2014.10.24
◆ 装飾文様は、大きく2種類に大別されます。ひとつは、前回ご紹介した「ギリシャ雷文」と同じジャンルですが、円を分割したり、線を利用して形を作る「幾何学的」なものです。 箱根の寄木細工や、刺し子、ディオールのバッグに見られるキルト模様等がわかりやすいですね。 そしてもうひとつは、身近にある自然の中の花や、植物、動物等々の「自然の中の形」を利用したものです。
◆ もちろん様々な文様は、国によって固有のものもありますが、古来のモチーフは、今の現代においても身の回りでたくさん見つけることができます。 先日借りてきた本を何気に見ていたら、私の持っているキャビネットのカギの模様は、ルネッサンス・ローマ、とありました。 もちろん複製品です。 インテリアスタイルにも言えることですが、素敵なモチーフは、何世代も繰り返し利用され続けていくものだと、つくづく思います。
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