2014.1.19
◆ お客様からメールをいただきました。 千葉市立美術館に版画家の「川瀬巴水展」を見に行かれたとのこと。 実物はやはり迫力ある作品郡だったそうです。 これに限らずアートが大好きな方なのでよく美術館巡りをなさっているご様子。
◆ はて、このメールをいただき思い出したのは、若かりし頃、義兄のお供で「棟方 志功」の版画展を見に行ったときのことです。 版画にはまったく興味がなく、しかたがなく行ったような気がしますが、 しかし、一歩館内に入り最初の版画を見た瞬間、その迫力に圧倒されてしまいました!! それまで写真等では見ていましたがこんなに違うものかと、改めて本物が持つその迫力に驚愕した記憶が蘇ってきます。 あの時に展覧会に行かなかったら、今でも「棟方志功」に対する私の認識は、相変わらず複製画イメージの薄っぺらいものでしかなかったことでしょう。 版画が好きか嫌いかは別として、物事は、その真髄や本物に触れて判断することが大事であることを教えてもらいました。
JUGEMテーマ:JUGEM