2021.7.21
◆ 先日大巻の糸のお話しを書きましたが、その糸を使った最初のタッセル完成です! 名付けて「ホワイトキータッセルブリオンスカート」。 いただいた時に最初に頭に浮かんだもの。 実は同じデザインで、2009年10月にご紹介済みのタッセル→★。 それから12年も経過しているなんて本人も驚きですが、時間経過とともに色も変わってしまい、少し手を加えたくなるのも必然・・・。 当時のレシピは残っていないので、最初から作り直し、ラフ部分は少し小さめサイズに変更しました。
◆ 写真の構図もあえて同じにして見ました・・<笑>。 背景に写る本は、パリのホテルガイドブックですが、今や部屋の鍵にタッセルはついてないかもしれませんね・・・・!? 作成ご希望の方、いつでも作っていただけますので声をかけてください。
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2021.7.19
◆ 6月の初め頃にご紹介したコラム「vol.1360 革タッセル作り」でご紹介したいろいろなサンプルの中から、正式にご依頼いただいたのは、ターキーヘッドデザインのもの。 それらを完成させ、先週末、納品させていただきました。 ヘッドに使った素材は、革をひも状に加工されたものです。 「革クッション」に「革タッセル」。 付けてみたらとても素敵でした。 ご依頼いただいたインテリアコーディネーターの方の発想に脱帽です!
◆ ところで漢字で「かわ」を変換すると、「皮」と「革」が出てきます。 あまり気にせず使ってましたが、どんな違いがあるのかググってみたところ、「皮」は動植物の身を包んでいる膜を指し、かたや「革」は、動物の毛を取り除いて加工したものとのこと。 そうか~、ファータッセルの場合は<皮>で、毛が無い今回のようなタッセルの場合は<革>を使うんですね~・・。 この年になってようやく疑問を持つなんて、今まで革靴くらいにしかご縁がなかったせいでしょうかぁ・・<苦笑>。 オマケです。歌う」と「唄う」の違いは・・・<笑>
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2021.7.15
◆ お客様からいただいた、なんとも大きな糸巻き!! 以前、編み機を使いセーター等手作りしていた時の残りだとか・・・。 確かに最近は手編みのセーターを着る方もめっきり減ってきました。 主な素材はコットンのようです。
◆ これを活用して、「オフホワイト一色で仕上げるタッセル」に変身させようと考えています。 一応2種類のデザインは頭の中にあり、もちろんカリキュラムには無いデザイン。 ヘッドだけ、まずは作成してみました。 ヘッドと比べてもべてもわかるように、糸の分量は、使い放題って感じが嬉しいですね。 完成したデザインがお気に召していただいた方には、作成していただけるように計画しております。 もちろんいただいた糸なので、材料費は格安にて、皆さんともシェアさせていただくつもりでおります!! お楽しみに~。
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2021.7.10
◆お客様にいただいた一個の木型・・・・。 2013年フランスでのWSで先生が見せてくれたものと同じ!! あれから8年が経過し、当然ながらその間に世の中にさまざまな状況変化が訪れ・・・。 ついに目にすることができました~。 早速糸を巻いて見ました。 巻き方は基本的に同じです。 どんなデザインに仕上げましょうか。 楽しみにしていてくださいね!
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2021.7.8
◆前々回のコラムで男性が真珠のネックレスをしているのを見かけた・・・という話を一行書きました。 その後美容院に行ってその話題を出したら、なんと美容院の若手男性スタッフもパールネックレスをしている人がいるというので、改めてビックリ!!
と、言うことは単なる偶然に見かけたのではなく、もはや流行なんですね。 改めて”メンズパールファッション”と検索すると、2020年春夏のコレクションあたりから、流れができているらしい・・・。
◆ これを読んでいる皆さんもパールネックレスをしている男性と出会ったら、もうビックリする事はありませんね~<笑>。 それにしても、男性がピアスをする、お化粧をする、なんてことは日常でもよく見かけるようになりましたし、ファッションでもジェンダーレスな世界が広がっていることに気が付きました・・・。 近未来、もし街中に見分けがつかない男女が氾濫することになったら、マジ、オバサンは怖い!!
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2021.7.3
◆ ランプシェード制作のご依頼品、本日お引渡しさせていただきました。 お預かりしていた本体を教室でご覧になった方も多いと思いますが、制作したシェードと一体の写真をご紹介させていただます。 ベース部分は、まるで日本の切子硝子のような彫りがあり、金色の土台と相まって豪華な雰囲気。
◆ ご連絡いただいた段階から、シェードを支えるパーツが既に無かった・・・。 このままはシェードの取り付けができませんので、シェードを支えるハープという部品も一緒に準備させていただきました。 シェードは、縁に友布のバイヤステープ飾り、全体のバランスも良く仕上がってます・・・自画自賛<苦笑>。 でもこのベースとシェードの大きさのバランス計算をする作業は大事!! このハープで支えるシェードは、日本ではあまり見かけませんが、アメリカ製のものにはよく使われるものです。
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2021.6.29
◆ タッセルカリキュラムにも入れてある「ボタンタフト(Button tufts)」。 主にインテリアのカーテン装飾等に使われるものですが、馴染みのない方も多く、カリキュラムをこなした方々から、必ずや質問が出るのも経験上理解しております。 「先生、これは一体何に使うんですか~・・・?」 出た~、い、いつもの質問が~<笑>。
◆ 先日インスタの写真で久々に目に留まったものがありました。 さすが、名だたるパスマントリーメーカー(Samuel & Sons, US)です。 こんな使い方もあるんだな~と思い、ご紹介させていただきます。 これはベッドのスカート部分へボタンタフトのアクセント!! なんともオシャレだな、と感心しました。
◆ そういえば、以前バッグに飾られた生徒さんもいらっしゃいましたよ→★ 世の中に「・・ねばならない!」と言うことはほとんど無いのでは、と考えています。 ましてや昨今は特に。 先日見かけた若い男性の方は、真珠のネックレスをしてましたからね~・・・<笑>。
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2021.6.21
◆ タイトルは、決してミシンを落としたり、ミシンを捨てるという話ではありませんよ<笑>。 今回ランプシェードに使った布が、麻とレーヨンの混紡生地で、目が粗くて布をカットするそばからほつれてきます<泣>。 お客様にこの生地のザックリ感が素敵なので、お勧めしたのは私なんですが・・・・<苦笑>。
◆ 友布で作るバイアステープの縁飾りは厄介なことになりそうだな~と考えていた時、「そうだ! 捨てミシンを使ってみよう!」。 捨てミシンとはほつれ止めの役目をするものです。 一般的にはジグザグステッチや、ロックミシンを使えばいいのですが、糸の厚みが出るのはちょっと困るし・・・。 てなわけで、切った縁2mmのところに、ひたすらステッチをかけました。 案の定、バイアステープ作りに縁がボサボサになる厄介さからは逃れることができましたが、生地だけのバイアス特有の伸び感に若干の制限が出ることは否めません。 困った時にいろいろ頭を巡らすと、やったことが無くても知っているだけの知恵が出てくるもんだな~と思います。
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2021.6.17
◆ 先日カーディガンを着ていて、どうも袖がおジャマムシ! そんな時ふと頭をよぎったのが「アームバンド」。 「アームバンド」は洋服の袖の長さを調整できるヤツですが、最近はほとんど見かけることがなくなりましたね~。
◆ なんとか簡単で早く作れる方法はないかな・・・と考えていた時に思いついたのが、下の写真。 余っていたブレードにゴムを通し、両端を縫い止めただけ<苦笑>。 要尺はブレード27cm/個とゴムも同等程度。 肘上の周りの大きさに合わせ、痛くならない程度に・・・・。 いつも思います、Necessity is the mother of invention 必要は発明の母、だと。
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2021.6.15
◆ クッションは、背中をホールドする機能性に加え、ソファやインテリア全体にも差し色的なアクセントを添える重要な役目を果たすもの。 何でもいいなんて、そんな勿体ないことはしないでね!!
◆ お客様からご依頼制作の「パイピングクッション」。 新しくソファを買い替えたとのことで、その色に合わせて、生地のお持ち込みで、制作させていただきました。 最初にお預かり生地の要尺が足りないこともあり、追加の生地に加え、パイピングに差し色としての生地も別途ご持参いただき、下の写真のように完成デス!!
◆ 控えめな差し色が、全体の邪魔をせず、しかしながら若干のアクセントとしての主張もあり・・・、ということで素敵な仕上がりになりました~。 お住まいが近所ということもあり、早速写真をいただきました(下)。 光源のせいか、若干色目が異なりますが、上の写真が正解の色です。 当然クッションヌード(中材)も、大きさに合わせスモールフェザー素材も普通より多めにして、特別発注でお納めさせていただきました。
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