• vol. 202 針にまつわる、閑話3題

    2012.5.4


    【その1】


    先日開催されたホビーショウで、「マチ針」(写真)を購入。 パッケージを見たとたん、手にとってしまったのは、きっと頭の中にまだこのイメージが残っていたからでしょうか・・・・。 私にとって「まち針」は消耗品。 パッケージもかわいいし、ま、いいかぁ、と・・・。 言い訳するほどの値段(300円)でもありませんねぇ~<笑>。                    
                       
                                 
                        




    【その2】


    マチ針」といってもピンからキリ。 キリはなんといっても100円ショップのものでしょう。 商売を邪魔するつもりは毛頭ありませんが、針の先端部分の処理があまりよくないので、指し心地もよくないし、生地にひっかかったりします。 物によってとても便利に使わせてもらっている100円ショップですが、これだけはお持ちにならないように・・・と、生徒さんにお願いしています<苦笑>。


     


    【その3】

    先日鍼灸に行った時、先生とことわざの話題になった。 それってあまり使わないフレーズかも、(いや、ほとんど使わない・・・。) と思い尋ねた内容は、中国の詩人・李白の漢詩で、「鉄杵を磨く。(てっしょをみがく)」。 意味は、李白が勉学をあきらめて逃げ出したその道中、一人の老婆が鉄の杵を磨いているのに出会う。 尋ねると、老婆は「どんどん小さくし、を作るのだ」と答えた。 「いくら磨いたって小さくなるものか」と李白。 「やってもいないのに、どうして分かるのか。 この世には、一生懸命やって、できないことなんかないんだ。」 李白はそれに感動し、戻って学問をやり遂げた、というお話。 

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