• vol.847 筒形クッション、デザイン例

    2016.4.6

    ◆ 先日、ご依頼品の筒形クッションのデザインをご紹介しましたが、この「ボルスタークッション」のデザインはいくつかありますので、今回はそれをまとめてご紹介したいと思います。
    ◆ 写真を見ていただければ一目瞭然ですが、デザイン例で代表的なものは1~4まです。 筒の両端の部分が違うだけですが、雰囲気も随分変わります。生地の持つ雰囲気との相性を考え、デザインを選んで!!  ソフトファニシングクラスでは、どのデザインでも作成していただけます。
    ※1&2はトリニティ作品 <2.の飾り部分は、ファブリックトリムです>
    ※ 3~4及びバリエーションは、生徒さん達の作品。
    ※ 3. はロープ使いの間違いでした。
  • vol.846 PARIS オートクチュール展

    2016.4.4

    ◆ 掲題の展示会は今、三菱一号館美術館で開催中。<~5月22日(日)まで>  オートクチュールのドレスに興味?、と言うよりそれらに付随する手仕事である糸やビーズ刺繍、羽細工、コサージュ等の付属物に興味があり、行ってきました。 1920年代から1990年代にかけて年代別展示なので、時代毎の流れを明確に感じとることができます。大量消費時代の始まりで、豊かさを謳歌した1920年代の豪華絢爛な刺繍類は格別。手仕事は、やっぱり素敵です!
    ◆ 展示会後のお定まりコースは、ミュージアムショップへGO。 最初に目についた黄色のテイラーメジャーテープ(ドイツ製・200cm)を買いました。 今私が使っているものは、なんと小学校の時に家庭科用のお裁縫箱に入っていたもの。 物持ち、良すぎ~<苦笑>。
  • vol.845 ループスカートタッセル、新カリキュラム

    2016.4.1

    ◆ 昨年から教室のボードに下げてあった”新しいタッセルデザイン”ですが、本日研究科カリキュラムとして正式に発表です。 マニュアルができていなかったのが、その大きな理由<苦笑>。大変長らくお待たせしました。 途中でデザイン変更もしてしまい・・<苦笑>
    ◆ 名前は「ループスカートタッセル」。このカリキュラムで学んでいただけるテクニックは、トップの丸い木型の編み飾りのクラスター。 既にタッセルタイバックでも採用してますが、木型が異なるので、作っていく際の過程が若干異なります。また、二段目の木型の飾りもテクニックのひとつ。 まだまだお教えすべきテクニックはたくさん。 昨年、まとめて発表しようとしたのが大きな間違い。 新しいタッセル<研究科カリキュラム>は時間のかかるものものばかりなので、作品及びマニュアルが出来次第、順次発表させていただくことにしました。
    作品サイズ: 9cm、2016年4月5日(火曜)から、作っていただけますよ。

  • vol.844 新作タッセル、色違いバージョン

    2016.3.30

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    ◆ 先月ご紹介した新しいカリキュラムのタッセル「ターコイズブルーのタッセル」。タッセルクラスの方々以外のソフトファニシングのクラスの方々にも大変好評で、よかった~。ちょっぴり気分も上がります!!   勢いでシルバーグレーの色違で作成してみました。
    ◆ 色を変えると雰囲気が変わるのは洋服なんかでも同じですね。ぐっとシックなイメージに変身しました。 作成者の私としては、どちらも甲乙付けがたく・・・どちらも好きです!

  • vol.843 カーテン、ゴブレットスタイル

    2016.3.28

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    ◆ 生徒さんのカーテン、両開きの半分ができました!!  ヘディングは、ゴブレット(グラスのタンブラーに足が付いたもの)スタイル。 ご本人が選択されたスタイルです。さすが、英国暮しが長かった人は違う!?  <笑>
    ◆ ゴブレットの下には、クルミボタンを付ける予定。 写真上にトンカチが見えてますが作成中<苦笑>。 さらにカーテンの縁には、花柄の色と同色のアクセントカラーのボーダーを入れています。 その色合いはとても華やかで素敵!!   きっとお嬢さんも喜ばれることでしょう。 窓に下がった写真が早くみたぁ~い、デス!

  • vol.842 ご依頼品のボルスタークッション

    2016.3.26

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    ちょっぴりデザインに悩んでいたご依頼品のボルスタークッション。 写真のデザインにて制作し、先日お引渡しをしました。お客様は、開口一番「かわいい~!! 好みです」 お気に召していただき、ホット一安心。  実は作った私も”フムフム、結構いい感じ~。”と思っていたんです。 これはTied-end Bolsterという名前で、さまざまなボルスタークッションのデザインの中のひとつ。でもちょっとひねって、縁は切り替えをいれ、ファスナーも付けてあります。
    ◆ 教室に同じサンプルはありませんが、ソフトファニシングクラスの方でご希望の方には、是非作ってくださいね。 もちろん、マニュアルも準備しておきます!!
  • vol.841 ノモフォビア、携帯電話依存症

    2016.3.24

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    ◆ 先日海外ドラマTVの”ネイビー犯罪捜査班NCIS”を見ていたら、Dr. マラードが「彼はノモフォビアだ。携帯電話機が手元にないことに恐怖心を抱く、携帯電話依存症のことだよ」と言った。 気になり調べてみたら、<<ノモフォビア nomophobia→no+mobile+phobia>>は、れっきとした病理英語なんですね。 nomoをmonoに入れ替えると、これまたmonophobia: 孤独恐怖症。 似たようなもんです<笑>。
    ◆ 周りを見渡せば、街でも電車内でもほとんどの皆さん、画面とにらめっこ。様々なアプリを搭載することによって、ほんとに賢い電話に進化したスマホですが、依存症にならない程度にスマート(smart【形容詞】賢い)に使いこなさないとね。

  • vol.840 ランプシェードの取り付け方

    2016.3.22

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    今回から3回にわたり、ランプシェードについての「知っ得知識」を書いています。今回は3回目で最後デス。
    ◆ いざ、シェードを取り付けよう、と思いきや、またまた、取り付け方にはさまざまな種類があります。
    ※「ホルダー式」。これはソケット部分にシェードをセットした後、ホルダーと呼ばれるキャップを固定するものです。
    ※「キャッチ式」。これは2つの輪になっているワイヤーを、電球にじかにかぶせセットします。
    ※「アーム式」。写真サンプルは自宅のフロアランプですが、米国製でアームと呼ばれるものの上にセットし、トップを飾りネジで止めるものです。
    ◆ さて「今回でランプシェード知識編」はひとまず終わりですが、お役に立てたら幸いです。ひとことでランプベースをプロデュースすると言っても、様々な観点での検討が必要となり・・。この大変さ、わかっていただけましたかしら。 最後にこれが言いたかった・・・!? <笑>
  • vol.839 ランプシェードの縁飾りと種類

    2016.3.20

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    今回から3回にわたり、ランプシェードについての「知っとく知識」を書いていきます。今回は2回目。
    ◆ ランプシェードの縁にはブレード等のいろいろ飾りを付いていたりしますが、実は、それらは必然的に必要な場合があるんです。その理由は、シェードの形がBowed enpireと呼ばれる弓なりのような形をしている場合、裏地と表地を貼るので、その切り口の縁を隠す必要が出てくるためなんです。
    ◆飾りにもいろいろな種類がありますが、それらをご紹介しましょう。
    ①バイアステープ、②フリル、③シェルエッジング、④タックド・ボックスプリーツ、⑤ダブルパイピング、これは結構多用されますが・・等々です。もちろん、市販のブレードやポンポンブレードなんかもかわいいですね。 ランプシェード制作のカリキュラムは、単に貼るだけじゃなく飾り類の伝統的な作り方も学べま~す!!

  • vol.838 ランプシェードフレーム要素と選び方の注意

    2016.3.19

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    今回から3回にわたり、ランプシェードについての「知っとく知識」を書いていきます。今回は1回目。
    ランプシェードの形はさまざまなものがあることは、以前のコラムでご紹介させていただきました。シェードの形は、やはり土台の雰囲気に合わせて選択するのが最適ですが、デザインだけをチェックするのではなく、フレームの構成要素にも着目する必要があります。

    ◆ 写真にメモを書きましたが、上下の①トップリング、②ボトムリング、そして、ランプベースの電球部分と接合する丸い形の③フィッテング、それを支える④ジンバル、そして上下のリングを支える支柱の⑤ストラットと五つの構成になっています。

     

    ◆ 支柱の高さは、シェードとベースのバランスに大きく影響しますね。 実は外から見えにくいフィッテングの高低もバランスに大きく影響しますし、フィッティング部分の丸の大きさは、どんな電球を使うのかによっても変わってきます。 市販のものを買う時はベースを持参し、合わせてみることが一番の選択方法だと思います。

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