
2018.4.28
◆ お客様が持ち込まれた「クロス刺繍」作品。 お友達からいただいたものだそうです。「もう、額に入れて飾るスペースもないから、クッションに仕立てたい」とのこと。 確かに刺繍された布だけをいただいても、押し入れで眠ってしまうケースも少なくないと想像します<苦笑>。 昨日ご依頼いただいていたクッションをお渡ししました。
◆ ソ フトファニシングの中に、生地本体を取り囲むようなテクニック「額縁仕立て」というものがあります。 応用範囲も広く、カーテン、ブラインドの縁等大きいものから小物なんかにも。 (体験講座でもやっていただけますよ!) さて、この額縁仕立ては、装飾的なアクセント効果にもなりますが、布が足りない場合なんかにも応用が効くんですよね~<笑>。 但し、とても正確性が求められる縫製が必要なんですよね~。 新しく購入されたカウチに合わせたいとのことでしたが、とても気に入っていただけました。 Ms. H.M-san、ありがとうございました!!
2018.4.26
◆ 和風バッグ用のタッセルを作りたい、とタッセルクラスの生徒さんからのリクエスト。 「アソシエイツコース」のカリキュラムにあるデザインをご提案。 もちろん和風仕立てなので、色や素材は全面変更です。 ちなみに、カリキュラムのデザインは、こちらから「8. 編み飾りヘッドのタッセル」。
◆ 同じデザインでも、素材や色を変えることによって、こんな<写真>にも変わることをご確認いただければと・・・。 タッセル作りでの配色や使用する素材等によって、そのタッセルの存在感にとても大きな影響を与えるものだと思っております。
タッセル講座、ソフトファニシング講座のトリニティ
2018.4.24
◆ 今日午後、第2回目「タッセルコードメイキング特別講座」無事終了!! 皆さま、お疲れさまでした~。 次回5月度の実施は、5月26日(土曜日) 13:00~ですが、満席となりました。
◆ さて、生徒さんがお帰りの際、「先生のコラムに載ってたスカーフってこれよね~」。取り出したのはエルメスの本物のスカーフ。 タイトルは、”passementerie(パスマントリー)”。 これが正真正銘オリジナルスカーフデス! タッセルクラスの生徒さんの一人が持っていたとは、なんという偶然、驚きです!! 今から20年くらい前のものだそう。 やはり本物は重厚感と迫力がありますね~。 それに比べ、コピー版スカーフは、なんと700円でしたからね~<笑>。 最近のファッションでは、あまり正統派スカーフの出番がなくなってますが、是非、是非大事になさってくださいね。
◆ 後日、エルメスのサイトでこのスカーフを発見しました。→ こちらから。
2018.4.21
◆ タッセル作りは沢山の糸を使うもの。 大きな「コーン巻き」とか「かせ」で購入するということになる。 これまでかせ糸は、手で巻ける程の長さだったのが、今回購入した糸があまりに大量で・・・。ついに「かせくり器」を購入することにした。
◆ ずっと以前から買った方がいいよね~と思いつつも・・・。 その形状をネット等で見ると、まるで台風の時に傘をさし、表地が風に飛ばされて骨だけになったような、あまり美しくない道具の印象が強いせいで、購入をしぶってましたぁ~<笑>。 掲載した写真もしかり。 使ってみてやはり効果を実感!! 時短効果絶大。教室内での使用は可能ですので、利用ご希望の方は、お知らせくださいね。
2018.4.12
◆ 毎年開催される恒例のホビーショウ。 前回行ったのがいつか忘れたくらいご無沙汰していますが、お付き合いのある業者さんから、無料入場券をいただきました。 教室に若干多めの枚数がありますので、ご希望の方<教室生徒さん限定、1枚/人>に差し上げたいと思います。
ご希望の方は、ご連絡ください。 → こちらから。 受け取りは、教室でお願いしますね。
◆開催日: 4月26日(木) ~ 4月28日(土) 10:00~18:00 東京ビッグサイト◆
2018.4.2
◆ 4月1日で会期終了の東京都美術館での開催、「ブリューゲル展」<画家一族150年の系譜> に駆け込み入場。 昔、“鳥罠”という絵はがきをもらった時、(当時は絵の名前は知らなかった・・) なんかほのぼのとした雪の風景がとても気に入り、飾ってました。その時以来のファンです。
◆ ブリューゲルに関する詳しい情報は、皆さんのネット検索にまかせるとして、ここはあえて服装にフォーカスしてみましょう。写真は<野外での婚礼の踊り>と題された絵ですが、書かれた時代は1600年初頭。 女性は髪を見せない時代、各自工夫したスカーフのかぶり方をしています。 唯一髪をほどき中央に座っているのが主役の花嫁さん。 前方で陽気に踊っている男性は、「ホーズ」と呼ばれるぴったりしたズボンにこれまた、股間を覆う「コッドピース」をつけている。 思わず笑っちゃいますよね。
◆ 当然、服飾展ではないので、オーディオガイドでも、パンフレットにもこんなことは一切説明はされてませんが、ちょっぴり歴史背景を理解していると、さまざまな視点で絵を見ることができて、楽しみ方を倍増してくれます。 今年年初の読書の成果だぁ~<笑>。
<写真: 会場出口にあったパネル>
2018.3.27
◆ 先日銀座に出かけた時、あるお店で「Premax: プレマックス」のハサミカバーを購入。 お店の方いわく、イタリアの革製とのこと。 色の出方がとても綺麗だったので、つい衝動買いです。 赤が欲しかったんですが無かったので、ターコイズブルーにしました。 私が使っているハサミにかぶせてみたら、「ムムッ、小さいではないか~」<泣>。 日本サイズには合いませんが、海外サイズのハサミには大丈夫でした(写真)が・・・。
◆ しかし、ちょっと気になるこのブランド、Premaxというブランドを調べてみたら、イタリアのミラノ北部にあるブレマーナ地方にある、300年にわたり鍛冶職人の町として発展して老舗ブランドの商品だったんですね・・・。
さてさて、皆さんがよく教室にお持ちになる、鶴の形をしたハサミ。 お持ちの方にどこのメーカーかお尋ねしても、皆さん「さて、どこかな~??」。 このネット検索をしたら出て来ました! 同じ会社の製品だったんですね。 理解できてスッキリ<笑>。 有名なので日本でも簡単にネットでも購入できそう。
◆ 今回ハサミカバーを買わなかったら、鶴のハサミの出どころも、またイタリアにハサミの一大生産地があるということも、ずっと知らないままだったのね~。ま、知らなくても生きて行けますけどね<笑>!
2018.3.19
◆ 先日、当ビルの目の前にある花屋さんに、ガーベラの花の一大生産地の和歌山県からプロモーションに来ていた。初めて見るガーベラの花の品種の多さにびっくり!! こんなに多くの種類があるとは知りませんでした~。ちなみに出荷量1位は静岡県、2位は福岡県、そして和歌山県は3位だそう。
◆ 花の大きさも、色もいろいろ。 そしてよく見ると同じ花の色でも、中心部分の色が異なったり、また中心部分にも小さな花びらがあったりと・・・。ひとつひとつに名前がついているけれど、あまりに多くて覚えきれません。 普段「ガーベラの花」と、ひとまとめに呼んでましたが、ガーベラさんに謝らなくちゃね~<苦笑>。
2018.3.17
◆ 「小さくても一人前」という名前のノコギリを見つけ購入してみました。 コラムに書く前に、まずは使って見ないとね、と思いつつも、これで本当に機能するのかなぁ~と内心不安もあり、教室にあった5mm厚の板を切って見ました。 いや~、すこぶる快適に切断できます!!
◆ 女性でもちょっとノコギリを使いたいと思う時は、結構あるのではないかと思います。鉢植えの枝とか、薄い板とか・・・。箱書きによれば、木材・竹・塩ビ・プラスチックと大体のものは切れそう。 更なる説明には、衝撃焼入、本格目立とあります。
◆ カッターと同じサイズ、この発想が素晴らしい!! もちろんMade in Japan. やはり日本人が考えることは、イケてますね~。 兵庫県の玉鳥産業㈱が販売されてます。確かホームセンターで1,200円くらいでした。 DIY女子の私にとって、楽しいおもちゃが増えて嬉しい~<笑>。
2018.2.22
◆ フリルクッション制作のご依頼。 お選びになったチェックの生地とデザインがとても合っていて、「やっぱりフリルはかわいい~!! 」 と思ってしまう。 洋服のフリル同様、実はインテリアでもフリルの存在は、欠かせません。
◆ フリルの種類は下記のようにいろいろ。 用途によってフリルデザインの使い分けをしています。
①今回のように張感のある生地には、「一重フリル」→縁のみ縫製。
②少し生地が薄い場合は「二重折りフリル」→ 生地をフリル巾の倍にして、折り畳みます。
③カーテン類には裏地付きの「セルフバウンドフリル」→ フリルに裏地をつけます。
④そしてフリルの縁にアクセントカラーを細くいれた「縁取り付フリル」→ と・・・・。
◆ またフリルにする生地の裁断箇所によっては、雰囲気が大きく異なります。 今回は青と白が交互に出るように、バイアス裁断をしています。 「フリル」と一言で言っても、ちょっぴり奥が深いでしょ。 ソフトファニシングコースで学ぶことができます→★