2015.1.15
◆ NHK提供のイギリスのTV番組「ダウントン・アビー」。 第一次世界大戦時のカントリーハウスに住む貴族とその使用人達が繰り広げる生活を描いた番組ですが、先日それを見ていたら、事情があって執事を辞めたベイツさんは、「レッドライオンで働いている・・・」という会話に、内心「えっ」と反応してしまいました。 イギリスに居た時に、ロンドンから離れたところの「レッドライオン」に滞在していたことがあるからです。 私が宿泊したレッドライオンは、パブ併設のいわゆるイン(INN)と呼ばれるもの。 パブはビールだけでなく食事もできて、これがなかなかおいしいのです。 確かお店の看板に赤いライオンマークがついていましたね~。
◆ さて、この「レッドライオン」という名前ですが、イギリス人著者コリン・ジョイス氏が書いた「イギリス社会」入門(P134)の中にも出てきます。 : 「一説によれば、イギリスで一番多いパブの名前は「レッドライオン」で、約600件あるという。 レッドライオン」はイングランド王エドワード3世の三男ジョン・オブ・ゴーントの紋章である。 <中略> パブの名前にも多い「ホワイトハート(白い鹿)」はリチャード2世の紋章で、「ホワイトホース(白い馬)」はハノーバー調の紋章・・・」等々。
◆ イギリスに行く前に読みたかったなと思う本・・・・。でも、今読んでも面白い。 イギリスに興味のある人は一読の価値があるかな、と思います。 一晩で読めてしまいます。
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2015.1.10
◆ お年賀ということで、生徒さんに今年も「さるやの爪楊枝」をいただきました。 桐箱の蓋にその年の干支が描かれています。 「さるや」は、創業年という江戸時代からの爪楊枝専門の老舗。 最初にいただいたのが「虎」の絵でした。 ご入学後、かれ5年も経過しているんですねぇ~。
◆ さて、教室はご入学時に入学金を頂戴しますが、その有効期間は2年間。これを過ぎても継続のご意思があれば、一度更新していただくことになりますがこれで「永久会員」となり、以後更新の必要はありません。一年に最低2回来ていただく必要はありますが、ずっと席を置いて習っていただくことができるんですよ。 更新していただいている方も増え、長~いお付き合いをいただいている皆様に本当に感謝です。 Ms. Tohko-san、爪楊枝、ありがとうございました。
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2015.1.8
※このお店は閉店されました※
◆ 久々にランチで外に出ました。自由が丘にこんな店があったんだ~と、ネットで探し物をしていた時にヒットしたデータを頼りに行ってきました。 一昨年、フランスに行かなかったら、きっと目にとまらない情報だったと思います。 ガレットは、ご存じそば粉を薄く延ばして焼いたものの中に具材が入ったもの。
◆ ランチメニューの中から、選んだのは、「チキンとほうれん草のクリーム煮」が入ったもの。 メインにサラダかスープがついて1,300円。 今日はちょっと奮発して、コーヒーとクレープもついた1,500円(税別)にしてみました。 半信半疑でしたが、いや~、どちらも美味しかったです。 ガレットに添えられたエノキダケの食感もよく、”一味”も添えられていて味に飽きがきません。 クレープのリンゴも自家製とのこと。 シナモンシュガーがとてもよく合い、完璧に日本人の舌にあわせていると思います。 聞けば、昨年2014年5月のオープンとのこと。メニューが豊富で、お友達と軽く夜のディナーにももいいかな、と思いました。
● 「ロンド・クレープ・リー」 目黒区自由が丘1-26-8 キクモトビル2F
● 教室から徒歩5分、ローラアシュレイへの細い道を入り、一つ目角の左側の建物
● 03-5726-9822 月~金11:30~23:30, 土日祝11:00~22:00
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2015.1.7
2015.1.5
2015年の干支である<羊の干支タッセル>を作ろう、の新春特別講座のご案内です。特徴とイメージは、羊の原毛を思わせるポンポンの上に、それから出来る毛糸編みの模様をアレンジ。 そして今回は新しい木型2種類が登場です。羊は木製ですがとっても軽く、その色である白と黒をベースに、そしてアクセントカラーは草原をイメージする緑を使いました。
開催要領
◆申込期日: 1月15日(月)までに、メールもしくは電話(1月6日火曜日より)にてお知らせください。材料調達の関係で大変恐縮ですが、期日厳守をお願います。
◆受講資格: トリニティ「タッセルクラス受講生」のみ。
※テクニックの難易度(高)から、一般の方のご受講はできませんので、悪しからずご了承ください。
◆開催日: 1月(火・祝)以降のご予約レッスン日にて実施してください。
◆材料費: 6,500円(税込)
教室で実物をご覧いただけます。皆様のお申込み、お待ちしておりますね!
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2015.1.2
2015.1.1
2014.12.17
◆ 日の目をあびない作品、そう思ったらとても残念な気がして・・・・。
◆ 今年年央に、ご依頼品として制作した5種類の異なるデザインのロゼットタッセル。 4つは既に私の手を離れてしまいました。 ご依頼は4種類のデザインでよかったのですが、いろいろデザインが浮かび、余分に作ってしまったものです。 クライアント様からは、とても完成度が高いものとして評価をいただき、また最後までどれを採択するか悩ませてしまいましたが、1個だけ手元に残ってしまったという訳です。 使われている生地素材と色に合わせたデザインで制作したこの色合い。 市販品の中からは決して探せない色合いだからこその一品。 私の2014年度の傑作のひとつとなりました。
◆ 今年も本当に沢山の方々に支えていただき、深く感謝申し上げます。 少し早い年末休暇に入らせていただきますので、今年のコラムはこれを持って終了させていただきます。 また、来年も何卒よろしくお願い申し上げます。 皆様の年末年始が素敵な時間になりますように・・・・。
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2014.12.17
◆ 前回のコラムのこの内容で、この特徴的なシェードの形を、私が勝手に「豫園風アバジュール」と命名し、それに本体部分は青銅か陶器に違いない・・・・。 と書きましたが、写真を送っていただいたら、なんとドンピシャで、本人ビックリ。 青銅で大正解でした!! ま、基本的にシェードの形と本体は、雰囲気を合わせバランスが取れているものなので、当たり前と言えばそれまでですが・・・。 オフホワイトのシルク生地の光沢がなんとも言えず素敵に仕上がりました。 皆さまも是非のアバジュールの作り方、ご受講くださいね。
2014.12.15
◆ 一度は訪れたいと思っているイタリア。 そのフィレンツェにあるウフィツィ美術館展が日本で初めての開催中。いつかイタリアを訪れたいその思いの助走としては、是非見たい展覧会です。 今回はなかなか時間がとれず、結局行けたのは最終日となってしまいました。 ルネッサンス期ですから、絵画の題材のほとんどは宗教画。 宗教画にあまり興味はありませんが、絵画の技法の変遷や使っている絵の具、額縁等に目が行きました。 当時の絵画のフレーム(額縁)は、重厚な彫りやその角には、ロゼット・モチーフが使われていたり、とても素敵で見る価値十分です。
◆ 絵画の絵の具は、鉱物などからとれる顔料です。 油に混ぜて描けば油絵。 膠で溶けば日本画。 卵を混ぜて書いたのがこの当時のテンペラ画と呼ばれるもの。 卵と言えば、思い出すのがイギリスのファロー&ボール社の壁用塗料。 確かここの素材も卵を使っていたような・・・。 10年程前に日本に進出していて、素敵な色で壁を彩ることができます。 一度は使ってみたいこの色たち。 う~ん、考えはどうしてもインテリアの方向に向かっている私でした<苦笑>。
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