• vol.692 切るべきか、切らざるべきか、タッセルの房

    2015.4.1

    ◆ 以前にも書きましたが、今年は新しいカリキュラムを発表する予定で、時間を見つけては、新しいタッセル制作に精を出しています。

    ◆ 制作途中でボードにかけ、離れたところからバランスを見ていたら、作ったスカートの一段分が無くてもいいかなぁ~、そんな気分にかられました。 一から作り直そうかな、どうしようかな、と悩むこと一週間。「えーいッ、女は度胸だぁ~」と、ついに切ってしまいました。 やはり予想通り、こっちの方が可愛くなって断然いいかも。 その決断の結果は・・・・?是非教室でご覧くださいね。

     

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  • vol.691 イギリスタッセル vs フランスタッセル 作り方の違い

    2015.3.30

    ◆ 手作りタッセルの場合、同じタッセルとは言えど、その作り方はイギリスとフランスでは異なります。 特にスカート、ラフの作り方は完全に異なることをご存じの方は、稀でしょう。当教室はイギリス式でお教えしています。

    ◆ 一昨年フランス某所で一週間の研鑽を積んできた時の写真 (私の足、ちょっとお恥ずかしい限りです。)です。 久々にiPadの中の写真を見ていたら出てきたので、ご紹介しましょう。 その違いは手でワイヤーを繰るか、ボード類を繰るか、の違いです。 最後、見た目の結果は同じですが、やってみると微妙な差が出ると感じました。  完成したタッセルは、外からみてもなかなかその作り方の過程はわからないもの。 きっと日本式というのもあるかもしれませんね・・・。

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  • vol. 690 2015年直木賞小説

    2015.3.27

    ◆ 賞を取った小説を購入した記憶はないし、多分これからもないことでしょう<苦笑>。さて、時間さえあれば本を読んでいるという読書家の生徒さんからいただいた2015年直木賞受賞作品小説「サラバ(上下巻)」著者西加奈子氏。 ご本人も、普段はこの手の本は買わないらしいのですが、TV出演していた著者のコメントを聞き、興味を持ったので購入したのだそう。読書家らしく、4~5日で読んでしまい、処分しようとしてたらしく・・・。
    ◆ そこで私におさがり。嬉しい~。タダで本が読めて返却の催促もない。最新の話題小説とやらを読んでみることにしましょう。 私も不要な「ブティ(刺繍)」の本を差し上げ、物々交換と相成りました。

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  • vol.689 受け継がれていくもの

    2015.3.25

    ◆ 生徒さんの作品、ランプシェードです。 もともとはお母様が使っていらっしゃったのだそうです。 当然古くなったシェードは、授業で張り替えをされ新品同様に。 先に写真で土台(ベース<)部分を拝見した時、ゴールドとガラスと華やかな素材なので、シルクもしくは、モアレ生地をご提案したところ、モアレをお選びになり、縁にブレードを付けられたので、さらに華やかさを添えた感じに仕上がりました。

    ◆ 他人が見てつまらないと思ったものでも、きっといろいろな思い出も詰まっていることであろう、物が「受け継がれていく」という行為に、私はいつも素敵なストーリーを感じてしまいます。

     

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  • vol.688 ダックのお尻

    2015.3.21

    ◆ とにかく記憶力が抜群の友人がいる。どんなに昔のことでも会話の内容や状況などを克明に記憶していて、その記憶力の良さはどこからくるの!?と舌を巻いてしまうほどである。

    ◆ 彼女がプレゼントしてくれた「ダックのお尻」<写真>。「どうしたの?」と聞いたら、「いつか、あなたがドナルドダックのお尻ってかわいいよね~。」と言ったらしい。本人はすっかり忘れているのだが・・・。それを覚えていて"ダックのお尻モチーフのUSB電源アダプター"をプレゼントしてくれたのだ。 やはり手に取ったら「まぁ、なんてなんてかわいい 」 iPadの電源は、ダックのお尻からもらってま~す<苦笑>。

     

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  • vol.687 新デザインのタッセル

    2015.3.18

    ◆ 今年の年初にコラムでちょっとご紹介したタッセルのパーツ。 これを飾ったタッセルを完成させました。 最初に作ったものがどうもしっくりこなくて、木型も色も変えて作り直し。 よってパーツの色も変わってしまいました苦笑。 

    ◆ 新しい形のスカラップ・ラフ、大型のタッセルにしか出していなかったネット編み、そしてミニミニロゼットと、さまざまなテクニックも盛り込んだデザイン。名付けて"フラワーガーデン"。 研究科カリキュラムのひとつとして作っていただける予定です。(開始は追ってご案内しますね)。今年は「これぞタッセル!!」という本格的なタッセルの醍醐味を味わっていただくカリキュラムを順次発表する予定でおります。 楽しみにしてくださいね。

     

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  • vol.686 マグネットピンクッションがやって来た~

    2015.3.16

    ◆ 先週タッセルご受講の生徒さんが「先生、コラムに載っていた缶はこれですよね!?」 と差し出された缶はまさしくコラムの缶と同じシリーズ!?  「ひぇ~、どうしたのこれ?」と尋ねたら、バレンタインデーに購入したものだそうで、中に可愛いハートのチョコが入っているものをいただきました。

    ◆ あるNPO法人がイラク戦争で傷ついた子供たちのサポートのために、運営していチョコ募金商品。 缶のふたの絵は、その子供たちが書いた絵なんだそうです。 購入することで様々な支援金に。 このチョコレートだったら買っても中身は食べられ、外側はマグネットピンクッションに変身と、大いに意味のあるものになりますね。 それにしても、マグネット!  Ms. Tomomi-san、ありがとうございました。

     

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  • vol.685 針刺し飾りのタッセル

    2015.3.14

    ◆ 針を持って外出するときに、フェルトを重ねてブック型にした針刺しは、コンパクトで便利そうに見えます。 刺繍を習っていた時に作られたという生徒さんの「針刺し」。 飾りについていた紐がくたびれた状態になっていて、ご本人も気にされていたよう・・・・。 
    授業時間のちょっとした合間に、手直しされました。 ご自身の手持ちの糸でコードを作り小さな房を付けられて、ちょっとしたリフォーム。 これで、スッキリですね!!

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  • vol.684 カーテン作り、タイバックの大きさ

    2015.3.12

    ◆ 重なる時は重なるもの。 前回のコラムでカーテンをご紹介しましたが、別の生徒さんも現在カーテンを制作され 既に完成し、今新たなカーテンの制作に取り掛かっています。お持ちになった生地はマリメッコの生地。大胆な柄ですが色合いのせいでしょうか、とっても素敵です。

    ◆ さて、カーテンを制作する時は、机をちょっとずらし4台にしてカット作業に入ります。決して床に広げる等ということはしませんので、安心してくださいね<苦笑>。 また完成後、店頭ショールームのフックにかけカーテンのボリュームを確認してから、タイバックの長さを決めることも可能です。

    カーテンを縛っておく紐は「タイバック」といい(※日本では「タッセル」と呼ばれています)、生地の厚さや裏地の有無により、一般のサイズでは小さすぎる場合も少なくありません。今回のタイバックはサイズを大きくし、シンプルなバナナタイプのデザインを選びました。 何事も「案ずるより産むが易し」、難しいものではありませんので、是非挑戦していただきたいなぁ、と思います。 

     

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  • vol.683 カーテン作り

    2015.3.10

    ◆ 生徒さんが制作中のカーテンの半身(右側)が完成!!   ご自宅のポールに掛けた写真をいただいだので、ご紹介しましょう。長さ2.5mと普通サイズより断然長めです。 生地も、そしてカーテンを下げるポール(レール)も、イギリスで購入、現地発送されたものだそうです。 教室では、当然ですが実物の大きなカーテンを制作することはもちろんが可能です。 
     
    ◆ ポールの位置が天井すれすれにセットされているようなので、きっとお部屋が大きく感じることでしょう。 カーテンは、下げる位置によっても、雰囲気がガラリと変わります。 さぁ、頑張って左側も完成されましょうね~。

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