• vol.1077 NYメトロポリタンのオペラ、もうひとつの鑑賞方法

    2017.12.14

    ◆ 先日雑誌の隅に見つけた「オペラのライブビューイング」の広告。 なんと映画館で上映するオペラで、鑑賞券は3,600円。 要は、NYのメトロポリタン歌劇場で上映<2017年10月8日>されたものをビデオに録り、それを映画館で上映する仕組みである。 ひとつぶで2度おいしい~商売とはこのことだね<笑>。 上演期間は1週間しかなく、行くかどうか迷ったが、演目の「魔笛」がとても気になり、エイッとばかりに出かけた。

     

    ◆ オペラ鑑賞もずいぶん長いことご無沙汰であるが、「魔笛」はこれまで何回か観ているが、好きな演目のひとつ。モーツァルトの人気曲が満載のオペラである。中でも「夜の女王」が歌うソプラノは、いつ見ても感動もの。 今回の主役タミーノの衣装は、日本の歌舞伎を彷彿されるもので、こんなところにも日本ブームの影響が!? 2~3万円はするオペラの鑑賞代が3,600円。 この金額が果たして安いとみるかは微妙~<苦笑>。

     

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  • vol.1076 ボタンをブローチに加工中

    2017.12.11

    ◆ ビーズ教室をやっている友人がフランスで買い付けた「シャネルのアンティークボタン」。  2~3年前に少量を分けてもらってから、その間ずっと箱の中で眠っていたのてすが、先日突然「そうだ、こんなデザインがいいかも~」と思い立ったち、初のビーズ刺繍に挑戦です。 3cmのボタンの周囲にひたすらビーズを刺して、5cmに拡張しただけですが。

     

    こんな作業は、本業から離れての完全に私の息抜きの世界。 完成目前にして、最終の円のところに使ったスワロフスキーの数が足りず、作業中断。 今回初めてビーズ刺繍に挑戦してみましたが、ひとつひとつビーズを拾っていくこの作業はとっても大変。 息抜きの割には疲れた~<苦笑>。 でも、お気に入りの一品に仕上がりそうで、ニンマリです<笑>。 デザインのひらめきは、コンビニのレジに並んでいた時に見かけた「ナビスコのオレオクッキー」、な~んて言ったら笑っちゃいますよね!

     

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  • vol.1075 トリニティカラーのタッセル

    2017.12.5

    ◆ 探し物をしていたら出てきたプラスチック製の「花びら」。アクセサリーパーツ屋さんで買ったと思うけど、購入した時に何に使おうとしたか、すっかり忘れてしまいました????? <苦笑>  これを眺めながら、ふと浮かんだデザインでタッセルを作って見ました。

     

    ◆ 完成です!!    この花びらの部分を作ろうと思えば、作れないことはありません。 でも、とっても時間がかかる・・・。使えるものはなんでも利用可デス。 こんなパーツを活用すれば時短ですね。 オリジナルデザインのタッセルの完成。しかも、完成したタッセルの色は、なんとトリニティのロゴカラーになっているじゃ~ありませんかぁ~<笑>。きっとこんなイメージを持っていたのかしらン・・!?  

     

     

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  • vol.1074 ドングリ型のパスマントリーと歴史

    2017.12.2

    ◆ 下の写真は、イタリアでルネサンス美術隆盛時のフィレンツェ派、ジョヴァンニ・ベッリーニによって描かれた(1501~02年頃) 絵画<<レオナルド・ロレダンの肖像画>>です。 ロンドンのナショナルギャラリーが所有するものですが、そのガウンの金糸1本1本までもが見えるような精緻な描き方は、思わず見入ってしまいますよ。 さて、今回は絵画ではなく、彼が着用している典礼的な衣装のボタンに注目してみましょう。

     

     

    ◆ 私が所有しているパスマントリーの書籍にも同じこの写真の掲載が。 このボタンタッセルもガウンと同様、金糸でできていると説明されてます。 隣のページ隅に、ドングリの形をしたパスマントリーが紹介されていて、これと同様のものがガウンを飾っているか、定かではありませんが。 15世紀のその昔から「どんぐり型」のパスマントリーは確かに存在していたことがお分かりになっていただけたのではないでしょうか。 それにしても、いろいろな形をしている・・・。

     

  • vol.1073 干支タッセル制作の準備

    2017.11.30

    ◆ 来年の干支は「犬」。 その準備にまずは犬選び。 その犬種の選び方ひとつで、タッセルのデザインが大きく変わってしまうことは、皆さんも想像できると思います。 社団)ジャパンケンネルによると、その公認数は196種とのこと。 はてさて、今回はどんな干支の犬を選ぶか、とっても迷いましたが・・・、選んだ犬種は、”ボストンテリア”です。

    例年、”干支主役の題材”はお見せしていないのですが、選んだ基準も含め、少し予備知識を持っていただいてもいいかな~と思い、ご紹介することにしました。

     

    【ボストンテリアを選んだ理由】

    アメリカ原産の犬種。ネットで調べたら「タキシードを着たアメリカ紳士」と呼ばれるスマートさと、賢く寛容、そしてやんちゃな性格という説明がとても気に入りました~<笑>。 先日、自由が丘でフレンチブルドッグの散歩をしている方を見かけ、「ボストンテリアですか?」と聞いたら、その違いを丁寧に説明してくれました <苦笑>。参照:フレンチブルドックとボストンテリアの見分け方

    どんなタッセルができるか、新春をお楽しみにね~。

    もちろん、事前のご予約も可能です。 来年1月のご案内になると思いますが、お申込みはこちらから。<タッセルクラス生徒さん限定> 。

    Picture source

     

     

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  • vol.1072 タッセルイヤリング

    2017.11.27

    入学して3つ目のタッセルカリキュラムが終了した生徒さんの作品「タッセルイヤリング」です。 レーヨン糸を使ったスタンダードタッセルが作れるようになります。 このタッセルはとても幅広く活用してくれる基本中の基本タッセル。 今ちまたで大人気の「タッセルイヤリング」も簡単にできますね!!

     

    ◆ お友達と食事をする時に付けていったら、早速「私にも作って~」とリクエストを受けたとのこと。ショートヘアにとっても似合ってます。 Ms. Maki-san、写真モデルありがとう!!

     

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  • vol.1071 クリスマスツリー点灯式

    2017.11.26

    ◆ 教室前にある緑道には、毎年恒例の大きなクリスマスツリーがお目見えする。 今年は昨日の土曜日がその日ということで、お昼に外にでたら、緑道は大賑わい!!   その中に誰でも参加できる「小さなクリスマスツリーを作る」コーナーを見つけ、ランチ帰りに飛び入り参加<笑>。

     

    ◆ 見渡せば、作っているのは小さなお子ちゃまばかり。 むむっ、ホントにいいのかぁ~と思いつつ作業続行。松ぼっくりをツリーに見立てたものに、糊でビーズをくっつけるだけの10分程度の街頭ワークショップ とってもかわいくできて、私もちょっぴり童心に返らせてもらいました~<苦笑>。

    ※産業能率大学の学生さんのボランティアとのこと、ご苦労さまでした!

     

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  • vol.1070 トンボ玉を使ったタッセル

    2017.11.25

    “トンボ玉”の作り方教室に通ってらっしゃる生徒さんが、箱一杯の作品をご持参。 これを生かしたタッセルを作りたい!とのご希望で、お預かりしたトンボ玉のひとつで、サンプルタッセルを作らせてもらいました。 もちろんこれ以外のデザインの応用は、沢山ありますが・・・。

     

    ◆ 使った糸は、すべて店頭販売しているレーヨン糸。 これから寒い冬だと言うのに、イメージは夏の海。 スカートには、深海を思わせるカラー配色になるよう、4色を用いて深い色味を出してみました<う~、さぶ>。 それにしても、背景に使った生地のサンゴ柄がマッチしてます。 ハギレコーナーにて、これまた販売中で~す<笑>。

     

     

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  • vol.1069 ご依頼のクッション制作とデザイン

    2017.11.22

    ◆ クッション制作をご依頼のお客様に昨日お渡しした作品。「アンティーク」であるという生地を持込みされたものは、円形の中に壺に飾られた刺繍の花々の印象は、アジアンチックな雰囲気。

     

    ◆ 刺繍の楕円形に合わせ、ヌードクッションも発注。 生地とともにご持参されたブレードは、アクセントに縦使いさせてもらいました。裏側生地には、表地の縁に刺繍されたものを同じように、刺繍を施してみました。 頼まれてもいないのにデス・・・<苦笑>。 どこでやめるのか、どこまでやるか・・・なかなか判断の難しいところですが、デザインバランスを考慮したあくなき探求心の結果!? です。

     

     

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  • vol.1068 タッセル紐の作り方注意

    2017.11.20

    タッセルは当然、紐(コード)を作りますが、写真のようにねじれてしまった経験はありませんか?   教室でも最初の紐を作っていただく時に、「注意点として説明」することです。

     

    さて、この原因はなんでしょうか? 紐を作った後、作品と合体させる前に余分な撚りを戻しておかないことが原因です。 撚りは、掛け過ぎたり、掛けなさ過ぎだったり、最初の段階では、加減がわかりづらいかと思いますが、掛け過ぎた場合、紐が自然な状態に戻るまで、結んだりしてはいけません。 こんな風になったら、悲しいかな、戻そうにも元には戻りません ( ;∀;)。 解決策は、作ったらテーブルの上に一旦放置し、自然な紐の状態になるまで待ってから使うことが肝心です。 覚えておいてくださいね~。 ネットでみかけた画像を使わせていただきました・・・。

     

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