2018.7.30
パリ日記 No. 9
◆ 唯一ツアー(1日)で参加した世界遺産の「フォンテーヌブロー城」。 城の最後の住人のひとりであるナポレオンの色合いが濃い城である。 革命時の影響によって、荒廃したこのお城を修復したのがナポレオンとのことで、それもそのそのはずである。 中には「ナポレオン美術館」があり、ここがおもしろい! 写真は、美術館に展示してあったナポレオンが実際に着用していたという帽子とコート。 そして遠征に行くときに持参したというコンパクトに納められた身の回り品等、とても興味深い。
◆ 彼の執務室は、もちろんこの時代に流行したエンパイア様式で、ネオクラシックのデザインとともにエジプト的なモチーフを特徴としている。 家具調度類はもちろんのこと、カーテンの縁にはグリーク紋様、そしてタッセルは、月桂樹の葉をかたどったようなタイバック(もちろん現代版)と、どこをとっても私自身の興味を大満足させてくれるお城でした。 なんと言っても空いていて、ゆっくり見られるところもいいですよ!
※ この続きは次回。 これもまたおもしろいものをご紹介しましょう。