• vol.607 アクセサリーの変身

    2014.9.23

    ◆ 直径3cmもある丸い金属製のものがついたピアス。 バブル時代の遺産です<笑>。 今、そのまま付けるにはちょっといかがなものかしら・・・、という雰囲気が漂っていますが、先日近所のパーツ屋さんに行って丸カンを買ってきて、ペンダントトップに変身させてしまいました。
     

    ◆ しかし付けてみたら、キャッ、なんかヤンキーのお兄さん風!?、はたまた犬の首輪飾り風になってしまい、今回の目論見は完全にハズレ。でも残っている片割れのものに穴をあけてもらい連続したものにすれば、ちょっとはいいかしら・・・なんて、懲りてませんね~<苦笑>。 物事すべて、頭で考えたように計算通りにはいかないものです。

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  • vol.606 アールヌーボー

    2014.9.19

    ■ 生徒さんが作成されたカルトナージュの箱。 見せていただいたとき、皆さんもよく目にしていてきっとご存じの、あの有名な英国リバティ社の生地が貼ってありました。 Ianthe printと呼ばれるこの生地は、1900年頃にデザインされたもので(デザイナー不明)、ケルト模様装飾はリバティを代表する柄。 年以上も前のデザインが現在でも脈々と愛されているのを感じます。

    ■ リバティを象徴するこの柄は、典型的な「アールヌーボー」のスタイル。 19世紀から20世紀初頭に流行した「アールヌーボー: Art Nouveau (フランス語: 新しい芸術)」のスタイルは、インテリアはもちろん、絵画や工芸、建築などあらゆる分野に影響を与えています。 使われているモチーフの花やトンボなど日本の影響も少なくないんですよ。 
    写真の本『THE LIBERTY HOME』には、当時リバティが家具なども販売していたカタログが掲載されていて、日本の衝立(スクリーン)や飾り棚が販売されていています。 価格表示はポンドではなく、ギニーであるところに歴史を感じさせます。 ちなみにこのアールヌーボースタイル、インテリアの好みから言うと私はちょっぴり苦手の部類でして・・・・<苦笑>。


     

     

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  • vol.605 扇子タッセル

    2014.9.18

    ■ 初秋になり扇子の出番もめっきり少なくなりました。 先日友人と会った時、夏の間に活躍した扇子のタッセルが壊れたらしく、「ねぇ、これなんとかしてくれない~。」 ふたつ返事でOK。 壊れたタッセルは正直この扇子には合わない・・・と思い、新しいデザインにしてしまいました。 こんな時には眠っている材料の出番です。 昨日授業が終わり、帰るまでの時間の合間にサクッサクッと完成です。
    ■ ノベルティグッズと思しき某化粧品会社のマークが・・・<ウヒヒッ>。 デザインの基調は、そのマークの金具、そして扇子の色(ほとんど黒に近い濃紺)。 濃紺に渋いピンクのアクセントカラーを入れ、シルバーとクリアなボールを一緒にアレンジしてみました。 気に入ってもらえるといいのですが・・・、いやいや、以前の壊れたタッセルよりは断然いいと思いま~す。
        
     
     
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  • vol.604 未知との遭遇・・的なお野菜

    2014.9.17

    ◆未知との遭遇・・・、そんな気分にさせられたお野菜のお話。先日生徒さんにいただいた「錦糸南瓜」という名のお野菜。人生で初めて見ましたし、もちろん食べるのも初めて。
    ◆瓜のような形状をしてますが、なんと湯でると実の部分がバラバラになり、細い千切り状になり、手間が省けます<笑>。お味はタンパクで歯ざわりサクサク。 普段食べている南瓜とは程遠く、どちらかと言えば食感は瓜に似たような感じ。 酢の物でもサラダでもなんでもあいそうな食材です。 ご持参いただいた方のお話によると、最近の新しい食材ではなさそう。 世の中にはまだまだ知らないものや、事がたくさんあることを痛感します。
     

     
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  • vol.603 友人からのお土産

    2014.9.15

    ◆久々にあった長年の友人からもらった夏休みの旅行土産。 岡山に帰省する途中に京都に立ち寄ったそうで、有名な伏見稲荷の鳥居を思い浮かべる鮮やかな朱色の手拭い。 おいなりさんと鳥居の絵柄の手拭いです。
    ◆ 友人いわく「あなたの場合、きっと手拭いとしては使わず、また何かに変身させちゃうんでしょうけど・・・。」 確かに! 見抜かれている。  いつもコラムを読んでくれている顔の見える読者の一人でもある。 でも、そう言われると素敵なものに変身させないといけない、そんなプレッシャーも<笑>。 この朱色は海外にはない色です。 『朱色は、魔力に対抗する色ともされていて、古代の宮殿や神社仏閣に多く用いられています。当社に限って云えば稲荷大神様のお力の豊穣を表す色と説明されています。(引用: 伏見稲荷大社HP)』 また、ひとつ勉強になりました。
     

     
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  • vol. 602 裁ほう上手

    2014.9.11

    ◆「裁ほう上手」という商品名<コニシ株式会社製>の生地用糊を購入。 箱書きの用途説明を読んでもあまりピンとこなかったが、ま、いつか役に立つ日がくるだろうとそのまま放置してあった。 先日ご紹介したフェーク生地でエコバックと靴入れを作っている最中に、「そうだ、ちょっと使ってみよう!!」と思いたち、縁の処理の綿テープに使ってみた。
     
    ◆ 縫い代を5mmくらいで縫い、その縫い代部分に糊を付け、半分に折り曲げた綿テープで片方ずつをおおいます。結構いいかも! なぜこれを思い出したかといえば、実は使っていたミシン糸が無くなってしまったからなんですね~。 別の糸を探していたら、”使ってください”と言わんばかりにちょうど目に入ってきて・・<笑>。 縫い代を細くスマートに始末したいときに便利かもしれませんよ。

     
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  • vol. 601 本の保護、ブックコートフィルム

    2014.9.9

    ◆   教室ではインテリア関連の洋書を沢山保有していますが、ずっと気になっていたのがカバーの擦り切れや痛み、そして変色などです。 先日美容院に行ったとき、見ていた雑誌にフィルムのカバーがされていることを発見!!  私が探していたのは、これ、これ、これです!! 美容院も大勢の人が読むので、傷み防止のためにカバーをしているとのこと。 帰りに購入先<社会福祉法人埼玉福祉会>を教えてもらい、早速25m巻きを注文。

    ◆ 本日商品が届き、早速2~3冊にお試しカバーリング。 なんとUV加工までされている!!  しかし、空気を入れずに1冊きれいに張るのに意外と手間と時間がかかる・・・。 後になって「説明CD」が入っていることに気づき・・・・<苦笑>。 これにもやはりコツがあるんですね~。

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  • vol. 600 手作りバッグに手作りタッセル

    2014.9.6

    生徒さん自作の手編みによるバッグです。 このバッグ用にとタッセルを作られ、最後に紐の長さを合わせるためにご持参されたので、写真を撮らせていただきました。 グレーの色に、持ち手の部分の白が利いて、落ち着いた中にもフレッシュな感じに仕上がっていますね<拍手>。  タッセルもバッグの配色にとても馴染んでいて、素敵です!!
                
     
     
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  • vol.599 テーブルランナーと日本の色

    2014.9.5

    ◆  タッセルクラスの生徒さんからのご依頼品。 着物生地を活用した「テーブルランナー」のお仕立てです。 アイロンをかけていて、「この色は、日本名でなんと呼ぶのかしら・・・。」 知っている語彙を使えば、”水色”と言ってしまいそうですが、日本の色の呼び名は独特です。

    ◆   ふと疑問に思い、調べてみました。 写真の色は忠実に再現できていませんが「百郡びゃくぐん」とも、「錆浅葱さびあさぎ」とも、はたまた、「瓶覗かめのぞき」とも解釈されます。 いずれにしても日本の色の呼称は個性的ですね。 テーブルランナーができたら、ご本人のスキルを活用して「タッセル」を付けられるご予定。 この日本の色に合うタッセルの色は・・・・。 多分、一緒に色を考えることになると思うと楽しみですね。

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  • vol. 598 ソフトファニシング、カバーリング作品

    2014.9.5

    ◆       生徒さんから送っていただいた作品の写真。 「写真より、何倍も素敵です」とのコメント付きです。 教室で作成している間は、布の固まりでしかないものが<苦笑>、インテリアに入り初めて作品が生きてきます。 店頭の生地<原産国: フランス>をお使いいただきました。 フランボアーズを思わせる赤と、ターコイズブルーの色合いのもので、珊瑚イメージの柄がとても素敵な生地。 私もお気に入りの一品でした。 当初から「カーテンの色合いととてもよく合う」とおっしゃっていましたが、確かにカーテンとマッチしていますね。

    ◆        婚礼時の道具が入っていたというむき出しだった(?)箱も、カバーリングによって、 スツールに大変身ですね。 Ms. Saeko-san, 写真ありがとうございました!!

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