2020.2.25
◆ 既にタッセルのカリキュラム(アドバンストコース★)でも提供している「ループタッセル」。 色違いを作ってほしいとのご依頼を受け、ご希望色のグレーでまとめてみました。 グレーと一言で言っても、実な様々なグレー色があり、それらをどのように配置して行くかは、とても時間がかかる作業です。 新規に作成するのと差ほど違いはないかもしれません。 さらなる困難は、使いたい糸に色が無かったりと・・・<苦笑>。
◆ 手元にあったグレー系の生地に、完成品を生地に並べてみました。 上はグレーとベージュ系の生地、下はグレーに白の刺繍、もちろん、これ以外にグレー系の生地は世の中には沢山存在することでしょう。 すべての生地にマッチするものは、なかなか難しいものがあります。 海外の名だたるパスマントリーメーカーのほとんどが、その制作の中心を、お客様のお誂え品として制作する別注品(besopoke)で作る、というのも納得できることです・・・。
2020.2.11
◆ 「洋(タッセル)」と「和(房)」の違いは何でしょうか? 形から見れば、洋のタッセルはいろいろ飾りがついているのに対し、和の房はほとんど飾りがなくシンプルで房そのもの。 和風タッセル(房)は、現代の中での活躍の場もそんなに多くないせいか、自由に選べる環境にあるとは言いがたい状況のように感じています。
◆ 形状もさることながら、決定的な違いは「色使い」だと思います。 インテリアでもそうですが、その国の気候風土や歴史的背景の異なる国ごとに、好まれる色や使われる色、更には色の持つ意味までさえも影響してくる場合があります。 もちろん、日本にも日本独特の色合いというものが存在します。 さて、ご依頼で制作した「和風タッセル」。 形はシンプルモダンに、そして色は日本の赤や紫等を選んでいます。
2020.1.30
◆ 2020年2月5日(水)までの会期で、銀座・和光本館B1Fで展示販売会に出品されているインテリア茶箱のタッセルを制作し、納品させていただきました。 使用された生地は、英国ジェーンチャーチルの生地<Astoria Midnight>。 生地も昨年秋に発表された新柄ですね。 「この生地にあうタッセルを・・」とのことで特別デザインとなりました。
◆ 今日の午後、主宰のパイザー様との別件お打ち合わせ時、写真を見せていただいたので、Face Bookにリンクを貼らせてもらいました。 →★ 制作の意図はシャープにシンプルに、そして 生地の柄にあるひし形と呼応するデザインです。 お渡しする前の写真と、装飾後の写真です。
下写真は、「©インテリア茶箱クラブ様のFB」よりお借りしました。
2020.1.1
◆ 干支をテーマにしたタッセルを作り始め、今年で7作目となりました。 2020年のタッセルのデザインを考え始めた時、まず最初に思いついたのは、やはり「 ねずみ色」。 グレーカラーを主体に、相性のいい色をちりばめてみました。 カラフルに使った色達は、沢山あるネズミの種類とも解釈することができます。 そして“しっぽ”をイメージしたスカート飾り。 使用したフィギュアは、4~5cm程度で、大きさからしたらマウスの種類に属するでしょうか。 最後にネズミの大好きなチーズ。 チーズを持たせたかったのですが見つからず・・、代わりにドーナツをぶら下げています<笑>。
◆ 生徒さん達から、やはり干支タッセルは年初には飾りたい! とのご希望もあり、実は昨年末から制作に入られた方もいらっしゃいます。 1月7日から教室が開始されますが、干支タッセルの特別講座は、既に準備が整っております。 ご希望の方は是非ご予約を入れてくださいね。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2019.12.21
◆ 11月末にご案内した、特別講座ミンクファーチャーム。 受講生の中のおひとりが、デザインを変えたいとのご希望で、リングを外し普通の紐に変更されました。 付けたいバッグのイメージを持ってらっしゃったようで・・・。 教室では、皆さんのどんなご希望に沿うようにしており、いつも自由度の高いクラスを運営してま~す。
◆ ちょっと時間切れで「残りはおうちで宿題ね。」と言うことにしました。 完成形をエルメスのバッグにつけ、写真を送っていただきました。 いつもの使用は、『バッグの取手にピンクとブルーのリボンを巻いているんだそうですが、それをミンクファーの色合いが同じだったとのことで、今年はシンプルに異なる変化を楽しむ予定です』とのコメントが添えてありました。 これだと一個使いも可能ですもんね~。 Ms. Maki-san, 写真ありがとうございました!!
2019.11.30
◆ 既にコラムvol.1254でデザインはご案内しております★が、来週から実施可能となりましたので、詳細をご案内させていただきます。
【開催要領】12月5日(木曜) ~12月25日(水曜)まで 但し残があったら来年も受付します。
★ 参加資格: 受講生限定。 ※一般の方で完成品、ご受講を希望の方はお問い合わせください→★
★ 開催日時: ご受講予約のタッセルクラスにて作成してください。
★ 受講費用: 回数券で受講可能。
★ 材料費: 6,500円(税込) ※ミンクファーは贅沢に、ブルー、スモーキーピンクの2個使いです。
2019.11.22
◆ ソフトファニシングのコースは、タッセルコースとは異なり、好きなカリキュラムを自由に選択していただき、受講していただるようになっています。 オープン当時は、違ってましたが5~6年前くらいにカリキュラムを自由選択制に変更しました。 なぜならば、どなたでも使えるミシンは、生地の活かし方や作品のコツさえ理解してもらえれば、どなたにでもできるので、変更した次第。 しかし、タッセルコースは残念ながら、そうはいきません。 制作のコツを理解しつつ、かつ手が動くことが重要で、基本作品制作の重要性は外せません。
◆ さて生徒さんが、ご入学後最初に作られたランプシェードです。 ご自宅の汚れたシェードをリニューアルされたものです。 最初から難しいシェードの形、オクタゴン(8角形)に挑戦されました。 表地も張り、裏地も張るのでこれは時間はかかりますが、素敵に完成です。
◆ 昨日TV番組「世界は欲しいものにあふれてる!」で、イギリスのアンティークマーケットを放送してましたが、 イギリスは、古いものを大事に使い続ける文化があることを、しばし忘れていました。 しかし、それらは元来オリジナル製品がしっかりできているからこそ、できる話。 現代の日本の製品にも、リサイクル、リメイクに耐える、そんな製品がもっと増えてほしいな~と思っています。
【写真上: BEFORE】【写真下: AFTER】Ms. Noriko-san’s work
2019.11.14
◆ 2011年から毎年開催してた「ファータッセル」の特別講座。 8年間も続けてきたことになりますのが、これまでお付き合いのある企業さんが、ファー部門のみビジネス・クローズ。 今年はいよいよ潮時なのかな・・・なんて考えていましたが。
◆ その後ご紹介いただいた会社さんから仕入れたミンクの毛皮で試作品を作って見ました。 さすが市販品のものとは、色や大きさ、品質も断然格が違います。 ミンクは、サイズが小さいのでスモーキーピンクとスモーキーブルーのふたつをアレンジ、ちょっと贅沢ですね。 市販品にこの手の色は出てくることはないかと・・。
◆ ミンク素材にキラキラ素材を加えると、どんどんフェミニンな方向へ行ってしまいます。 なんとかコンテンポラリーなデザインに引き戻したいと試行錯誤した結果、写真のようなシンプルなデザインになりました。 詳細は別途ご案内させていただきますが、ご希望の方は、早めに申し出ていただければと思います。<限定数につき>
2019.11.12
◆ 旅行に出かけて神社・仏閣を巡ると、やれお賽銭だ~、やれ入場券~だと頻繁に小銭が必要になります。 先週末2泊3日の旅行にでかけた際とっても不便を感じ、お土産物店で1,300円のがまぐちを買ってしまいました。 完璧和風デス。 (※この模様は「よろけ縞」という名前がついているんだそうです。 翌日生徒さんに教わりました!!)
◆ 幸い金具に紐通しがついていたので、そこにかわいいがまぐち用タッセルチャームを作りました。 以前、布タッセルをご紹介したことがありましたが、その簡略版で、3cmのおチビちゃんチャーム。 いい感じでできたので、コラムにアップしました。 ご興味のある方は、教室で作り方を質問してくださいね。 これって意外にいけてるかも~!!
2019.11.8
◆ 来る11月23日(祝・土)に開催される、自由が丘よみうりカルチャー(魚菜ビル)主催の文化祭に出品する商品の準備を進めています。 インテリア小物類やハギレ、タッセル小物などを中心にしようと思案中。
◆ 写真の商品「ティーコージー」は、HPのネットショップで販売する予定で以前から少しずつ作成していたのですが、写真をアップできていなくて・・・<苦笑>。 この際だから、文化祭の販売品に加えようかな、と考えています。 作品に合う素敵な生地を集め、それらで作成したものですが、苺の絵柄はかわいくて、なかなか見つけられない生地です。 後方のブルーも今は無きローラアシュレイの生地で作ったものです。
◆ 苺生地のものは2点限定。ブルーも3点限定となります。写真を見て、もしお気に召した方はご連絡くださいね。(価格9,000円税込~) 連絡先はこちらから★