2014.5.25
◆ 着物の世界の「紋」。 先日、好みの刺繍モチーフを見つけたので、夏の冷房対策用カーディガンに付けようと購入。 早速取り付けました(写真は作業中デス・・)。 背中につけたので、まるで着物の”ひとつ紋”です。 隠れたオシャレといった感じで、結構いいかも・・・・<笑>。 もともと、ひとつ紋は、着物の世界でもおしゃれ着に付けるものですモン・・・ね <わかりました~?苦笑>。
◆ なんたって、MUJIで買った安いカーディガンなので、面白みもなんともない無愛想なヤツ。 でも、このひと手間が素敵に変身です。 ついでに、安っぽいプラスチックボタンも取り替えちゃお~。
2014.5.22
◆ 本日できたてホヤホヤの生徒さんクッション作品をご紹介しましょう。 グレーの麻生地に鶏の柄。 ふちにポンポンブレードを飾られました。 どちらの素材もコットンリネンなので生地感が合っていますし、なによりもポンポンが鶏の卵のような雰囲気さえ感じさせる、楽しい作品の完成です。 クッションもいろいろなアイデア次第で、オリジナリティー溢れる作品を生み出すことが可能です。
◆ クッションと言ってもひとくちでは語れないものがあります。 何も華美に装飾すればいいというものでもないし、インテリアを考える際、全体のカラースキームに対してアクセントとなる色、いわば「差し色」的に使うための単純な四角でも、それだけで充分といえるでしょう。 また、柄が主張していれば、四角のそれだけで充分存在感があります。
◆ 柄が主張している実例としては、イギリスのインテリアブランドAndrew Martin(アンドリューマーチン)社が3~4年前に発表した「Beatles」という生地がありますが、その生地のクッションの印象は今でも忘れられないインパクトがあります。 ビートルズファンのお父さんにプレゼントしたら、きっと大喜びされそうな予感がします!
Andrew Martin→ http://www.andrewmartin.co.uk/gifts-2/beatles-cushions.php
2014.5.21
◆ 体験タッセルのこのコースは、ヘッドの色をみっつの中からお選びいただくことができます。 発表当初から受講の皆様がお選びになるのは、圧倒的に「シロ」。 正確にはオフホワイトですが。 昨日、受講いただいた方も「シロ」でした。 前回ご出席の方もやはり「シロ」。 その前も確か「シロ」・・・・・・。
◆ デザインの中に白黒の水玉模様を使っているので、それらとの全体バランスでしょうか・・・。 それともバッグは黒が多いので、それに合うからという理由も考えられます。 はてさて、何故なのかしら・・・と、思わず考えてしまい、昨日は頭の中が????マーク一杯の日でした<苦笑>。
2014.5.17
◆ 最近、刺繍を見ると反応してしまう私がいて・・・、さて何故なんでしょう。 生徒さんの中には刺繍の先生方を始め、刺繍をたしなまれている方が沢山いらっしゃいます。 長い間、見聞きしていて、けっこう刺激を受けていることは確か。 最近その熱が上がっているようで・・・。 しかし、私はどんな刺繍が好きなのかさえ不明<笑>。 図書館で借りてきた10冊ほどの本を眺めていたら、やっと自分が好きな刺繍の傾向がつかめた気が・・(錯覚!?)。 さて、自己流でやってみようかな・・・・と思案中ですが、さてさてどうなることやら。
◆ 先日、クッション制作用に生徒さんがご持参された生地を見た途端、写真を撮らせてもらいました。 ご本人はなんのことかさっぱり・・・・ですね。 実は、それらの借りてきた刺繍の本の中に、同じ生地を使った作品が出ていたので、私としてはビックリ。 一般的に刺繍は美しいもの、と思うそんな中で、あえて嫌われがちな「蟻」や「蜘蛛」いうモチーフを使う大胆な発想はとてもユニークで印象的です。 しかし、「生地」に反応するのは、私の職業病とも言えなくもありませんが。
2014.5.14
◆ 生徒さんの作品、オリジナルスツールのご紹介です。 座ってもOK、蓋を開けて物入れとしても活用できるスツール。 好きな生地を貼って完成です!! 高さが椅子と同じなので、お客様がお見えになり、椅子が足りなくなったような場合でも、ちょっと移動して自分用の椅子としても使える便利もの。
◆ ご自宅に置かれた写真をいただきましたので、少し前に教室で制作されていた時の写真と合せてご紹介です。 もう、この形の材料を入手することができなくなってしまい、最後のひとつでした・・・・。
2014.5.12
◆ 生徒さんの作品のご紹介です。 Masami-san、写真を送っていただき、ありがとうございます!! ご自宅のインテリア茶箱に、カリキュラムで作られたロゼット飾り。更に、研究科の「ツインタッセルのボール付き」を下に組み合わせられました。 大きな茶箱は、このくらいのボリュームがあってもちっともおかしくありません。 むしろ、ロゼットだけより、この方がいいですねぇ!
◆ タッセルはさまざまなテクニックを使って作るパーツの組み合わせです。 パーツ部分をマイナス嗜好(あえてこの漢字で)で、一部分を使うもよし、沢山のパーツを組み合わせ、足していくプラス嗜好で使うも、またよし。 それに加え、糸の質感や色を変えれば、ご自分だけのオリジナルタッセルを完成させることができすますね。
2014.5.9
◆ 時々「わがままランチ」を食べに行きます。 前にもご紹介した中華のお店「龍皇」(徒歩30秒)。 そのランチとは、”炒飯に中華丼などのあんかけをかけたもの”。 提供してくれるお店が少ないと思う。 この方が絶対おいしいのに・・・。 ある日、メニューにないので無理かな・・と思いつつお願いしたら、なんと快く受けてくれた。 それからというもの、時々お願いしている。 今日は 海老のあんかけにしてもらった(1,000円)。 メニューに載っていないわがままランチである。 しかし、メニューに既に載っているものの組み合わせを変えてもらっただけの話である。
◆ 先日、お蕎麦屋さんで、かつ重を白いご飯にかけないで、別々にお願いできるか聞いたら、なんとこんな簡単なことが「できません。」という答えが返ってきた。 「・・・・?」。 既にメニューに「かつ煮」があるので、それとご飯を頼んで欲しいと言われた。 ふ~ん、お客さんからみたら500円もアップしてしまうのにぃ・・・・??? お店の対応はまちまちです。 こんな小さな出来事でも、ビジネス姿勢の一端を垣間見せてくれて勉強になる。
2014.5.7
◆ 少しご無沙汰していた生徒さんから、受講予約と一緒にお休みしていた間に復習を兼ねてお作りになられたという、フリルクッションの写真をいただきました。 ひとつは(写真上)は、確か生地が足りない・・・とおっしゃっていたような気がしますが、額縁で生地を追加されたんですね。 また、もうひとつは(写真下)は、初めて目にしますが、本体生地とフリルの間に飾りロープが挟んであります。
◆ クッションはクッション、ですが、作品は皆さんのさまざまなデザインアイデアで変身させることができます。 例えば、上の例としては、額縁に使ったストライプの生地とフリルを入れ替えて、ストライプでフリルを作成すると違った印象になりますし、また下のモノクロ作品には、フリル部分に幅広の黒もしくは白のコットンレースなどを使用したりすると、軽やかな雰囲気にすることも可能でしょう。 形は一緒でも、素材使いひとつでいろいろとデザイン変化を加えることができます。 そんな同じものができないところが、楽しいところと言えるでしょう。
2014.5.5
◆ 連休の一日、三井記念美術館(日本橋)に行って「超絶技巧! 明治工芸の粋・特別展」を見てきました。 明治時代に作られた日本の工芸品の展示会です。 武士の世が終わり、帯刀廃止などによってそれまでのさまざまな技術が工芸品に転化。 外貨を稼ぐために多くの工芸品が海外に輸出されてしまい、なかなか日本でそれらを目にする機会が少ない工芸品。 展示されているものは、それは、それは緻密かつ精巧で、よくぞここまで・・・と、溜息がでるような作品ばかり。 パンフレットの言葉にあるように、超絶技巧の数々。 まさしく明治のクールジャパン!! です。
◆ 京都によく行かれる方は、きっとご存知かもしれませんが、「清水三年坂美術館」の所蔵品なのだそうです。 連休の割には比較的空いていて、ゆっくり鑑賞することができました。 来週5/11(日)には、NHK日曜美術館の番組で紹介されたら、以後は混雑が予想されるかもしれませんね。
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2014.5.3
◆ トワレ・ド・ジュイ(Toiles de Jouy)柄の生地で作った作品は、コラムにも度々登場します。 しかし、今回ご紹介する生地柄は少し珍しいもの。 店頭のそのハギレをご購入いただいて、作られた「ティーコージー」です。 生徒さんご自身所有のポットにあわせてサイズを変え、中のキルト芯も二重にした作品です。
※関連コラム(vol. 388/vol. 497/vol. 541)は、こちらをクリック後、下にスクロールダウンしてください。
◆ 先日戸棚を整理していたら、イギリスV&A発行の関連本が出てきて、何気にめくっていったら、なんとそこに同じ柄があるではありませんか!! 説明によると、この珍しいトワレ柄は、18世紀後半の20年間に登場したもので、それまでの甘美なロココ調のロマンチックな柄からシフトし、ギリシャ・ローマの古代の彫刻や寓話をモチーフにしたものや、古代都市ポンペイのモチーフを使った新古典主義(Neoclassicism)のものなんですね~。 トワレ・ド・ジュイというと、装飾的で甘美な柄が多く見かけられる中では、珍しいものと言えるでしょう。
◆ トワレ・ド・ジュイは、とても古典的な柄ですが、現代でも沢山の人に愛されている事実は、とても素晴らしいことだと思います。。