2013.8.17
n 6月に法事に参列した際、お坊さんのお話を聞き一生に一度は、実家の宗派「曹洞宗総本山」に行く機会をつくろうかなぁ~、という気になった。 意外にもその機会は早くやってきた。 福井県の永平寺はあまりに遠く、神奈川県鶴見の「総持寺」へ。 拝観をお願すると、1時間もかけて館内を案内してくれた。<拝観料: 400円/人>
n 案内の話によると、修行僧として入門を希望するものは、指定の門前でその修行の目的を問われるのだそうだが、返答内容いかんによっては、何時間でも立ち続ける場合もあるとのこと。 雲水(修行僧)になると、「立って半畳、寝て一畳」というスペースと、布団や、ほんの少しの身の回り品を入れる箱棚が与えられ、起床すると即座にその箱棚に布団をしまい、その場での座禅から1日のスタート、究極のシンプルライフである。
n 入門時の修行をさせていただく感謝のこころ、最小限の持ち物によって「我」を捨てる謙虚さ・・・。 それと比較し生身の人間は、どうしても世間に振り回されてしまいます。 上述のお坊さんの話ですが、皆由無始貪瞋癡(: 皆、無限の弱い心による、という意)ということらしい。 しばし日頃の喧騒を忘れ、自分の人生と重ね合わせる、いい1日でした。 今度は、座禅にでも挑戦・・・・・!?