2020.1.30
◆ 2020年2月5日(水)までの会期で、銀座・和光本館B1Fで展示販売会に出品されているインテリア茶箱のタッセルを制作し、納品させていただきました。 使用された生地は、英国ジェーンチャーチルの生地<Astoria Midnight>。 生地も昨年秋に発表された新柄ですね。 「この生地にあうタッセルを・・」とのことで特別デザインとなりました。
◆ 今日の午後、主宰のパイザー様との別件お打ち合わせ時、写真を見せていただいたので、Face Bookにリンクを貼らせてもらいました。 →★ 制作の意図はシャープにシンプルに、そして 生地の柄にあるひし形と呼応するデザインです。 お渡しする前の写真と、装飾後の写真です。
下写真は、「©インテリア茶箱クラブ様のFB」よりお借りしました。
2020.1.28
◆ 作業していると、とかく物差しやメジャーで測る場合が多いですよね。 面倒なのでできるだけそれらを使わない方法で長さをざっくりと測ります。 身近な道具、例えば机の巾が120cm、高さ60cm等を使ったりしますが、目安としてはこれで十分。 でも、もっと細かく測りたい・・・。
◆ 先日ユザワヤさんで見つけた目盛りが布テープに印刷されている「メジャーリボン」を購入。 20cm刻みになっていましたが、ま、使えそうかなと作業机の手前に貼りました。 確か120cm購入したのに、2cmも長い!? そうかぁ、布製だから伸びてるんですね~<苦笑>。 始めから、100円ショップのメジャーを買ってきて貼り付けた方が早道だったなぁ・・・。 リボンはあくまで、布の飾りに使うもので、測るものではありませんでした。 失敗、失敗<笑>。
2020.1.24
◆ 当ビル3階にある「よみうりカルチャー自由が丘」様からのご依頼のタッセル体験が、来週水曜に迫っているのに、コラムでご紹介するのを忘れていました~。 担当者の方から参加人数の連絡が来て、ちょっぴり慌て気分<苦笑>。 キット追加しなくちゃ・・。 ご興味のある方は下記開催要領をご覧の上、まだ少しお考えいただく時間の余裕がありますので、更なるご参加をお待ちしております!! お申込みは、直接よみうりカルチャー様まで、ご連絡くださいね。
【開催要領】
◆日時: 2020年1月29日(水) 13:30~15:30
◆場所: 自由が丘よみうりカルチャーセンター3F
◆問い合わせ先: よみうりカルチャー自由が丘、連絡電話番号: 03-3723-7111、担当者・鶴留さん
◆体験内容: 「バッグチャームタッセル」下記写真作品です。
2020.1.21
◆ 予約図書を取り行った際、その通り道にあった古くからの呉服店が店じまいなのか、道具処分をしていた。 すべて無料だったので覗いてみると、その中から「蒔絵のかぶせ蓋の箱」を見つけ頂戴してきた!! 黒漆の部分はだいぶくたびれた感じだが、螺鈿や金を盛った雰囲気はきっと本物!? と直感。 絵柄は、大輪の菊の花が倒れないよう支柱に細い紐で束ねてある。
◆ 昔から蒔絵の美しさに憧れはしても、新品のものを買えば20万くらいと、とても高価。 日本家屋の書院作りの飾り棚に飾られるものであったこの手の箱は、家屋の形態が変わってしまった現代のインテリアにも、十分通用する代物だと思う。 憧れの箱は、ひょんなことで私の手元に来てくれた~。 飾れる物入れとして、自宅のインテリアできっと活躍してくれることだろう!
2020.1.13
◆ 身支度している時、カーディガンの襟をちょっと抑えたいと思い、箱の中をゴソゴソ探したら出てきたブローチ。 大昔にラップスカートのすそを止めていたもので、20年ぶり、いやいやもっと時間は経過しているかもしれない。 古いものはだいぶ処分したのに、生き残っていた・・・!?
◆ これまで注意も払わなかったブローチの表面にある刻印。 「PATRONA BAVARINE 1760、これは一体何? 文字も読めないし・・」。 グーグルで調べたら、なんと1720年のドイツバイエルン州のコインで、それをアレンジしたブローチだと判明。 写真は銀貨の裏面である「子どもをかかえたマドンナ」、裏は確認できませんが「マクシミリアン3世の横顔」かと思われます。 バイエルン州は、皆さんも行かれたことがあるかもしれませんが、あのディズニーのシンデレラ城の参考になったと言う「ノイシュバンシュタイン城」のあるところ。 それにしても1760年は、日本は江戸時代。 ブローチひとつで、ネットの中で休日の一日、ちょっぴり歴史探訪の時を過ごしました~<笑>。
2020.1.9
◆ 昨年秋、某企業からいただいた「展示会」のご案内。 いつもは見ないで削除してしまうメールだが<ゴメン>、何気に見たら写真の人形に目が釘付け・・・。 基本的に人形には全く興味はないのですが・・<苦笑>。 たまたまその時期にタッセルのパーツを作っていて、このパーツを人形のバレエ衣装にアレンジしたら素敵だろうな~、と考えていた矢先のこと。 ひょっとしたら呼ばれたかも~。 苗字も一緒だし・・<笑>。
◆ このドールは、荒木啓子女史のオリジナル作品です。 どこかものうげでもありながら、異文化的なキッチュな雰囲気でもあり、ファンタジックでもあり・・・と、なかなか表現に苦労するところがその魅力なのかと思います。 会場で作家さんにお会いし、私の意図をご説明したら快く一体を分けていただけることになりました。 それが、昨日届きました!! いつもだったら、早速作り始めるところですが、年初からSFもタッセルもちょっと多忙に。 やはり集中して作業をしたいし、完成目標は・・・むむッ、ウ~苦しい!?
★荒木さんのHPのトップページにこのお話しについて掲載がありました。ありがとうございます! 是非彼女のワールドへ→クリック★
2020.1.1
◆ 干支をテーマにしたタッセルを作り始め、今年で7作目となりました。 2020年のタッセルのデザインを考え始めた時、まず最初に思いついたのは、やはり「 ねずみ色」。 グレーカラーを主体に、相性のいい色をちりばめてみました。 カラフルに使った色達は、沢山あるネズミの種類とも解釈することができます。 そして“しっぽ”をイメージしたスカート飾り。 使用したフィギュアは、4~5cm程度で、大きさからしたらマウスの種類に属するでしょうか。 最後にネズミの大好きなチーズ。 チーズを持たせたかったのですが見つからず・・、代わりにドーナツをぶら下げています<笑>。
◆ 生徒さん達から、やはり干支タッセルは年初には飾りたい! とのご希望もあり、実は昨年末から制作に入られた方もいらっしゃいます。 1月7日から教室が開始されますが、干支タッセルの特別講座は、既に準備が整っております。 ご希望の方は是非ご予約を入れてくださいね。
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2019.12.25
◆ 今日は「仕事納め」です。 一般企業より2日ほど早いですが、そこがサラリーマンとは異なり、融通がきく唯一いいところかな~<笑>。 最終日の今日は、どういう訳か駆け込みじゃないですけど(!?)、満席でしたね~。 そして皆さん、私を太らせようともくろむ<笑>「甘いもの」プレゼントを沢山していただき・・・。 ま、クリスマスでもあるので、今回は遠慮なくいただくことにしました<苦笑>。
◆ 今年はどんな年だったんだろう。 当然ながらいい年もあれば、あまり芳しくない年もありますが、不思議に同じ様な「年」はないことに気付きます。 教室はさておき、長年挑戦したいと思っていた、本格的なインテリアデコレーションの仕事にチャレンジできました。 結果を残すために、カメラのマニュアルを必死に読み、にわかカメラマンまでやりました<苦笑>。 三脚を使わないと撮れないので、コラム用写真撮りとは全く違います。 そして、タッセルのコラボレーション領域へも。 今年は”耕して種まく年”だったような気がします。 さて、その種はどんな生育を見せてくれるのでしょうか・・・。 やはり来年も楽しみです!!
◆ 今年も本当に皆さまには大変お世話になり、深く感謝申しあげます。 年内のコラムは本日にて終わりにさせていただきます。 来年もまたコラムのご愛読、何卒よろしくお願いします。 皆様良いお年を!!
【皆さんにいただいたスイーツ・・】
2019.12.21
◆ 11月末にご案内した、特別講座ミンクファーチャーム。 受講生の中のおひとりが、デザインを変えたいとのご希望で、リングを外し普通の紐に変更されました。 付けたいバッグのイメージを持ってらっしゃったようで・・・。 教室では、皆さんのどんなご希望に沿うようにしており、いつも自由度の高いクラスを運営してま~す。
◆ ちょっと時間切れで「残りはおうちで宿題ね。」と言うことにしました。 完成形をエルメスのバッグにつけ、写真を送っていただきました。 いつもの使用は、『バッグの取手にピンクとブルーのリボンを巻いているんだそうですが、それをミンクファーの色合いが同じだったとのことで、今年はシンプルに異なる変化を楽しむ予定です』とのコメントが添えてありました。 これだと一個使いも可能ですもんね~。 Ms. Maki-san, 写真ありがとうございました!!
2019.12.13
◆ アプリのひとつで「Pinterest」と言うものがありますが、これでエリザベス女王の写真を見たことがあります。一度見るとシステムが自動的に見た本人に、”あなたこれも興味あるでしょ”、と言わんばかりに写真が送られてきます。 AIのなせるわざ、なんとも迷惑な話ですが・・・。
◆でもこの中で何気に見た一枚の写真に思わず「え~、まるでカラーホィールか!!」と吹き出してしまうものがありました。 女王が着用しているファッション写真を並べたものです。 確かに、柄物の生地があまり登場しない女王の新しいお仕立てファッションは、結果として異なる色物になってしまうのでしょうか~!?
◆ 「Color Wheel: カラーホィール」とは、赤・黄・青の三原色を基準とした12色をサークル上に配置したもので、デザインを少しでもかじったことのある方にとってはお馴染みのもの。 あなたはこの系統の色が似あいますよ、なんていう「パーソナルカラー診断」なるものは女王にはまったく通用しない世界のようですね<笑>。 コラムのタイトル写真の色鉛筆のよう・・・。
Picture source : Uber Humor