• vol.852 糸のS撚り vs  Z撚り

    2016.4.18

    ◆ ソフトファニシングクラスでは、ミシンを使うのはもちろんのこと、手縫する部分もあります。 手縫の場合、ほとんどの方は「手縫い糸」を持っていないことが多いので、ミシン糸を使って手縫いすることになります。 もちろん使用可能ですが、ミシン糸で手縫いすると、もつれて絡まったり、長い距離を縫うと撚りが戻ってほどけやすく、切れたりしてトラブルが発生します。
    ◆ この原因は、これはミシン糸<Z撚り>手縫い糸<S撚り>の違いからくるものなんですね。 手縫いに最適なS撚りと反対のものを使えば、トラブルのは当然。 先日生徒さんがミシン糸で縫っていましたが、お裁縫箱に手縫い糸があったらので、変えてもらったらとてもスムーズに縫っていただけましたよ。
    ソフトファニシングの場合、特に「撚り」を気にする必要はないですが、要は使用目的別の糸を使えば済む話。 手縫い糸もお裁縫箱に入れましょうね!! タッセルの場合にもS撚り、Z撚りがありますが、いずれ別のコラムでご紹介しましょう。 それにしても、アルファベット文字のカーブを利用した表現、わかりやすいですね。
  • vol.851 生徒さんのタッセル復習作品

    2016.4.15

    ◆ 生徒さんが、習得したカリキュラム<ボールタッセル>の復習作品を教室にご持参いただいたので、ご紹介しましょう。 皆さん、お好きな色があるので、作品に反映するんですね~。個性が変われば、色も変わる・・・痛感させてくれます。カラフルでとてもきれいなラインナップですね。 ひょっとして近頃ご本人がハッピー、ん!? 糸はすべてトリニティセレクションカラーのレーヨン糸をご使用。艶やかさがいい感じ。
    ◆  “習ったものを自分好みに変えて作れる!!” これがタッセル習得の醍醐味でしょうか。Ms. Sawako-san、今後も頑張って!

  • vol.850 生徒さん制作のゴブレットスタイルカーテン

    2016.4.13

    以前にご紹介した生徒さん作成カーテン。 お部屋にかけた写真をいただきましたので、ご紹介しましょう。 ゴブレットスタイルが、既存のカーテンポールによく合ってます。
    ◆ 壁には写真をピンナップ。若いお嬢さんらしさの漂うお部屋に、お選びの生地も、若々しさ溢れるキュートなイメージがよくマッチしていて素敵ですね~。Ms. Tomomi-san、写真ありがとうございました!

  • vol.849 タッセル作りの道具入れ

    2016.4.11

    ◆ タッセルクラスは、ソフトファニシングクラスの裁縫箱と同様、道具入れをお持ちの人が多いですね。 皆さん工夫されていて、驚くばかり。 2点ご紹介しましょう。
    ひとつは、カルトナージュで作られた箱。それぞれ道具の構造がうまく収まるようにできていて、最初に見た時、感動しました!蓋はわざと箱部分とくっつけず。壊れやすさを回避するとか、随所にこだわりあり、さすが~、先生だけのことはあります!
    もうひとつは、布で作ったもの。 小さい道具類がポケットに収まるように作られています。 また、ご自分で作ったという皮のかわいいタッセルを付け、紐で結べるというもの。 バッグ制作等もお得意の方なので、さすがです!  ちなみに生地は店頭で購入されたものをお使いです<苦笑>。  裏地の色の相性も抜群、 素敵です!! 皆さん、それぞれの個性を生かした、素敵な道具入れですね~。

  • vol.848 ファブリックトリムとは

    2016.4.9

    ファブリックトリムとは布で作られた飾り類」のことを指し、カーテン、カーテンのタイバック、バランス、ブラインドそしてスワグ等、ほとんどのものに使うことができます。 ソフトファニシングのカリキュラムにも入っています。
    ◆ 前回ボルスタークッションにもさりげなく飾っていましたが、ちょっとクローズアップして、このトリムについてご紹介したいと思います。 いろいろなデザインがありますが<写真>、一番わかりやすいのは、写真にはありませんが「リボン: Bow」でしょう。 デザイン面で格段に似合うのは、やはりスワグかもしれません。 トリムの存在があまり知られてないのか、使われているケースをあまりみかけないですが、とてもかわいいのに残念~。
  • vol.847 筒形クッション、デザイン例

    2016.4.6

    ◆ 先日、ご依頼品の筒形クッションのデザインをご紹介しましたが、この「ボルスタークッション」のデザインはいくつかありますので、今回はそれをまとめてご紹介したいと思います。
    ◆ 写真を見ていただければ一目瞭然ですが、デザイン例で代表的なものは1~4まです。 筒の両端の部分が違うだけですが、雰囲気も随分変わります。生地の持つ雰囲気との相性を考え、デザインを選んで!!  ソフトファニシングクラスでは、どのデザインでも作成していただけます。
    ※1&2はトリニティ作品 <2.の飾り部分は、ファブリックトリムです>
    ※ 3~4及びバリエーションは、生徒さん達の作品。
    ※ 3. はロープ使いの間違いでした。
  • vol.846 PARIS オートクチュール展

    2016.4.4

    ◆ 掲題の展示会は今、三菱一号館美術館で開催中。<~5月22日(日)まで>  オートクチュールのドレスに興味?、と言うよりそれらに付随する手仕事である糸やビーズ刺繍、羽細工、コサージュ等の付属物に興味があり、行ってきました。 1920年代から1990年代にかけて年代別展示なので、時代毎の流れを明確に感じとることができます。大量消費時代の始まりで、豊かさを謳歌した1920年代の豪華絢爛な刺繍類は格別。手仕事は、やっぱり素敵です!
    ◆ 展示会後のお定まりコースは、ミュージアムショップへGO。 最初に目についた黄色のテイラーメジャーテープ(ドイツ製・200cm)を買いました。 今私が使っているものは、なんと小学校の時に家庭科用のお裁縫箱に入っていたもの。 物持ち、良すぎ~<苦笑>。
  • vol.845 ループスカートタッセル、新カリキュラム

    2016.4.1

    ◆ 昨年から教室のボードに下げてあった”新しいタッセルデザイン”ですが、本日研究科カリキュラムとして正式に発表です。 マニュアルができていなかったのが、その大きな理由<苦笑>。大変長らくお待たせしました。 途中でデザイン変更もしてしまい・・<苦笑>
    ◆ 名前は「ループスカートタッセル」。このカリキュラムで学んでいただけるテクニックは、トップの丸い木型の編み飾りのクラスター。 既にタッセルタイバックでも採用してますが、木型が異なるので、作っていく際の過程が若干異なります。また、二段目の木型の飾りもテクニックのひとつ。 まだまだお教えすべきテクニックはたくさん。 昨年、まとめて発表しようとしたのが大きな間違い。 新しいタッセル<研究科カリキュラム>は時間のかかるものものばかりなので、作品及びマニュアルが出来次第、順次発表させていただくことにしました。
    作品サイズ: 9cm、2016年4月5日(火曜)から、作っていただけますよ。

  • vol.844 新作タッセル、色違いバージョン

    2016.3.30

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    ◆ 先月ご紹介した新しいカリキュラムのタッセル「ターコイズブルーのタッセル」。タッセルクラスの方々以外のソフトファニシングのクラスの方々にも大変好評で、よかった~。ちょっぴり気分も上がります!!   勢いでシルバーグレーの色違で作成してみました。
    ◆ 色を変えると雰囲気が変わるのは洋服なんかでも同じですね。ぐっとシックなイメージに変身しました。 作成者の私としては、どちらも甲乙付けがたく・・・どちらも好きです!

  • vol.843 カーテン、ゴブレットスタイル

    2016.3.28

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    ◆ 生徒さんのカーテン、両開きの半分ができました!!  ヘディングは、ゴブレット(グラスのタンブラーに足が付いたもの)スタイル。 ご本人が選択されたスタイルです。さすが、英国暮しが長かった人は違う!?  <笑>
    ◆ ゴブレットの下には、クルミボタンを付ける予定。 写真上にトンカチが見えてますが作成中<苦笑>。 さらにカーテンの縁には、花柄の色と同色のアクセントカラーのボーダーを入れています。 その色合いはとても華やかで素敵!!   きっとお嬢さんも喜ばれることでしょう。 窓に下がった写真が早くみたぁ~い、デス!