2009.2.17
■ 昔の会社の先輩から見せてもらった人形展の案内はがき(下写真)。人形には全く興味のない私だが、この表情を見たとたん、「うわっ、見てみたい!」その表情には、なんか妙に興味をそそられるものがある。
■ 普通の表情のとてもかわいいものから、写真のようなものまで本当にさまざまな人形が展示してあり、一人の作家がこんなにまで幅広く作れるものなんだなぁ、と思った。私がお気に入りのものについて質問。 「どうしてこんな愉快な表情ができるんですか? それに水玉模様のハイヒールがコジャレてますよねぇ~ 」「最初は普通の顔で作ってたんやだけど、いやー、どっかで実ははじけちゃったんですよぉ~」と生粋の京都弁で答えてくれた。人には自分でもわからない多面的なところを持っていて、それが表現のひとつになるんだと、妙に納得してしてしまった。若いときから人形作家を目指していたわけではなく、ある日突然「そうだ、人形を作ろう!! 」と思いたったのだそうだ。ある日突然・・・!? これって人生にやっぱり「あり」です。
■もっと作品を見たい方は、こちらへアクセスしてください。
>> 石井涼子の人形
人形展 2009.2/13~2/18 @ギャラリー銀座陶悦
■一緒にいった先輩は、以前石井さんに自宅の台所に飾る”Kitchen Witch”を作ってもらったのだそうだ。
・私: 「キッチンウィッチっ何?」
・先輩: 「あーら、知らないの。キッチンウィッチは、台所の守り神だから台所に下げておくものよ」
・一緒にいた別の先輩: 「じゃ、日本の荒神さんみたいなもんだね」
私: 「じゃ、魔女の箒の後ろに荒神さんのお札を下げておいたら、もっとご利益があるわね~」
・全員:「・・・・・・」
2009.2.11
■ 四角いクッションは見慣れているけど、あまり見かけない丸型のクッションデザイン。中身はウレタン素材使用で硬目のものから、フェザー素材の柔らかいものなど、用途によってソフトファーニシングも変化します。生徒さんの作品3点をご紹介。
【Tamako-sanの作品】 生地端のボーダー柄を側面に生かした素敵なデザイン! 同じ土曜クラスの人が完成を心待ちにしていた程。
【Toshiko-sanの作品】 ショッキングピンクがとても鮮やかで綺麗!! 床に座る時に使用。
【Tomoko-sanの作品】Toshiko-sanのものと同じデザインにフリルをつけたスツール用カバー。
(※私もこれと全く同じものを作り教室で使用中。代役として登場デス。)
■ 最近、世の中ギスギスとした暗ら~いニュースばかり。クッションもまぁ~るく、こころもまぁ~るくッ、と・・・・。
2009.1.29
2009.1.21
■ 冬とは思えない16度まで上がった陽気の一昨日の東京。横浜市青葉区のコミュニティFM、「FMサルース」に出演。番組の中で「トリニティ」の紹介をさせていただきました。
>> FMサルースHP
巷では、あまり馴染みのないソフトファニシング教室にタッセル教室。趣味のカテゴリーからすると「その他」。その「その他って何!? なんかミステリアスな教室???」とパーソナリティの小松田あこさん(写真) に素朴な疑問を持っていただいたのがご縁です。
■出番を待っている間に、船越ディレクター(写真)が、「親父の実家が奥沢だし、お袋さんも魚菜さんのところで料理を習ってたなぁ~」「フムフム。奥沢つながりの不思議なご縁ですね~」(ローカルな話題でスミマセン<苦笑>)などと話しながら、スタジオというところは初めてなので、キョロキョロしてしまいました。
【パーソナリティの小松田あこさん。声がいいのはもちろん、ショートカットが素敵なとてもキュートな方。天は二物を与えてる!!】
【赤坂サカスでDJもやっているディレクターの船越さん】
小松田さん、船越さん、お世話になりありがとうございました!!
■ミステリアスな教室の紹介電波は、皆さんのもとに届いたのでありましょうか? フム、これってミステリアス!
2009.1.13
■ インテリアには欠かせない椅子やテーブル、とりわけ昔のヨーロッパにおいてベッドは「生と死」を迎えるものとして特別視されていた家具類。 日本における家具の歴史はいつ始まったのか? 先日ケーブルTVで放送された番組はとても興味深く見いった。
>> 番組案内のHP
■その発祥は、開港150周年を迎える横浜・元町。イタリアやイギリス等からやってきた使節の人々は家具も持参で来たのであろう。その修理を依頼されたのが、当時日本の馬具商、後に「バンコヤ(椅子の張替職人)」と呼ばれる人たちだそうだ。その修理屋と小売店が元町に出来上がったとのこと。海外から持ち込まれた椅子の修理から始まった日本の家具の歴史はここ横浜・元町にあったのだ。後に「横浜彫刻家具」と呼ばれ輸出も行なわれていたそうだ。現存するそれらは、「横浜グランド・ホテル」のロビーやマッカーサーズスィートルームで見ることができるという。
「諸工職業競 テエフル椅子製造」 明治12年3月
江戸東京博物館所蔵 収蔵庫ライブラリーより
■当校生徒さんへメッセージ
※ 番組の中で家具制作学校に通っている生徒さんへのインタビュー、当教室の生徒さんでもあったOchika-san。ヘヤスタイル、素敵に決まってましたよ~。 家具の技能国家試験を受験するといっていたけど、その後どうしていらっしゃいますぅ~?
※ 今年の秋にイギリスの大学で家具のRestorationを学ぶ為に留学の準備をされているKaori-san。日本の家具の歴史も知ってるともっと楽しいかも・・・(?)。応援してますからね~!!
2009/01/13 記載
2009.1.8
■ 2009年も今日から始動。 本日現在まだエンジン、ローギア・・・といったところでしょうか。新しい年の始めから使い出した手帳 (下写真)。これまでは、毎年お決まりの定番を購入し続けて、はや??年。年末に文房具屋さんにインクのスペアを買いに行った時に見つけました。「きゃッ、これって私好みかも~。」なんて思い、一目ぼれでお買い上げ。表紙は皮の装丁(風) のA5版。実は紙ですが、なんか外国の古い本のような顔つきをしているところがお気にデス。
■新しい手帳の使い始めは、いつもピシッと新鮮な気持ちになるからいいですね。今のところ丁寧に書き込んでますが、きっとそのうちグシャグシャになってしまうんだろうなぁなんて思いつつ、でも書ききれないくらいの良い事で埋まってしまうように、今年もエンジンフル回転で頑張ります。今年もどうぞよろしくお願いします。
2008.12.21
■インテリアにはかかせない「お花」。花があると空間の差し色とでもいおうか、部屋の中が明るくなり、ましてや生花であれば生命力を感じるとともに、お部屋の中が生き生きとしてくるのがわかる。
■ 生徒さんに、「先生、お花が少ないですねぇ~」。そういえば確かに少ない。私の花に対する概念は、”生花”しかなかったので、一週間程度しか持たないお花をずっと飾り続けていくのは、ちとしんどい。彼女はシルクフラワーの教室の先生で、今の造花は本物と見まごうばかりの素敵な素材があるらしい。申しわけなさそうに店頭に飾ってあった造花を持ち帰って、アレンジしてくれたのが下の写真。
【師匠が見事に変身させてくれた! なんて素敵なアレンジなんでしょう】
■これを見た私は大いに触発されました。早速進化した花素材とやらを購入し、活けてみた。(下記写真) 「オーッ、以外にいけるじゃん!!」堰を切ったように、3つも作ってしまったうちのひとつ。もちろん自己流。きっとプロから言わせるともっと素敵にアレンジできるんでしょうけど・・・・。満足、満足。
【自己流アレンジ】
■ 知らない間に、お花の世界も進化し続けているんですね。 新しい世界を教えてくれた師匠との出会いに感謝! お蔭様ですっかり店内が明るくなりました。
Thank you, Sugimoto-san.
2008.12.17
■ 五島美術館で開催されていた「古渡り更紗」展。(10月25日~11月30日2008年) 久々に感動した展示会だった。電車の中吊り広告で案内を知り、友人と出かけていったが、当日は生憎の雨と寒さだったが、行った甲斐があったというものだ。
■ 展示物は、図録として販売されていたので、購入してきたのだが、その感動の1ページをおすそわけ。 本の横にある生地(右側)は、イタリアの現代の生地であるが、そのモチーフはそっくりではないか!? 確かに美術館の中で友人と二人、「ヒョエー(どうも、二人の口癖らしい・・・) この柄もこの柄も、今の生地のパターンで使われてるよねぇ~」と話していたが、本当に驚くべきことである。安土桃山時代から江戸時代にかけ、南蛮貿易によって渡ってきたこの更紗のモチーフは、日本のみならずヨーロッパにも渡り、そして今尚、生き生きと再現されていることに対する驚きとともに、テキスタイルデザインのひとつの原点を見た思いがする。
【写真左:「五島美術館図録(P42)」と店頭の生地】
※テキスタイルとは、布にプリントされた図案やパターンの意味
2008.12.17
■ フランスの某タッセルメーカーのタッセル。どういうわけか、黒の一本が売れ残ってしまった。 「ま、黒ってやっぱり人気がないんだろうなぁ」と思い、店頭から引き下げてしまった。生徒さんとそんな何気ない会話をしていたら、いやいやいました、いました。目の前に。それを探していたというその方が購入してくれました。
■さて、そのタッセルの変身したものが、下記の写真。購入したプラダのバッグについていたタッセル。あまりのかわいさにお嬢さんと取り合いだったとかで・・。だったら作っちゃえと、購入した黒のタッセルで変身させてしまったもの。タッセルもこんな変身の仕方があったんですねぇ。
【プラダのオリジナルタッセル】
ブランドチャームまでくっついている・・・
【オリジナルタッセル完成品】
もちろん、ご本人が作成されたものです。
■グリコのおまけ・・・ならぬオマケ裏話。
今回の話題を提供してくれた愛子さん。その方が着ていた上着。なんとここにもタッセルフリンジがついていたのでした!!
2008/12/17記載
2008.11.14