• vol.39 「色」はオモシロ、楽し、そして難しい

    2009.4.8

    ■ 春爛漫のこの季節。戸外に溢れる春の色たちはウキウキさせてくれる。 そんな時突然、前回のコラムでご紹介したカーテンの色を思い出した。そう言えば、一言で”黄色”と片付けてしまったが、「色はそんなに単純じゃないのよねぇ~」、と気になり色に関する本を開いて見た。「フム、やっぱりこれは、Buttercup yellowってヤツだったのかもね」なんて一人で納得。  
    ■ 色はさまざまなことを連想させてくれるから本当に面白い。今回取り上げた”黄色”で言えば、真っ先に思い浮かぶのが、やはりゴッホの絵のひまわりを象徴する「Provence yellow」。きっとそのイメージがあったからカーテン色もそうなかったのかと。(黄色違いでしたけど・・) 
    ・そして3月のロンドン市内に溢れる黄色は、公園や家の軒先を一斉に飾る黄水仙である。
    ・毎年7月に行なわれる自転車レースで有名なツール・ド・フランス。各ステージの所要時間を足していき、合計した時間が最も少なかった選手が着れる”マイヨ・ジョーヌ”と呼ばれるジャージーも黄色だし・・・。
    ・そして更に、工事中を知らせる黄色と黒の縞模様。「Dangerous yellow」と呼ぶあの独特の黄色。インテリアにはゆめゆめ使いませぬように・・・・。

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