッ、クラクラします」<苦笑>。さて、取り付ける前には当然タッセルそのものを作ることが先決ですが、同じ太さで同じ長さを一気に制作する手順。トリニティのタッセルコースをご受講の生徒さんは、もちろん理解されてますよね~!?

  • vol.795 開けてビックリ、クスダマ

    2015.12.10

    ◆ 生徒さんもにいただいた「久寿玉」。箱は大きなすごろくデザイン、そしてその中に、紅白のウェハースでできたクスダマ。くすだまを割ると、普通は中からは紙吹雪と相場が決まってますが、さてさて、またこのクスダマの中身は・・・・。
    ◆ おっとビックリ、紙吹雪ではなくお茶席を想起させる金沢らしいお菓子のパラダイス~。「かわいい~ッ」。小さなお菓子が詰め込んであります。笹結びの飴、生姜せんべい、抹茶味の金平糖、落雁、そして鯛の形の金加糖等。 少しいただいたらほんのり甘味の純粋なお味。 クリスマスシーズンの長靴に入ったお菓子ならぬ、久寿玉に入った和菓子。一足早い和風クリスマスプレゼントでした。 Ms. Saeko-san, A-RI-GA-TO!! しかし写真を見てたら、ひょっとするとこれってお正月用!?   すごろくのシートも入っていたので、これはれっきとしたお正月菓子ですね。でも、もうお腹にはいっちゃったから、クリスマスということで・・・<笑>。

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