2012.9.20
近日発表予定の、「カルトナージュのためのタッセルコース」の作品ご紹介シリーズ、第2弾です。
n 今回は、「オニオンタッセル」。 既存コースでもご提供していますが、今回のは、当然ミニサイズです。 たてよこ2cmくらいの、ホントかわいいサイズです。 特に気に入っているのが「色」。 私としては、いい色の組み合わせができたのではないかと、思っています。
n 写真には沢山の色が出ていますが、これもやはり過去に作ってボードに下がっていたものも今回一緒に写真に登場させました。 作品が小さいので、カメラの接写。 糸のカット状態まで見えてしまってます(苦笑)。
n 糸ですが、実はいっそ色が完成している、いわゆる「段染め」と呼ばれる糸で作ったら簡単じゃないのぉ~、と思いやってみました。 だめでした。 色が固まってしまい綺麗な色が出ません。 失敗、失敗。 やっぱり手を抜くとこんなことになるんですねぇ~。 きちんと色の組み合わせを考え作り直し!! やっと自分にオッケーです。
2012.9.18
n 今回から、新しいコースとして発表予定の、「カルトナージュのためのタッセルコース」の作品を少しずつご紹介していきたいと思います。 タイトルがタイトルだけに、作品コンセプトは「小さいサイズ」です。 こんなことを念頭に制作した作品とともに、その制作裏話も交えて、ご紹介していきたいと思います。
n 今日は、<その1>として、「タッセル付・簡単ロゼット」。 写真の大きい方は、教室のボードに以前 (覚えていないくらいだいぶ前、2008年頃?) からディスプレイされていたものので、そちらの大きさは長さが18cm。 それの小型版で、サイズは、8cm。 ロゼット部分の直径は、3.5cmで納めています。 小さくてアクセサリーにもできそうです。 もちろん、本コースでは、すでに本格的ロゼットの作り方も提供していますが、やはりインテリアを基準にしているので、直径が6cm程度と、カルトナージュには少し大きいかもしれません。 本格的なロゼット&タッセル作品は、こちらから。 もちろんカリキュラムにも入っています。
n 実は制作の時間短縮を狙い、ロープは市販品を使おうかなぁ、と取り寄せたところ、「え~ッ。あまりに粗悪で、がっかり・・・。」 やはりロープから作ることにしました。(手抜きはいけない・・・反省、反省。) これまでのコードの糸の分量をほんの少し増やしただけで、ほら、できちゃった、なんくるないさー。
※これは「貼って飾る」タイプのものです。
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2012.9.12
n 生徒さんの作品の「枕カバー: pillow case」。 本日完成! 予めご自分で布に刺繍をされたものをお持ちになったもので、何気ない麻の生地に、クロスステッチで仕上げたお花がとてもかわいらしい。 刺繍を施すことによって、より素敵にオリジナリティ溢れる作品の完成となっています。 刺繍のできる人が羨ましい~ッ。
n 刺繍の得意な方は他にも沢山いらっしゃいます。 同じく枕カバーで麻の生地にサテンステッチでご自分のイニシャルを入れた方の写真・・・・が、どうしても、見つからず、ごめんなさい。 教室の「勝手に殿堂入りボード」(※生徒さんが勝手にご自分の作品写真を貼るボードです)には貼ってあるのですが・・・。
n 【おまけ】: アメリカ英語は、Pillow caseとは言わず、ピローシャム(pillow sham)または、ピロースリップ(pillow slip)と呼ぶようです。 ただのピローは、アメリカではクッションの意味になってしまい、ホント紛らわしい。 また、朝起きたときに顔に枕のしわがついた顔は、ピローフェイス: pillow face。 よくあります・・・・ (笑)。
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2012.9.7
n 生徒さん作成の「丸テーブル用クロス」。 完成当日、教室で写真を撮らせていただきました。 あれやこれや楽しくデザインに悩み、モアレの生地も取り寄せて・・・・。
生徒さんの完成直後の一言、「38年目にして、やっとお気に入りのものに手にすることができたわ。 自分で作るってことは、こういうことなのよね~(シミジミ)。」 教室にいた全員が、「え~ッ!!」。 皆さん、作業の手が止まってしまいました。
n 生徒さんいわく、「今使っているテーブルは38年前に買って、これまでいろんなテーブルクロスを買ったけど、一枚も気に入ったものに出会ったことがなかったのよォ・・・」。 この言葉に、お教えする立場としては感動ものです。 今日の疲れが一気に吹き飛んでしまいました!! そして、この言葉をそのまま使わせてもらいます。
ソフトファニシングの醍醐味、「(インテリア用品を)「自分で作るってことは、こういうことなんですよ~。」
2012.8.29
n 通常フリルは片側に付きますが、そのフリルがクッション表面に、そして蝶が羽を広げたような形をした「バタフライフリル」のついた、丸型のクッション。 生憎、このデザインにあう生地が店頭になかったので、私の隠し財産生地として保有しているものをお出ししたら、気に入っていただけて・・・・。
n 色が少し甘い感じなので、フリルをつけたら更に甘くなるかなぁ・・と思いましたが、そんな心配は無用でした。 バタフライフリルの真ん中に配したリボンが、キリっと全体を締めてくれていい感じ!!
ご自宅で宿題をやっていたら、お二人のお嬢さんがとても気に入ったらしく、完成後の所有者は、お嬢さんたちに決定。 もちろん、もうひとつはご自宅で復習を兼ね作成予定。 教室の生徒さんからも「かわいい~。」の大絶賛。 シュガーケーキのようなクッションは、20代のお嬢さんにピッタリのデザインに仕上がっています!
2012.8.25
n お客様が店頭で購入されたベッドカバー。 イタリアの生地だったのですが、無地だったので、「何かアクセントが欲しい・・・・。」と言われ、急遽アクセントをつけることになりました。 「デザインはお任せします。」 こういうリクエストが一番難しいんですよね。 う~ん、悩ましてくれます。 しかし、悩む時間も意外に楽しかったりするので、それが好きだったりする、複雑な性格です。
n TV番組ビフォーアフター風に言えば、「果たして、(匠の)デザインをご家族の皆さんは気に入ってくれるのでしょうか?」と、言うわけで完成したのが下の写真。 幅の異なるリボン使いで、デザインして見ました。 取りに見えられた時は、少しドキドキでしたが、気に入っていただけてホッとしました!! まだまだ暑い日が続いていますが、少し涼しい季節になってからお使いになるベッドカバーです。
2012.8.17
n 4月にご紹介した「vol. 154 カナディアンスモッキング」。 ご紹介後、ソフトファニシングの新しいカリキュラムとして仲間入りしまた。 このカリキュラムの初の生徒さんの作品です。 この手のクッションは実用的というより、インテリアのアクセントの意味合いが強いので、パイピング付き「ブードアクッション」仕上げを提案させていただきました。 (※もちろん、このサイズのヌードクッション(中身)も販売してますので、どなたでも店頭でご購入いただけます。)
使用された生地は、光沢のあるゴールドカラーのタフタ。 スモッキングの模様が綺麗に浮き出て、とっても素敵です!!
n 写真に撮ろうとした時に、机の上ではどうしてもクッションが寝転んでしまい、ちょっとお手伝いいただきました。 ご本人の手が写ってしまいましたが、そこはご愛嬌ということで・・・(笑)。
2012.8.15
n 生徒さんが、ご自分のバッグ用にと、教室で自由作品として作られたタッセルのご紹介です。 既に「黒と緑」と色のイメージで作られた後、バッグにつけてお持ちくださいました。 ロンシャンのバッグとしては珍しいデザインかなと思う、表面に描かれたベトナム船の帆の濃いピンク、トルコブルーの川の色、そして緑のチャイナ文様。 それらとの色合いがタッセルの緑と呼応して、とても素敵に仕上がっています! 全体の色使いが、夏らしいビビッドな色合いなんですねぇ。
n ご本人のカリキュラム進捗は後半ですが、今回のように、突然作りたいデザインを思いついたり、お友達におねだりされたタッセルを作られたりと、教室では自由な作品作りもお手伝いしています。 こんな時間の使い方をしていただくことによって、以前習ったパーツの作り方の復習にもなっていたりするんですよね~。 タッセル作りの最終目標は、やはり習ったことを元に、自由に作品が作れるところにその醍醐味や、楽しさがあるんだと思っています。
2012.8.7
n 教室で作成後、ご自宅に持ち帰られたランプシェードを、本体にセットした写真をいただきました。 私がこれまで扱った中で一番大きなもので、下のリングの直径が50cmくらいあったと記憶しています。 古いものを取り外すと、上下のリングしか残らないタイプの骨です。 「参考: vol. 214 ランプシェードのかたち」
n 今回は、縁飾りに友布で作るバイヤステープをアドバイスさせていただきました。 事前に写真で拝見していて、シェードが大きかったことと、ベースの部分の雰囲気を壊さないようにと、生地使いもあえてシンプルな仕上げです。それにしても、和洋どちらでも使える素敵なランプベースですね~。 好みです!!
2012.7.25
n 出来立てホヤホヤのクッション。 コラムvol. 292でご紹介した、「ディジーフラワータッセル」をアレンジし、全体的にモノトーンに仕上げて見ました。 実用性一辺倒のクッションではなく、インテリアにアクセントをもたらすブードアの形です。 「ディジーフラワータッセル」の実用的な使い方の例としても、ご覧いただけるのでは・・・?
n 思えばデザイン構想1年。 随分前から作って見たかったというクッションがこれでした!! 新しいものを生み出すにも、いつも時間がかかります。ハイ。