2019.12.13
◆ アプリのひとつで「Pinterest」と言うものがありますが、これでエリザベス女王の写真を見たことがあります。一度見るとシステムが自動的に見た本人に、”あなたこれも興味あるでしょ”、と言わんばかりに写真が送られてきます。 AIのなせるわざ、なんとも迷惑な話ですが・・・。
◆でもこの中で何気に見た一枚の写真に思わず「え~、まるでカラーホィールか!!」と吹き出してしまうものがありました。 女王が着用しているファッション写真を並べたものです。 確かに、柄物の生地があまり登場しない女王の新しいお仕立てファッションは、結果として異なる色物になってしまうのでしょうか~!?
◆ 「Color Wheel: カラーホィール」とは、赤・黄・青の三原色を基準とした12色をサークル上に配置したもので、デザインを少しでもかじったことのある方にとってはお馴染みのもの。 あなたはこの系統の色が似あいますよ、なんていう「パーソナルカラー診断」なるものは女王にはまったく通用しない世界のようですね<笑>。 コラムのタイトル写真の色鉛筆のよう・・・。
Picture source : Uber Humor
2019.12.7
◆ 先日、美術展に行った時のことです。 出口にパーソナルチェアがおいてあって、そこに座って記念写真をとるコーナーが設けてありました。 チェアにはパイピングクッションが・・・。 何気に手にしたら、なんとファスナーの付け方がまったく異なっているのを見てしまいました。 これは、これは・・・。 生地も余分に使うし、そのせいでまた余分な手間がかかる方法をなぜ採用しているんだろう、と不思議な感じて眺めてしまいました<苦笑>。
◆ 制作物は、作った本人の意志がどこかしらに現れるものだと思います。 また、ある程度作れる技術を持っていると、他の作品をみると、ちょっとチェックしたくなる心理が働くようです。 教室の生徒さんもよく言ってます。 「タッセルを自分が作れるようになると、よそでタッセルを見るとやはりチェックしちゃいますよね~」。 「カーテンが縫えるようになると、思わず他のカーテンの裏側を返したくなりますよね~」。 私がパイピングクッションをチェックしたように、無意識な行動なんだと思います。
◆ ホントに作品の作り方は、人によってさまざま。 どれが良くて、どれが悪いなんていうのはないのかもしれません、が、しかし、それぞれれの分野で長い間培われてきた技術の王道はあるはずでしょう。 それらを基本にさまざまな要素のバランスが整ってこそ、”素敵ね~”と言われるのではないかと考えます。 絵画展を見に行ったのに、それ以外のことも考えさせられる日となりました・・・。
【撮影コーナーとパイピングクッション】
【私のパイピングクッション】
2019.11.30
12月5日(木)から開始されます。 ご希望の方はこちらから詳細をご覧ください→ ★
年内ご参加できない場合は、ご予約だけでも賜わります!
2019.11.30
◆ 既にコラムvol.1254でデザインはご案内しております★が、来週から実施可能となりましたので、詳細をご案内させていただきます。
【開催要領】12月5日(木曜) ~12月25日(水曜)まで 但し残があったら来年も受付します。
★ 参加資格: 受講生限定。 ※一般の方で完成品、ご受講を希望の方はお問い合わせください→★
★ 開催日時: ご受講予約のタッセルクラスにて作成してください。
★ 受講費用: 回数券で受講可能。
★ 材料費: 6,500円(税込) ※ミンクファーは贅沢に、ブルー、スモーキーピンクの2個使いです。
2019.11.29
◆ 先日は、あるご縁でホテル椿山荘東京で開催された、日本モロッコ協会主催の「モロッコの夕べ」のパーティに行ってきました。 会場に入るまで、私の頭の中はどういうわけかトルコとモロッコがごちゃごちゃになっていて・・・<苦笑>。 近年はモロッカンな生地もブームを呼び、イスラム的な模様が脳裏に焼き付いていたせいでしょうか!? モロッコはアフリカ大陸に位置し、個人的にはあまりご縁のない国。 お誘いを受けた時、ちょっぴり仕事のことも脳裏をかすめ、新しい興味が湧きました。
◆ パーティでの興味のひとつは、お料理でしょうか。 普段食べたことのない「子羊の丸焼き」やアラブ圏にを中心としてお馴染みのひよこ豆のお料理、アルガンオイルやモロッコ食材を使ったお料理やお菓子等々。 モロッコ大使館の方が入れてくれたミントティーは、とても美味しくて大ファンになりました~。
お誘いを受けた方が、昔の知人だったこともあり、パーティ会場では懐かしい顔ぶれにも遭遇し、楽しいひと時を過ごしてきました。 やはり、さまざまなご縁のつながりを感じます・・・。
2019.11.28
◆ 茨城にお住まいの生徒さんから、地元特産「レンコン」をいただきました!! お恥ずかしながらレンコンが繋がっている実物を見たのは、初めてかも。 節ごとにひげが付いている! 同梱の説明書によると、水面に近い方から節ごとに1節、2節、3節・・・と呼ぶらしく、その部位によって適したお料理があるとのこと。 また、皮には咳止めや止血にもいいそうなんです。 Ms. Sawako-san、ありがとうございました!
◆ 教室の近くに、自分の好きなおかずを詰めてお弁当にしてくれる「ブリーズ」というお惣菜のお店があって、いつぞや“レンコンきんぴら“を詰めてもらったら、それが美味しかったので、それ以来レンコンが大好きになりました~。 いまでは家でもたまに作ったりします。 今日のお弁当にも入れてもらいました~!! <四種ご飯付770円>
2019.11.26
◆ 先週土曜は、テナントとして借りている「魚菜ビル」の文化祭でした。 ビルのオーナーさんが、よみうりカルチャーセンターを経営していることもあり、そちらの方が主体のイベントでしたが、今年は私のようなテナント入居者にもお声がかかり、初出店することに・・・。
◆ 当日は終日雨という日でしたが、関係者の方々からお聞きするに、これまでで一番盛り上がったんだそうです。 トリニティも1階ロビーにワゴンを出し販売を行いました。 コラムを読んでいただいている昔の生徒さんが来てくれたり、買っていただいたお客様との会話で盛り上がったりと、楽しいひと時でした。 準備は大変でしたが・・・<苦笑>。 実は、このような経験は初めてでしたが、お客さまのいろいろな反応を知ることで、とても勉強になりました!!
【トリニティコーナー】
【魚菜お料理教室のシュウマイとランチ券販売のスタッフの方々】
【魚菜ビルオーナーの田村社長(右)と一緒に、はいチーズ!】
2019.11.22
◆ ソフトファニシングのコースは、タッセルコースとは異なり、好きなカリキュラムを自由に選択していただき、受講していただるようになっています。 オープン当時は、違ってましたが5~6年前くらいにカリキュラムを自由選択制に変更しました。 なぜならば、どなたでも使えるミシンは、生地の活かし方や作品のコツさえ理解してもらえれば、どなたにでもできるので、変更した次第。 しかし、タッセルコースは残念ながら、そうはいきません。 制作のコツを理解しつつ、かつ手が動くことが重要で、基本作品制作の重要性は外せません。
◆ さて生徒さんが、ご入学後最初に作られたランプシェードです。 ご自宅の汚れたシェードをリニューアルされたものです。 最初から難しいシェードの形、オクタゴン(8角形)に挑戦されました。 表地も張り、裏地も張るのでこれは時間はかかりますが、素敵に完成です。
◆ 昨日TV番組「世界は欲しいものにあふれてる!」で、イギリスのアンティークマーケットを放送してましたが、 イギリスは、古いものを大事に使い続ける文化があることを、しばし忘れていました。 しかし、それらは元来オリジナル製品がしっかりできているからこそ、できる話。 現代の日本の製品にも、リサイクル、リメイクに耐える、そんな製品がもっと増えてほしいな~と思っています。
【写真上: BEFORE】【写真下: AFTER】Ms. Noriko-san’s work
2019.11.14
◆ 2011年から毎年開催してた「ファータッセル」の特別講座。 8年間も続けてきたことになりますのが、これまでお付き合いのある企業さんが、ファー部門のみビジネス・クローズ。 今年はいよいよ潮時なのかな・・・なんて考えていましたが。
◆ その後ご紹介いただいた会社さんから仕入れたミンクの毛皮で試作品を作って見ました。 さすが市販品のものとは、色や大きさ、品質も断然格が違います。 ミンクは、サイズが小さいのでスモーキーピンクとスモーキーブルーのふたつをアレンジ、ちょっと贅沢ですね。 市販品にこの手の色は出てくることはないかと・・。
◆ ミンク素材にキラキラ素材を加えると、どんどんフェミニンな方向へ行ってしまいます。 なんとかコンテンポラリーなデザインに引き戻したいと試行錯誤した結果、写真のようなシンプルなデザインになりました。 詳細は別途ご案内させていただきますが、ご希望の方は、早めに申し出ていただければと思います。<限定数につき>
2019.11.12
◆ 旅行に出かけて神社・仏閣を巡ると、やれお賽銭だ~、やれ入場券~だと頻繁に小銭が必要になります。 先週末2泊3日の旅行にでかけた際とっても不便を感じ、お土産物店で1,300円のがまぐちを買ってしまいました。 完璧和風デス。 (※この模様は「よろけ縞」という名前がついているんだそうです。 翌日生徒さんに教わりました!!)
◆ 幸い金具に紐通しがついていたので、そこにかわいいがまぐち用タッセルチャームを作りました。 以前、布タッセルをご紹介したことがありましたが、その簡略版で、3cmのおチビちゃんチャーム。 いい感じでできたので、コラムにアップしました。 ご興味のある方は、教室で作り方を質問してくださいね。 これって意外にいけてるかも~!!