◆ 今年1月初旬に友人との年始会の際、行ったお店でいい本を見せてもらった。店主が長年ずっと探し続けていた本の話を聞いたお客様が、古本屋で探してきてくれたとのこと<写真>。 名だたる日本料理店の得意料理と、お皿も含めその盛り付けを紹介した本『日本料理歳時大観』である。
◆ 布で表装された表紙を開くと、奥村土牛の鶴の日本画。中身はすべて写真集。高価な本!!というのは想像に難くない。しかし、なんとまぁ、贅沢な作りの本だろうか・・・。 現在の版業界の実情を想像すれば、今後こんな贅沢な本の出版にはお目にかかれないだろう・・・、と予想する。 日本経済右肩上がりのいい時代のそして、古き良き時代の一冊である。
◆ 私も行きつけの、そしてこの本を所有する大将のお店は、先週土曜(1/23)に放送された「アドマチック天国<尾山台>」の6位にランクインしていました~。