2009.1.13
■ インテリアには欠かせない椅子やテーブル、とりわけ昔のヨーロッパにおいてベッドは「生と死」を迎えるものとして特別視されていた家具類。 日本における家具の歴史はいつ始まったのか? 先日ケーブルTVで放送された番組はとても興味深く見いった。
>> 番組案内のHP
■その発祥は、開港150周年を迎える横浜・元町。イタリアやイギリス等からやってきた使節の人々は家具も持参で来たのであろう。その修理を依頼されたのが、当時日本の馬具商、後に「バンコヤ(椅子の張替職人)」と呼ばれる人たちだそうだ。その修理屋と小売店が元町に出来上がったとのこと。海外から持ち込まれた椅子の修理から始まった日本の家具の歴史はここ横浜・元町にあったのだ。後に「横浜彫刻家具」と呼ばれ輸出も行なわれていたそうだ。現存するそれらは、「横浜グランド・ホテル」のロビーやマッカーサーズスィートルームで見ることができるという。
「諸工職業競 テエフル椅子製造」 明治12年3月
江戸東京博物館所蔵 収蔵庫ライブラリーより
■当校生徒さんへメッセージ
※ 番組の中で家具制作学校に通っている生徒さんへのインタビュー、当教室の生徒さんでもあったOchika-san。ヘヤスタイル、素敵に決まってましたよ~。 家具の技能国家試験を受験するといっていたけど、その後どうしていらっしゃいますぅ~?
※ 今年の秋にイギリスの大学で家具のRestorationを学ぶ為に留学の準備をされているKaori-san。日本の家具の歴史も知ってるともっと楽しいかも・・・(?)。応援してますからね~!!
2009/01/13 記載
コメント
千葉です。
先日は突然お邪魔したのに、おもてなしいただき有難うございました。
日本の家具の歴史、とても興味深いです。
またちょくちょくのぞかせてください。
私のブログでも荒木さんのご紹介させていただいていいですか??
| muse-decor | 2009/11/25 |