2014.5.7
◆ 少しご無沙汰していた生徒さんから、受講予約と一緒にお休みしていた間に復習を兼ねてお作りになられたという、フリルクッションの写真をいただきました。 ひとつは(写真上)は、確か生地が足りない・・・とおっしゃっていたような気がしますが、額縁で生地を追加されたんですね。 また、もうひとつは(写真下)は、初めて目にしますが、本体生地とフリルの間に飾りロープが挟んであります。
◆ クッションはクッション、ですが、作品は皆さんのさまざまなデザインアイデアで変身させることができます。 例えば、上の例としては、額縁に使ったストライプの生地とフリルを入れ替えて、ストライプでフリルを作成すると違った印象になりますし、また下のモノクロ作品には、フリル部分に幅広の黒もしくは白のコットンレースなどを使用したりすると、軽やかな雰囲気にすることも可能でしょう。 形は一緒でも、素材使いひとつでいろいろとデザイン変化を加えることができます。 そんな同じものができないところが、楽しいところと言えるでしょう。
2014.5.5
◆ 連休の一日、三井記念美術館(日本橋)に行って「超絶技巧! 明治工芸の粋・特別展」を見てきました。 明治時代に作られた日本の工芸品の展示会です。 武士の世が終わり、帯刀廃止などによってそれまでのさまざまな技術が工芸品に転化。 外貨を稼ぐために多くの工芸品が海外に輸出されてしまい、なかなか日本でそれらを目にする機会が少ない工芸品。 展示されているものは、それは、それは緻密かつ精巧で、よくぞここまで・・・と、溜息がでるような作品ばかり。 パンフレットの言葉にあるように、超絶技巧の数々。 まさしく明治のクールジャパン!! です。
◆ 京都によく行かれる方は、きっとご存知かもしれませんが、「清水三年坂美術館」の所蔵品なのだそうです。 連休の割には比較的空いていて、ゆっくり鑑賞することができました。 来週5/11(日)には、NHK日曜美術館の番組で紹介されたら、以後は混雑が予想されるかもしれませんね。
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2014.5.3
◆ トワレ・ド・ジュイ(Toiles de Jouy)柄の生地で作った作品は、コラムにも度々登場します。 しかし、今回ご紹介する生地柄は少し珍しいもの。 店頭のそのハギレをご購入いただいて、作られた「ティーコージー」です。 生徒さんご自身所有のポットにあわせてサイズを変え、中のキルト芯も二重にした作品です。
※関連コラム(vol. 388/vol. 497/vol. 541)は、こちらをクリック後、下にスクロールダウンしてください。
◆ 先日戸棚を整理していたら、イギリスV&A発行の関連本が出てきて、何気にめくっていったら、なんとそこに同じ柄があるではありませんか!! 説明によると、この珍しいトワレ柄は、18世紀後半の20年間に登場したもので、それまでの甘美なロココ調のロマンチックな柄からシフトし、ギリシャ・ローマの古代の彫刻や寓話をモチーフにしたものや、古代都市ポンペイのモチーフを使った新古典主義(Neoclassicism)のものなんですね~。 トワレ・ド・ジュイというと、装飾的で甘美な柄が多く見かけられる中では、珍しいものと言えるでしょう。
◆ トワレ・ド・ジュイは、とても古典的な柄ですが、現代でも沢山の人に愛されている事実は、とても素晴らしいことだと思います。。
2014.5.2
◆ 制作をお願いしていた、シャンデリア用ランプシェードのフレームが届いた。 箱を開けたら、上部のリングフレームが隊列を組んで並んでいて、その形にビックリ<写真>。 早速、型紙にあわせてチェック。 やはり型紙とはほんの少し誤差が生じているが、その分の型紙を修正し、本番である。 後はひたすら8個のシェードを作るだけ。 ウッキッキ~、盛り上がっているのは私だけです<苦笑>。
◆ シェードのフレームリングは、電球に直接かぶせる「キャッチ式」や、海外のシェードによく見られる電球の下にセットする「ホルダー式」、「アーム式」などがありますが、今回オーダーしたのは、キャッチ式。 フレームもオーダーできるんですよ。 ご相談されたい方はぜひどうぞ。 お待ちしてます。
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2014.5.1
2014.4.29
◆ いつも個性的で素敵なアクセサリーをつけていらっしゃる生徒さん。 今日はなんと「ナンタケットバスケット」の形をしたネックレスを下げていたので、写真をパチリ。 シルバー製で、蓋もちゃんと開くんですって!! ご本人曰く、旅行でナンタケット島に旅行された時に購入したもので、バスケットの製作は全く経験無しとのこと。 ナンタケットバスケット・フリークには、垂涎のアクセ・・・・・・!?
◆ ところで、つい最近ですが、私はバブル時代に使っていたアクセサリー類をやっと処分したばかり。 なんや、かんやと換金したらXX万円になりました! これを元手に、憧れのダイヤモンドのピアスに変身させました<笑>。 アクセサリー類も、ライフスタイルが変われば、出番も代わり、使い勝ってのいいものしか手元に残らない運命なんですね~。 アクセサリーの断捨離も悪くないですよ。
2014.4.26
2014.4.23
◆ 昨日クラスの生徒さんが持っていた、「オーバルの形をした銀色の缶の箱」。 素敵だったので、何が入っていたのかお尋ねしたら、「イギリス土産のクッキー」が入っていたんだそうです。 しかも、ロイヤルベビー誕生の記念の箱。 二度と出てこないデザインですね。 そんな素敵な空き箱、空き缶を大事にするのは、どうも女性の習性なんだと思っています。
◆ オーバル型の箱を見て、また、また制作意欲に火がついてしまいました。 「そうだ、あの箱に飾りをつけよう!!」 米国出張の時にデパートで、クリニークの小さな化粧品がアソートされたオーバルの箱。 中身より「箱欲しさ」で買った記憶があります。<苦笑>。 蓋にサテンの生地、横はグログランの生地でできたもので、当時「素敵~ィ」とひとめぼれ。 この箱は健在で今でも使っていますが、かれこれ15年以上は経過しているかと思います。 さて、どんな飾りがつくか、お楽しみにね!!
2014.4.19
◆ 前回コラムで書いた、何故か突然、急に「シャンデリア用のシェードを作ろう!!」と思い立ちました・・・、というコラムを読んだ生徒さんが、やはり「そうだ、”八ツ橋”を作ろう!」と思い立ったんだそうです。 で、本日土曜の教室に、お手製の”生八ツ橋”をご持参くださいました。 変なところにコラム効果が出たようで・・・・<笑>。
◆ 早速、クラス全員でいただきました。 和菓子の“八ツ橋”が自宅で作れるなんて驚きです!! 考えても見ると、私も他の方に何回も言われてることを思い出しました。 「エッ、カーテンで作れるものなんですか?」「エッ、タッセルって作れるものなんですか?」 その道に馴染みがないだけで、考えてみれば誰かがどこかで作っているものは、基本を習えば作れるもの。 ただ、そこに強い興味を示すかどうかなんですね~。
2014.4.18
◆ 何故か突然、「シャンデリア用のシェードを作ろう!!」と思い立ちました。 宣伝にもある「そうだ、京都に行こう。」のような、そんな気分かな・・。 きっとこのコピーを作った人も、突然ひらめいたのでは、と想像します<苦笑>。
◆ さて、大きさはどうしらたいいかしらん!? 悩むより、型紙を作ったほうか早い。 ポストに入っていたチラシでサイズを試作。 実際に店頭のシャンデリアにかぶせて見て、シャープなもの(左)に決定。 早速、フレーム作成の依頼をFAX。 ピザのチラシで作ったシェードの形を見ながら、うふふッ。 すべて異なる8個のシェードのデザインに心がときめいています。 もちろん、完成の暁にはご紹介させていただきますよ~。
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